植物写真家・鈴木庸夫 自然を楽しむ     2024年4月21日


若葉・ケヤキ
東京都練馬区にて4月20日撮影


雑木林を歩いていてケヤキの大木の下に立ちどまり
見上げると陽を受けた新緑の葉に目が向きカメラを向け、
青空を背景に流れる雲が面白く撮ることに・・・
歩いているとどこを見ても面白く楽しい時間が過ごせます。

それとは別にいつもの散歩道で
去年も一昨年もここでキンランを見たのに今年は遅いなぁ・・・
との思いでしばらく前から気にしていて
去年よりも花数が少なく小柄な株でも今年も撮ることに。


キンラン
東京都西東京市にて4月18日撮影


このニリンソウの場所は
今年はもう終わっているかなとの思いで尋ねると
まだ咲いてくれていて撮ることに。


ニリンソウ
埼玉県新座市にて4月16日撮影


近場の散策は‘あそこはどうかな’‘ここはどうだろう’などと
毎年、過去の記憶をたどりながらの散策となりそれを楽しんでいます。

2024/4/21 記

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ヤマコウバシの花
4月10日に石神井公園(東京都練馬区)にて撮影


木の花の中でヤマザクラやユキヤナギ、ヤマブキなど
春を実感させられるような花があるなかで
このヤマコウバシの花はその木に近づいて
枝先を見て‘今年も咲いた!’とわかるような木もあります。

写真のこのヤマコウバシは紅葉した頃から
冬、落葉することのない枝先についたままの枯れ葉を見ていて
春先冬芽が膨らんできて、枝先の葉が落ちて、
それでもまだ花は咲かず、
ようやく4月10日に見かけたときに花が咲いていて・・・
満開のソメイヨシノを見て春を実感するのと同じほど
今年も待ちに待った春が来たんだと思わせてくれた花なのです。

    ・ ・ ・


ツルカノコソウ
4月4日に高尾山(東京都八王子市)にて撮影

しばらくぶりに足を向けた高尾山では
スミレの仲間などは終わり気味でしたが
咲き始めたツルカノコソウなどもあり楽しめました。

季節が進むにつれ順々に咲く花たちと
次はなんの花と出会えるかとの思いで出会いは嬉しいものです。
最近、雑務に追われ思うように身動きが取れないなかで
そうした花との出会いのためには
なによりもフィールドに足を向けることが重要だと思いますョ。

2024/4/14 記

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満開のエノキ
東京都調布市にて4月7日撮影


ヤマブキソウ咲く
調布市にて


セキショウ咲く
東京都東久留米市にて4月6日撮影


ヒトリシズカにぎやかに咲く
東京都練馬区石神井公園にて4月1日撮影

東京はソメイヨシノの満開があり
近場を散策してみるとソメイヨシノばかりではなく
春の花たちはいっせいに咲きだしていて
今週はそうした花にカメラを向けました。


クスノキの芽吹いた葉と散る葉
東京都調布市にて4月7日撮影

このクスノキも芽吹いた葉と散り去る葉の
世代交代の様子が枝先で見られましたが
春爛漫のこの季節にフィールドを歩いていると
去年の春、この道で見た花と今年の花は同じようでも
植物たちは一年を経て咲いた次の世代の花で
去年とは違う次の世代が作っている風景なんだと思いあたり
しみじみとした気分で春を楽しみました。

2024/4/7 記

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ジロボウエンゴサク
埼玉県新座市にて3月28日撮影
よく足を向ける近場の散策路では
ジロボウエンゴサクと出会える場所は雑木林の道沿で
わずかにあるのはわかっているので
この日はそれを確認しながら歩いていくと
花はあと数日後かなというような状況。
そんな中でひと株だけ咲いているのを見つけ撮影開始!

考えてみるとこの花はこうして毎年カメラを向ける花なのです。

    ・ ・ ・


ムラサキケマン
東京都練馬区にて3月31日撮影

ケシ科の同じ属でもこのムラサキケマンは
近場に多くあり、しばらく前から咲いてはいたものの
見かけてもカメラを向ける気になりません。
しかし植物にとってこちらの評価は関係ないわけで
久々にカメラを向けることにしました。

    ・ ・ ・


コデマリの蕾
練馬区にて

木々の花もこのコデマリのように
すぐ咲きそうな蕾をよく見かけますが
あと数日で東京のソメイヨシノも満開となることでしょう。
植物たちも、昆虫たちも、野鳥たちも
春を感じ活動が活発になりつつこの時期、
自分自身としては浮かれてばかりはいられません。
‘もう歳なんだからと’自分に言い聞かせ
体調に気を使い自重せねば!

2024/3/31 記

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近場の散策で今週出会った花たち


アセビの花
東京都調布市にて3月20日撮影


ショウジョウバカマの花
埼玉県新座市にて3月19日撮影


サンショウの芽吹き
東京都西東京市にて3月24日撮影


ヒメウズの花
東京都練馬区の石神井公園にて3月24日撮影


ミツガシワの花
石神井公園にて

数日前、通りかかった時はまだ蕾だったのに
その蕾たちがもう咲くというようなことを目にして
多くの花たちと出会う季節となりました。

花ばかりではなくこのサンショウの芽吹きのように
木々の枝先も葉が一斉に芽吹てきていて
‘春が来ましたねぇ’と
つぶやきながらのウォーキングを楽しめます。

    ・ ・ ・
ところで先週このページで石神井公園の三宝寺池の水辺の
ヒメリュウキンカのことを書きましたが
今日は近くにある雑木林の林床でヒメリュウキンカを見かけました。


ヒメリュウキンカの花
東京都西東京市にて3月24日撮影

この植物は水辺も好きですが
こうした乾いた林床でも最近よく見かけるようになりました。
環境にどれほど広がってしまうのか
帰化植物としての恐ろしさを感じる植物の一つだと思います。

2024/3/24 記

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今日は春の花を探しての近所にある石神井公園の散歩です。
出会った花は色々ありましたが、
見かけて嬉しかった花を2つ載せますね。


アマナ
石神井公園にて3月17日撮影


センボンヤリ
石神井公園にて

公園で花を探しなら三宝寺池の水辺の道を歩いていると
ここでは今まで目にしなかった葉がたくさん出ていまます。
これはひょっとしたら帰化植物のヒメリュウキンカではないかな?
と思いつつしばらくあるいていくと・・・


ヒメリュウキンカではないかと思った葉

しばらく行くと花の咲いている群落をみつけました。


花の咲いたヒメリュウキンカたち

あと数年するとこの池の水ぎわは
この花で覆い尽くされるかもしれません。

どうしたものかなぁ・・・

2024/3/17 記

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サンショウ
西東京市にて3月10日撮影


ニガキ
西東京市にて


ツクシ(スギナの子
西東京市にて

このところ実生活でいくつかのアクシデントに見舞われ
対応に時間が取られたましたが
今日の午後は気分転換にと近場を散策。

フィールドでは寒さが続いていたせいか
春の訪れはは遅々たるもの。
それでも枝先の冬芽を見ると皆膨らんできていて
葉痕が顔のようなサンショウやニガキは微笑み気味。

季節にもそして自分にも穏やかな日々が来ることを祈りつつ
静かな気分で散策を楽しみました。

2024/3/10 記

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ニワトコ
石神井公園にて3月1日撮影


ユキヤナギ
石神井公園にて3月3日撮影


シダレヤナギ
石神井公園にて

三寒四温という言葉が思い浮かぶこの時期ですが
今年は例年よりも気温の振れ幅が大きいようで
初夏のような陽気になった数日後
雪がちらつく真冬のような日が訪れたりとジェットコースターのよう。

しかし、最近の天気予報は数日後ぐらいまでは
一時間単位の気温、風の強さ、
雨の場合は降雨量などの予報がありそれがけっこう当たるので
行動予定が立てやすいのですよね。

そんなわけで寒い日は家にこもり 陽気の良い今日は石神井公園へ出かけ
春を探してのウォーキングで、
ランチタイムは公園の茶店の日のあたるベンチで
親子丼とおでんを楽しみました。

2024/3/3 記

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ウォーキングしていると春間近のこの時期
気になるのは今年始めて見かける花々です。
今週はそんな花たちを見てください。


アセビ
東京都調布市にて2月20日撮影

今の時期、アセビたちはまだ蕾ですが
気の早いこの株はすでに満開でした。


ユキワリイチゲ
神代植物公園にて2月20日撮影


モクレイシ
神代植物公園にて2月20日撮影


ヤマネコノメソウ
石神井公園(東京都練馬区)にて2月24日撮影

いつもの散歩道で咲くのを待っていたヤマネコノメソウ。
今週は咲いてくれていました。

2024/2/25 記

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モズ
埼玉県新座市にて2月17日撮影

冬の散歩で出会うモズは
農業用の支柱や鉄柵の上にいることが多くなかなか絵になりません
この日は冬枯れのエノキを背景に細枝にたたずんでいたので
気配に気づかれないように観察を続けました。

野鳥は種類ごとに印象がそれぞれ違いますが
モズは孤高な武士のような感じで好感が持てて
見かけただけで嬉しくなります。

    ・ ・ ・


セツブンソウ
石神井公園(東京都練馬区)にて2月17日撮影

公園の一角に植栽されているセツブンソウですが
凛とした雰囲気で咲いていたので
よく撮影に通った自生地を思い出しながカメラを向けました。

2024/02/18 記

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アオキ・淡雪
高尾山にて2月5日撮影

関東地方南部は雪となるとの予報があり
雪支度を整え高尾山へ。
高尾山駅につくとすでにみぞれ模様。
山道を歩きだすとみるみる積りはじめ
木々の枝や葉につく雪が面白く撮影に没頭。


クロモジ・淡雪


ヌルデ・淡雪


ヤマアジサイ・淡雪

豪雪地帯の雪景色も良いものの
低山の降り出したばかりの雪も十分楽しみました。


雪の積もった高尾山山頂にて
2月6日撮影

2024/02/11 記

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ハンノキの花
石神井公園にて2月3日撮影


色づいてきたシダレヤナギの枝
石神井公園にて


クサボケの花
東京都西東京市の雑木林にて2月4日撮影

いつもスマホを持ち歩いていて
ちょっと気になるお店やバス停の時刻表など
スマホを使ってメモ代わりに写真を撮るのですが
風景や花の撮影は画素数の多いカメラで撮りたいと
散歩などフィールドに出歩くときは
いつもミラーレスを持ち歩いていますが
この時期の撮影の対象は‘春の気配’になります。
しかし冬真っ盛りでカメラはなかなか使えません。
そんななか今回ようやく撮れた写真は
満開ですが目立たないハンノキの花、
冬芽が膨らんできたもののまだ咲いていない
シダレヤナギのちょっと明るい色合いになった枝。
そんななかで一番は
雑木林の片隅で咲いていたクサボケ花です。

いつもの散歩道で初めてクサボケの花を見つけたので
今週はラッキーだな。

2024/02/4 記

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キヌヤナギの冬芽
1月27日撮影

ウォーキングコースの一つ東久留米市の川沿いの道でのこと。
春の花と出会えないものかと時間をかけてゆっくり
あちこち探しながら歩き続けたものの目につくのは
木の枝先につくセンダンやムクロジの実などばかりで花はまだまだ・・・
そんななかキヌヤナギの枝の冬芽の芽鱗の
外れて花が見えて来そうな様子に目がいきました。

    ・ ・ ・

話はかわりますが
僕としては自分の住んでいる地域に分布する野草のなかから
この花を見たらその季節だという指標の植物を季節ごとに決めていて
春の訪れはヒメウズの花を見かけた日なのです。


ヒメウズの花
東京都練馬区にて1月26日撮影

数日前いつもの散歩コースの草むらで
ことし初めてヒメウズの花を見つけました。

そういう訳で
‘まだ寒いけど今年も春がやって来た!’
と、決めました。

2024/01/28 記
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水滴をつけてホッとしているようなスイカズラの葉
西東京市にて1月21日撮影

東京周辺では暮から雨が降らず乾燥注意報が出ているなか
近くの小さな川もほぼ枯れてしまうほど。

そんななか、昨日から待ちに待った雨が降り
今日の午後まで降っていましたがそろをろやむ頃だろうと
雨具に身をかためて近所への散歩へ。

気温も上がり雨が上がった雑木林では
タイミングを待ってたとばかりにやってきた
メジロ、カワラヒワ、ツグミ、ムクドリたちを見かけ双眼鏡の出番です。

寒さのためか乾燥のためか常緑の葉をまるめているスイカズラも
水滴を浴びてホッとしているよう・・・

穏やかな気分での夕暮れ散歩を楽しみました。

2024/01/21 記
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ニラの実
西東京市にて

先週は近場の散策では何か花と出会えないものかと
四方を見回しながら歩くことがあったのですが
まだ何の花とも出会えないものの
ふと目をやるとニラの実が咲いていて…ではなく開いていて
中の種子が見えていて花と出会えたような気分。

しばらく行くと終わった花を沢山つけているチャノキがあり
咲き残った花はないかと探しまわり
一輪だけ、花を見つけました。


チャノキの花
1月13日西東京市にて

    ・ ・ ・

昨夜東京では大学ラグビーの決勝が中断されるほどの雪が舞い
今朝は今年一番の低温となり我が家の池も凍ったので
石神井公園はどうかと足を運んでみると
コオホネの群生地では薄氷が一面に張っていて
ハシブトガラスが集まっていて
丹念にコオホネの実をついばんでいるようでした。


氷上のハシブトガラス
1月14日石神井公園にて

水鳥でないので食べたくてもふだんはそこに行けないわけで
チャンスとばかり食べに集まってきているようでした。
食べ物の少ない冬、どこで何が食られるか、
多くの知識があるのでしょうね…きっと。

2024/01/14 記
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ウメの冬芽の賀状



賀状に使ったもうすぐ咲くはずのウメの冬芽のフォト
12月30日我が家の庭(練馬区南大泉)にて撮影

今年の賀状はナンテンの赤い実のフォトと
もう一つは我が家の庭のウメの冬芽の枝を切り
撮影したものの2種を作ったのですが
撮影後枝を暖房の効いたキッチンルームに置いていたら
蕾が膨らみ咲きだしました。


キッチンルームの咲いた梅の枝・実はキカラスウリ
1月7日撮影


    ・ ・ ・

フィールドのウメの咲き具合はどうだろうと
石神井公園の梅園へ行くと白梅はすぐにも咲きそう。


今にも咲きそうな白梅の蕾
石神井公園にて1月7日撮影

紅梅はというと早くも咲いていて・・・
2024年の花の時期はやはり例年とは違ってくるのかな?


すでに咲いていた紅梅
石神井公園にて


2024/01/07 記
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2024年1月1日の朝
石神井公園にて

明けましておめでとうございます。


元旦の朝 陽光を浴びつつ雑木林で空を見上げると、
なにか・・・感謝の気持ちになり何に対してかわからぬまま
「ありがとう・・・」とつぶやいてしまいました。

地球のステキな自然に対してかな?
これまで生きてこられたことに感謝かな?

今年もよろしく!
    ・ ・ ・


フヨウの枯れ枝に飛来したガマの種
2023年12月29日石神井公園にて撮影



もうすぐ咲くはずのウメの冬芽
12月30日我が家の庭(練馬区南大泉)にて撮影


2024/01/02 記
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見上げたケヤキの枝
石神井公園にて12月24日撮影


木々はほぼ葉を落とし冬のたたずまい。
多くのケヤキは葉を落ときったのに
このケヤキの枝には小さな葉が残っている?
このケヤキの枝にはケヤキの実と小さな葉が落ちずについていて
枝ごとちぎれて風に舞い、
葉を飛ぶための翼がわりにして種子を遠くまで飛ばす戦略で
冬の強い風を待っているのです。


舞い落ちたケヤキの枝
石神井公園にて12月8日撮影


冬の散歩ではこうした植物ごとの戦略が見えてきて
この植物はこういう戦略をとっているのかな?ななど
いろいろ推理を楽しみながらの散策が楽しめます。


色づいてきたキカラスウリ・その戦略は?
西東京市にて12月22日撮影



若い実は下を向くアレチノギク・その戦略は?
西東京市にて


今年もあと数日となったこの時期ですが
やらなくてはならないことは山ほどあるなか
なにも手がつかず(手をつけず)、静かにクリスマスイブの晩を過ごしています。

2023/12/24 記
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暦通りの寒い日が来たなと思っていると
夏が戻ってきたたかというような暑い日があったりと
冬に入るこの時期なのに天候に振り回されています。
そんななか今日はやや寒く、
雑木林に行ってみると紅葉が残る木はわずかとなり冬を感じます。


残る色づいた木
西東京市にて12月17日撮影

散策をつづけていると家庭菜園では皇帝ダリアも花が散り
実が目につくようになってきていたのでカメラを向けました。


皇帝ダリアの若い実
西東京市にて

先日は打ち合わせのため都心部へ。
初冬の様子が見たいとの思いで時間をつくり皇居の東御苑を散策。
色づいた葉まだ多く紅葉の雰囲気が残っていたのですが、
すぐにでも咲き出しそうなソシンロウバイの蕾や
だいぶ葉を落とし実が目立っていたウツギの方にカメラを向けました。


ソシンロウバイの蕾
皇居の東御苑にて12がつ13日撮影


ウツギの実
東御苑にて

今年ももうわずかとなり
数日前は友人たちとの忘年会で熱海への一泊旅行へ。
翌日は釣り目的で海辺を散策。
海岸ではいい状態のキダチロカイの花が見られました。


キダチロカイ
静岡県熱海市網代にて12月16日撮影

2023/12/17 記
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ミズキ
練馬区東大泉にて12月10日撮影


イロハモミジ
練馬区石神井公園にて12月8日撮影

12月に入ったと思ったら日にちがどんどん過ぎていき
新年の到来はもう目の前。
やらねばならないことが押し寄せていて、どうしたものかなぁ・・・
そんななかでも近場の散策で
最後の色づいた葉を見ていると気持ちが和みます。

    ・ ・ ・


オリーブの実
12月6日夢の島公園にて

数日前、久しぶりに江東区の夢の島公園へ行きました。
珍しい樹木も植えられ東京湾の水辺に広がる公園なので
海浜植物も多く「小さな旅」という気分。


ツルソバの花
夢の島公園の水辺にて

ほかでは目にすることがあまりない帰化植物のハコベホオズキが
公園内のいたるところで見られ
くさはら一面に広がっているところなどハコベホオズキの畑のよう。
帰化植物は心地よい居場所を見つけると大繁殖することがあり
その繁殖力に恐ろしさを感じます。


ハコベホオズキの花
夢の島公園にて

2023/12/10 記
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先週はデスクワークに追われ
カメラを肩にのウォーキングは欠かさなかったものの遠出はせず
近所の空き地や公園などでこうした写真を撮りました。


オニノゲシ
練馬区東大泉にて11月28日撮影

オニノゲシはヨーロッパ原産の帰化植物で花季は春から夏なのですが
晩秋のこんな時期でも多くの株を見かけしっかりした花を咲かせています。
本来この時期に花は見られない春の花、
例えばサンガイグサとかオオイヌノフグリなどもけっこう盛大に花が見られます。
こうした現象、最近言われている地球沸騰化の影響かも・・・

    ・ ・ ・


コブシ
東大泉にて


コブシ

コブシの実が裂けてギョロ目のように見えるのは
初秋、その目が真っ赤な時期に面白いのですが
この時期茶色くなって印象も変わり
それなりに面白かったのでカメラを向けました。

枝先にぶら下がっている多くの実から
撮影したくなる面白いものを探すのはけっこう楽しいものです。

2023/12/3 記
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イヌザンショウの残った実
神奈川県湯河原町にて11月25日撮影


クロモジの色づいた葉と冬芽
神奈川県湯河原町にて11月25日撮影


海岸で咲き残っていたイソギクの花
神奈川県小田原市にて11月26日撮影

同世代の友人が亡くなったとのことで昨日からの一泊で
お悔やみのためお住まいだった神奈川県の真鶴市を訪ねての小旅行。

ついでに時間をとってその地域の山や海を散策。
暖地とはいえ気温も低く心が沈んでしまう考えさせられる旅でした。

2023/11/26 記
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東京都西東京市にて11月19日撮影

今週は原稿書きに追われ
このページに載せる写真を撮っていなかったので
近所の雑木林にウォーキングを兼ねカメラを肩に散歩にでかけました。
雑木林では先ず朝の陽を受けて色づいたケヤキにカメラを向け


西東京市にて

足元を見ると落ち葉にあたる陽光と木々の影が面白くて撮ることに。


西東京市にて

雑木林を抜けて住宅街を抜ける道を歩いて行くと
鈴なりに実がなる柿の大木があり望遠レンズを向けました。

秋ですねぇ・・・

東京郊外では秋真っ盛り!
原稿書きの合間のちょっとの散歩でも十分秋を味わいました。

2023/11/19 記
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ムラサキシキブ
牧野記念庭園(練馬区東大泉)にて11月9日撮影

牧野記念庭園は植物学者牧野富太郎氏のかつてお住まいで
我が家からも歩いていける範囲にあります。

彼を描いたNHKの朝ドラ「らんまん」をやっていた頃は
通りかかると人であふれていて足が遠のいていたのですが
人も少なくなってきたのでしばらくぶりに散策。
色づいた実や残り少なくなってきた秋の花を楽しみました。


トウチャ(唐茶)
牧野記念庭園にて

チャノキの花よりやや大きいトウチャは中国原産とのことで
身近には植えられているところは少ないので
ここで花が咲くのをたのしみにしている植物の一つ。


ノコンギク
牧野記念庭園にて

普通に出会える野菊の代表ノコンギクですが
なぜか東京郊外の我が家のちかくにはあまりなく
植栽された牧野記念庭園での花がこの秋は初見。
旧友に出会った気分でカメラを向けました。

2023/11/12 記
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ナワシログミ
石神井公園(東京都練馬区)にて11月2日撮影

先日大きなお花屋さんで切り花を見たのですが
あふれるばかりの色とりどりの花が売られていてそのなかから
我が家の食卓にかざるためエゾリンドウの園芸種、ピンクの小さなバラ、
アストランティア(セリ科)という花を求め楽しんでいます。



フィールドに出るとめっきり花が少なくなり
花を見かけるとよくある花でも親しみがわき撮影を楽しみます。


ショウジョウソウ
練馬区南大泉にて11月1日撮影

冬を前にしてやがて命を終えるだろう虫たちもよく見かけます。


オオスズメバチ
西東京市にて11月1日撮影

クヌギの樹液に集まっていたオオスズメバチたちは
カメラを30センチほどに近づけても動きは緩慢で
こちらを警戒することなく樹液集めに没頭しておりました。

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朝日を受ける鳥甲山
長野県栄村にて10月26日撮影

猛暑のためか今年の紅葉は色づきが良くないとの話を耳にしますが
先日訪ねた新潟県から長野県にまたがる秋山郷では紅葉の色づきもよく
カメラを持った散策では楽しい時間を過ごしました。


ダイモンジソウ(ユキノシタ科)
新潟県津南町にて10月25日撮影


マユミ(ニシキギ科)
長野県栄村にて10月26日撮影


サワアザミ(キク科)
新潟県湯沢町にて10月26日撮影

泊めて頂いた宿のご主人の話では
鳥甲山は数日前に頂上付近に冠雪があったそうで冬間近。
植物たちも住んでいる人たちもやがて来る雪に備え
冬越しの準備をしているように見えました。

2023/10/29 記
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多摩川中流域の水辺
東京都府中市にて10月20日撮影

水辺の植物を見たくてこの日は多摩川の河川敷を散策。
風が強い日で、水生植物はあまり見当たらず成果もあまりなく終了。
よく歩いただけの運動日となりました。

    ・ ・ ・


カラスウリ
石神井公園のいつもの散策路にて10月21日撮影

この日確認した水辺の植物はゴキヅルでしたが
実が育っていたものの写真は撮らず
三宝寺池の水辺の木に絡まるカラスウリを撮影。

    ・ ・ ・


ミゾホオズキ
埼玉県新座市にて10月22日撮影

今日は新座市に流れる黒目川周辺を散策。
まだミゾホオズキが咲いていて水の流れを背景に撮影。


丸い葉の植物。

すぐ近くに丸い葉の植物が・・・、
これは何かな?・・・アブラナ科かな?
毒はなさそうなので葉を口にしてみたらクレソンの味でした。

2023/10/22 記
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マヤラン
武蔵野市の公園にて

9月16日に掲載

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このマヤランの株はどうなったのかと先日この公園に行ってみたところ
花はすっかり終わっていたものの実ができていてこのあと種子ができるか
その種子の形はどんなかなと、今後も楽しみ。


マヤランの若い実
10月11日撮影

まだ咲き残っているマヤランはないものかと散策を続けると
他のマヤランの株も花はほぼ終わってはいたものの
サガミランの花を見つけました。


サガミラン
武蔵野市の公園にて10月11日撮影

マヤランとサガミランは花の形はよく似ていてともにシュンラン属で
花の咲く時期は同じだろうと思いこんでいたものの
この場所ではサガミランの花季が遅いようでした。
近縁なので異種間での受精をしないためかな?

その後は並区の公園に移動。
こちらでは真夏の花だと思っていたアサザが満開でした


アサザ
善福寺公園にて

    ・ ・ ・

近くを散策していて以前はよく目にしたカントウヨメナとなかなか出会えません。
この日は小平市の霊園にお墓参りに行ったのですが
カントウヨメナがキレイに咲いてくれていて撮ることに。


カントウヨメナ
10月14日小平市にて撮影

時期になると咲く花たちとの出会いは嬉しいものです。

2023/10/15 記
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ユウガギク
石神井公園(東京都練馬区)にて10月8日撮影

散策していて葉が出てきた頃から目にしていたユウガギク。
今日通りかかると花盛りなのでカメラを向けました。
毎年花を見かける野生の花を見ると
「これが咲く時期になったんだな」と
季節の移り変わりを実感させてくれて好感が持てます。


アレチヌスビトハギの実
石神井公園にて

そんななか、この外来種であるアレチヌスビトハギの実は
草地を歩いているとズボンの裾についてしまい
うっかりしていると
他の地域に分布を広げる手伝いをさせられているのかと思うと
悪い印象しか持てません。

    ・ ・ ・


ムカゴイラクサ
明治神宮(東京都渋谷区)にて10月6日撮影

以前見かけた植物たちを訪ねて回ったのですが
すでにまったく見られなくなってしまったものも多く
ムカゴイラクサはどうかなと足を運んで見たところ
以前と同じようにいきいと茂っていて
「また会えたね、元気そうだね」と声をかけてシャッターを」切ったのですが
ついうっかりい棘に触れてしまいました。
植物たちにとっては
こちらの好感も嫌悪感も関係はないわけだけど
痛い思いをさせられました。

2023/10/8 記
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9月の上旬のことですが湿地に咲く花ヤノネグサが見たくて
昔それを見たことがあるところに行っみるとまだ咲いておらず
10月にもなったことだし、そろそろいいだろうと行くことに。


咲いていたヤノネグサ
埼玉県所沢市にて10月1日撮影

咲いてくれていました。


ヤノネグサの花アップ

近くの稲刈間近の田んぼの畦道や近くの湿地を見て回ると
同じタデ科のウナギツカミの花など湿地の花たちが出迎えてくれます。


ウナギツカミ
所沢市にて


ハシカグサ


イボクサ

猛暑が過ぎた今、湿地に咲く花たちは元気に咲いています。

    ・ ・ ・

今日のもうひとつの目的は
図鑑の記載ではセンニンソウは葉柄が他物に巻きついて
他の植物にからまるとのことでその様子が見たくて行ってみることに。


巻き付いていたセンニンソウの葉柄

たしかに普通の葉は多いものの
必要のあるところの葉は葉柄が絡っていてその戦略に脱帽。

センニンソウは花や葉、実、種の形などは知ってはいるものの
その植物を深く知るということはけっこうタイヘン、
ツルの伸びる様子などは見落としていましした!

2023/10/1 記
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ゴキヅルの花

散歩コースの一つ石神井公園でのこと。

以前は水辺に生えるゴキヅルは三ヶ所確認していたのですが
今年はその一つが消えて二ヶ所だけとなりなり
行くたびに残った二ヶ所のゴキヅルの成長具合を観察。
「芽吹いてきたな・・・」
「葉も大きくなってきてツルがだいぶ伸びてきた!」
などと見ていたのですがなぜか花の咲くのが遅く、
猛烈な暑さのせいで今年は咲かないかもと思っていたところ
今日行って見ると花がたくさん咲いていて一安心。
ルーペを取り見てみるとその元気な様子が嬉しくて撮影開始。


花のアップ



若い実もできていて、とりあえず一安心・・・

21:32 2023/09/24 記
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オニヤブソテツ
神田川(東京都三鷹市)の水辺にて9月16日撮影

「改訂版散歩で見かける・草花雑草図鑑」の
再度の改訂版を出すための作業をすすめているのですが
構図の変更や拡大写真を入れる必要がでてきて
それらの撮影のため昨日は武蔵野市三鷹市付近を散策。

上の写真のオニヤブソテツはその一つですが
海岸近くに自生する本種は昔からよく庭などに植えられていて
散歩で見かける植物としてそんな雰囲気がいいのではと
散歩道の水辺にあったこの株を撮りました。


センニンソウ
武蔵野市の公園にて

このセンニンソウもその一つで
花がよく分かるように撮ったアップ目の写真です。

ページのどの位置に入れる写真というのがわかっているので
構図を練るとき迷わずシャッターが押せて快適に撮影が進みました。

    ・ ・ ・

作業が終わり気楽に散歩を続けていると足元にマヤランが!


マヤラン
武蔵野市の公園にて

公園の歩道沿いの草地との境目に咲いていて
誰かが踏まれないようにまわりを小枝で囲って保護してくれていて
「実ができるまで踏まれなければいいね」とつぶやきつつシャッターを切りました。


公園の歩道際に咲くマヤラン

 記
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今日見た花1・メハジキ
秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)にて9月10日撮影


今日見た花2・カントウヨメナ
荒川彩湖公園(埼玉県さいたま市)にて


今日見た花3・トキンソウ
荒川彩湖公園にて

湿地を好む植物が見たくて荒川の河川敷にある公園を散策。
運動広場やサイクリングロード、水辺の広場などは多くの人で賑わっていましたが
夏草が茂る湿地の中の散策路はひとけはなくマイペースで散策を楽しめます。
しかし聞こえてくるブラスバンドの練習の音や
模型のレースカーの走行音、運動する人たちの叫び声などが四方から聞こえ、
それも音量が高く居心地の悪い思いをしました。

    ・ ・ ・


昨日見た花・アオオニタビラコ
練馬区東大泉にて

春の花のオニタビラコの仲間のひとつアオオニタビラコは
花季が長く9月のこの時期でも近所の散歩道でちらほら見かけますが
この株は葉は若い感じで花も咲いたばかりのよう。
そういえばしばらく前は探しても出会えませんでした。

猛烈に暑い時期は休んでいたのかな???

 記
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クルマバザクロソウの今日の花が終わった株(8月27日16時5分撮影)

花は、明日撮ろうかな・・・

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上の写真は先週載せた花の咲いていないクルマバザクロソウですが
翌日28日朝の8時45分に同じ株を撮りましたがほぼ満開!


クルマバザクロソウの花
東京都練馬区にて8月28日8時45分撮影

多くの花たちは種類によってそれぞれ時間を決めてきちっと咲いていて
暑さで時間にルーズ気味になる我が身を振り返ると関心させられます。

    ・ ・ ・


ヘチマの花
埼玉県新座市にて9時42分撮影

このヘチマの花は新座市の家庭菜園で撮ったものですが
朝とはいえすでに強烈な太陽をうけて咲いていましたが
この花は午前中は元気に咲く花で
夕方には萎れています。


小さなヘチマの実

この日は水辺を遡りながらのウォーキングでしたが
今年も保護されているタコノアシの花が見頃を迎え
アピールの強い花ではないので目を止める人は少ないものの
存在感を十分に発揮して気高く咲いておりました。


タコノキの花
東京都東久留米市にて撮影

22:34 2023/09/03 記
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クルマバザクロソウの花

この写真は2021年の9月21日に神奈川県江ノ島鵠沼海岸で撮った写真ですが
今朝、ウチの近くのコンビニに買い物に行ったとき
歩道の一角に咲いていたクルマバザクロソウがこんな様子で咲いていて
今日のこのページのテーマは夏に咲く道端の小さな花にしようと思い
これから下に載せる写真は
今日の午後カメラを肩に近所でのウォーキングて撮りました。

    ・ ・ ・


貼り付いた草
東京都練馬区関町南にて8月27日に撮影

遊歩道をあるいていると路面を覆う緑が・・・
近づいてみると帰化植物のヒメイワダレソウでした。


東京都杉並区善福寺にて
ヒメイワダレソウ


ヒメイワダレソウのアップ

しばらく行くと歩道に貼り付いた草が・・・これはコニシキソウですな。


コニシキソウの花



コニシキソウの花アップ

善福寺公園にたどり着き足元を見ると
これは;;;キツネノマゴですな。

これも、けっこういい雰囲気。


>キツネノマゴ
善福寺公園にて


キツネノマゴ・アップ

今日のテーマとしてはこの花を入れもいいでしょう。

ウォーキングも終わって自宅近くにたどり着き
今朝見たクルマバザクロソウはと見ると午後の陽をうけて
朝見た花はみな終わってました。


クルマバザクロソウの今日の花が終わった株
練馬区南大泉にて


クルマバザクロソウの蕾

花は、明日撮ろうかな・・・


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キセワタの白花
石神井公園(東京都練馬区)にて8月18日撮影


ヒツジグサ・木漏れ日
石神井公園にて

暑い日が続いていて
夏はいつ終わるのだろうかと心配になりますが
いつの間にか夕暮れが早くなってきて
雑木林を見上げると木々はなんとなく秋の気配。
夕暮れには秋の虫達の鳴き声が聞こえてきます。

出かける機会がなかなか作れなかった今シーズンですが
季節の移り変わりを見ていると
こちらが動かなくても、
フィールド自体が舞台を入れ変えてくれているようで
寒くなってくるのがちょっと楽しみ!


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今年も咲きだしたキツネノカミソリ
埼玉県新座市にて8月12日撮影

植物たちは種類によってここのところ猛暑続きで
あまり元気がなく花が少なくなるものがあり
この地域ではもう生きていけないのかもと心配になったり
いつもより元気そうに居心地が良さそうに咲くものなどもあったりしますが
そろそろ咲くころだろうと行ってみたキツネノカミソリのここの群落は
ほぼ例年通りのタイミングでたくさん咲いていました。
そうかと言って「良かったぁ」と言い切れないところがあります。
それはここは熱心な方々がこの時期にたくさんの花が咲くようにと
一年を通して下草を刈ったりなど管理をしている所で
林縁などに咲くキツネノカミソリは見かけることが少なくなったような気が・・・

世界のどの地域でも異常気象が報道されていますが、
それぞれの地域に住む人たちがその地域の植物を観察し報告しあうことは
対策をたてる上でも重要なんじゃないかと思いますね。


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昨日見た花・ノシラン
石神井公園(東京都練馬区)にて撮影

猛暑との予報が出ているものの
午後も3時を過ぎ気温もやや落ち着いてきたころだろうと散歩へ
つれあいと近くにある石神井公園へ出かけたのですが、
太陽光線はまだ強烈で、日陰を選んでの散策です。

暑くて口も聞かずに二人でせっせと歩いていると
涼しげにノシランが咲いていて、この花をテーマに話題となり
「海沿いの林などでよく見かける花だけどこれは植栽されたのだろうけど
こうした林でも似合っていて、蕾の時期がきれいだね」と、感想をつぶやくと
つれあいは葉を触り
「感触はなめらかで、語源は干したアワビの感触と似ていて
お祝いで使われる熨斗につけられる熨斗アワビのからのようね」との講釈が始まり、
この花のおかげで暑さをちょっと忘れることができました。

    ・ ・ ・


今日見た花・ソクズ
東京都東久留米市にて撮影


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水面に揺らぐ夏の枝
石神井公園三宝寺池にて7月30日撮影

毎日の猛暑で強烈な太陽が照りつけるなか
出かけるときはつば広の帽子とサングラスが欠かせません。
そんななか石神井公園の三宝寺池の<水面沿いの道は
水辺まで木々の枝が伸び吹き抜ける風もあり
貴重な涼を感じられるウォーキングコースですが
今日は日曜日、まだ朝なのに人出が多く
すれ違う人たちにみんな同じことを考えるんだと親近感を持ちました。

    ・ ・ ・


ヤブミョウガの実
石神井公園にて

ヤブミョウガの花の時期は今頃だと思っていたら
もう色づいた実ができていました。
こうしたことも暑さが続き雨が降らないせいなのかも。


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ヤマユリの花
7月19日に高尾山にて撮影

花の撮影を目的にフィールド出かけていた頃は
季節になると当たり前のように出会っていた花たちですが
そうした機会が減ると花を見たくても
住まいの周辺では出会えず季節の移り変わりを実感できません。

そんなわけでヤマユリとイワタバコを見に高尾山へ行きました。


イワタバコの花
高尾山にて

運良くいい状態のイワタバコに出会えたあと沢沿いの道を歩いていると
すれ違う人たちは皆「イワタバコ咲いてました?」と聞いてくるのです。

高尾に来てこの道を歩く人達の目的は僕と同じなんだと実感!
連帯感を感じられてなんだか嬉しくなりました。

    ・ ・ ・


今年始めて見たウバユリの花
7月22日に石神井公園にて撮影


近所の雑木林のわきで見かけたヒメイヌビエ
7月23日西東京市にて


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クヌギの大木
西東京市にて2023年7月16日撮影

暑くなるとの予報通り気温は朝から30度もあり
日が高くなるにつれますます上昇。

じゃあ、一番暑い時間帯に近所を散策してみようと
日傘を差してでかけてみると人通りは少なく、
強烈な太陽が照りつけるものの風は無く、
クヌギの森は‘静寂’そのもので、
他に見かけた植物たちも出会った野鳥たちも
暑さを受け入れ、静かに過ごしているような印象を受けました。


蕾のついたヒメムカシヨモギ
西東京市にて


たガガイモの花
西東京市にて


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ヤマアジサイの花
7月7日に奥多摩にて撮影

奥多摩では深山と言える三頭山周辺を散策。
花にはあまりみかけませんでしたが森でひっそりと咲くヤマアジサイに出会ったり、



望遠レンズでかろうじて撮影できたサンカクヅルの花を見つけたり・・・



ヤマグルマの実があったりでしたが、
野鳥はオオルリ、ミソサザイ、アカゲラなどの鳴き声や姿が見られたりと
良い時間が過ごせました。
このところ雑務に追われバタバタしていますが
時間を工面してフィールドに行けて楽しめました。

    ・ ・ ・


今日近所で見かけた花・アオギリ


花のアップ
武蔵関公園(東京都練馬区)にて7月9日撮影


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タケニグサ・雨の日の雑木林に咲く
西東京市にて6月30日撮影


サトイモの葉・雨の日の畑にて
西東京市にて


雨の日のヨウシュヤマゴボウの花
西東京市にて

梅雨のさなかのこの時期、
曇っていても東京では気温も湿度も高く
晴れた日ともなると太陽光線は一年でも最も強く
フィールドで過ごしていると倒れそう。

そんななか(豪雨ではない)雨の日の傘をさしての散策は
のんびり気分で楽しく過ごせます。

日々の雑務に追われているこちらの身としては
よく目にする花たちが新鮮に見え
あちこちカメラを向けての良い時間が過ごせました。


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ウマノスズクサの花
野川公園にて

梅雨のさなかとは言え太陽が照りつけ
気温は30度を超えるような日が続いているなか
時間を見つけ近所を散策していると
今年初見の花たちと遭遇!
季節は進んでいて花は咲いてくれてるんだ、
そうだ、
見たいと思っている花、行きたいと思っている所へは
来年行けるかな?来年こそ行こう!と
歩く足取りも軽くなってきましたョ。


ガガイモの花
野川公園(東京都三鷹市)にて6月24日撮影


ウマノスズクサの花
野川公園にて


イガホオズキの花と実
野川公園にて


ヤブガラシの花
東京都西東京市にて6月25日撮影


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ここしばらくは高齢の親に命の危機が迫り、それに没頭。
外出先も病院関係やそれにまつわる手続き買い物などばかりで
目にした花もそんな用事で動きまわっているときに
街路樹の植え込みの脇で見かけたものや
息抜きの近所の雑木林へのウォーキングで目にしたものぐらい


ねじれていないネジバナ
西東京市にて6月15日撮影


シオデ雄花
西東京市にて6月18日撮影


シオデ雌花
西東京市にて

季節はどんどん進んでいるようで
今シーズンはうかうかしているうちに終わってしまう予感。
6月19日記


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鹿島槍ヶ岳を望む
6月6日に長野県大町市にて撮影


トチノキの咲く森
大町市にて


ヤマホタルブクロ
長野県生坂村にて


ミヤマナルコユリ
6月7日長野県白馬村にて

長く続いたコロナ禍で遠出を避けていて
それがようやく収まったというのに
このところ、大きなアクシデントに見舞われ身動きが取れませんでしたが
時間の合間を縫って一泊だけとはいえ
青春時代長い時間を過ごした長野県大町方面へ久々に訪問。


都市周辺の劇的な変化(自然の悪化)に比べると
昔のことを思い出させてくれる多くの風景に出会えたり

当時からの友人宅を尋ね元気な姿を見れたりと
良い時間を過ごせました。


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イイギリの若い実
石神井公園(東京都練馬区)にて6月1日撮影


タケニグサの蕾
井の頭公園(東京都武蔵野市)にて5月30日撮影


ハンゲショウの蕾と化粧しかけている葉
石神井公園にて

先週から引き続き今週も大きなアクシデントの渦中にあるのですが
空いた時間を見つけ近所の公園などを散策。
フィールドでは今が盛りの花も多いのですが
蕾やまだ若い実に目がいきカメラを向けました。

    ・ ・ ・


コスズメガヤ


コスズメガヤ花穂アップ
ウチの近くの路傍にて(東京都練馬区)にて5月31日撮影


話はかわりますが
ウチから歩いて行けるコンビニに買い物に行く途中
道路際でこのコスズメガヤを見つけ即帰宅。
とって返してマクロレンズをつけたカメラ持ち撮影したのですが
かがんで撮影していると、どこかのおばさんが興味深げに話しかけてきて
「こんな小さな草を撮ってらして、朝ドラでも牧野富太郎先生も
小さな草に一生懸命でしたね。この草にも名前があるのですよね
なんという名なんですか?」などなどずっと話しかけられ、
撮影しながら対応するのが大変でしたょ。


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ドクダミの花
5月28日に自宅の庭にて撮影


フィールドでは展開が進でいる時期ですが、家族に大きなアクシデントがあり
フィールドに足を向ける時間がとれず、その合間の一休みの折、
庭に目を向けるとドクダミが満開!
上の写真はカメラをひっぱり出し撮った一枚です。

      ・ ・ ・

時間がないなかでも目につくものを見ていると
タチツボスミレの株には閉鎖花からできた実を目にしますが
その上の方に咲いている閉鎖花が!


閉鎖花から育った実とその上に咲いている閉鎖花


閉鎖花のアップ

タチツボスミレの閉鎖花そのものは初めて見ました。

時間がとれないなかでも
身の回りをを見ていると気づくことがあるものですね。

今日、フィールド日記 ありません。

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ミズキ・若い実
東京都東久留米市にて5月21日撮影

野山は新緑の鮮やかな緑から濃い緑色とかわり夏の気配。
しばらく前に咲いていた花の枝には実が育ち始めています。


オニグルミ・若い実
東久留米市にて


マユミ・若い実
東久留米市にて


クワ・若い実
東久留米市にて

美しい花も、熟した実は格好の被写体ですが
若い実も好もしく、今日の散策では若い実にレンズを向けてみました。

      ・ ・ ・


オルラヤ
東京都練馬区南大泉にて5月18日撮影

この花は観賞用に花壇などに植えられていて
逃げ出したものを目にすることがあるヨーロッパなどが原産の園芸種で
近所の散歩コースで数年前から気にしている植物です。
学名 Orlaya grandiflora
英名 White lace flower
しばらくしたら熟した実や種子も見たいと思っています。

こうした気になるものが出てくると散歩もなかなか先には進めません。


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4月下旬から夏を思わせるような暑い日が続いたのに
先週は気温は低く雨模様。
雨が切れたタイミングを見計らい近所の雑木林へ行ってみると
イボタの花はすでに咲いていて時間の進行を肌で感じさせられます。


イボタノキ
東京都西東京市にて5月9日撮影

その後ようやく太陽が顔を出した日があり、
三鷹市の野川あたりを散策。
一帯にはセンダンの木が多くちょうど花盛り!


センダン咲く
野川公園(東京都三鷹市)にて5月12日撮影


センダンの花
三鷹市大沢の野川の川沿いにて

この木は芽吹きの時期から、
花、夏の緑、実の造形、紅葉、熟した実に集まる野鳥たち・・・と
四季を通じて楽しませてくれる温暖な地域に自生する在来種で、
公園や庭木、寺社などにも植えられ薬用植物としても利用される、
ボクにとっても好きな木の一つです。

      ・ ・ ・


スイカズラ
東京都西東京市にて5月13日撮影


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ミヤマナルコユリ(キジカクシ科)
埼玉県入間市にて5月3日撮影

このナルコユリの仲間はミヤマとはつくものの生える場所は深山ではなく
低山の林内など身近なところで見られる植物で
この日は入間市のとある森を散策していて見かけました。
森の一員として地味に控えめに咲く様子は好もしく、
撮影の対象として見続けている植物たちが
堀り取られ、持ち去られてしまことがたびたびで、
この花も実ができる頃また見に来ようと
無くならないことを祈りながらシャッターを切りました。


タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)ピンクの花
入間市にて

タチイヌノフグリの花は青色ですが
この日、普通の青色の花と混じって咲くピンクの花を目にしました。
初夏とも言えるこの時期にはこうしたピンクを帯びた花が出るのか
それともピンクの花を咲かせるタイプの株なのか
今後、観察を続ける必要を感じました。
こうした個体数の多い帰化植物は
どこでも見られ、彫り取られることもないわけで気が楽!


コゴメウツギ(バラ科)
入間市にて

      ・ ・ ・


ハマヒルガオ(ヒルガオ科)
三浦半島(神奈川県)にて5月5日撮影



ハマボッス(サクラソウ科)
三浦半島にて

ゴールデンウィークの只中のこどもの日、
天気が良いので思い立って三浦半島へ。
海水浴シーズンは人が押し寄せる砂浜もこの時期は人が少なく
マイペースでの散策が楽めました。


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ノダフジ
石神井公園(東京都練馬区)にて4月24日撮影

街で見るノダフジは棚仕立てや鉢植えばかりですが
石神井公園では山で目にするような
木に絡まって咲くノダフジがありそれが花盛り!

    ・ ・ ・


オウギカズラ
高尾山(東京都八王子市)にて

オウギカズラは高尾山でもなかなか出会えない花。
撮影したこの場所は林道ぎわの小さな群落。
この春は蕾の時から何度か通い、
この日咲き始めた花に出会えたのですが、
車が交差するのは難しいような林道ぎわにあり
群落の真ん中を車のタイヤが踏みつけられていて・・・
とにかく悲しくて悔しい!


タイヤに踏まれたオウギカズラの群落
高尾山(東京都八王子市)にて

    ・ ・ ・


枯れて倒れたキツネノカミソリの葉
埼玉県新座市にて4月30日撮影

この辺りはウォーキングの一つで観察を続けているのですが
春先に芽吹いていたキツネノカミソリの葉がもう枯れる時期。


芽吹いたキツネノカミソリの葉
埼玉県新座市にて2月23日撮影

去年の夏には花が咲いていたところです。


キツネノカミソリの花
埼玉県新座市にて2022年8月5日撮影


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大昔から居心地の良い場所で暮らし
それぞれの好みの時期を花を咲かせる野生の植物たちを思うと
今頃はあそこは花が咲く頃だろうかと尋ねたことのある地を思いだし、
昨日は新潟方面に行ってみたところ。
今年は3月がとくに暖かかったため終わり目の花が多かったものの
いい状態で咲いている花たちとも出会えました。


コシノコバイモ
新潟県南魚沼市にて4月22日撮影


マキノスミレ
南魚沼市にて


イワナシ
新潟県湯沢町にて


センボンヤリ
湯沢町にて

    ・ ・ ・

近所の散歩でもいい状態の花との出会いがありました。


キンラン
東京都練馬区石神井にて4月20日撮影

今週はどこに行こうかなぁ・・・・


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フタバアオイ咲く
高尾山にて4月11日撮影


何度も通ったことのあるこの道で見かけたこのフタバアオイ。
一面に広がっていた群落で、ちょうど花盛り。
出会いはタイミングよくそこを通りかかれたからで
この花を見に出かけたわけではないので幸運でした。

天気でも今日は晴れていて寒くもなく暑くもなだったらラッキーで
食事でも美味しかったらラッキーと言えるわけで、


トウゴクサバノオ咲く
高尾山にて


この日の高尾山では、
足もとのトウゴクサバノオも気持ちよさげに咲いていて
巡り合いに幸運を感じました。

    ・ ・ ・


咲き始めたミズキ
埼玉県新座市にて4月13日撮影


その2日後の近場のウォーキングではミズキが咲き始めていて、


ニリンソウ咲き終わる
新座市にて


ちょっと前に行ったとき盛大に咲いていたニリンソウは四方に茎が広がり
まるで雉が寝床にしてようになっていて終わり気味。

花たちはどんどん入れ替わっていて、
咲き出す花あれば終わる花もあり・・・ 次はなにと出会えるか楽しみです。


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ミミガタテンナンショウの花
高尾山(東京都八王子市)にて4月4日撮影


高尾山の森の中、
ミミガタテンナンショウが木漏れ日のスポットライトを浴び
意思をもってスックと咲いているようみ見え
その生命力に敬意を持ちシャッターを切りました。


マルバスミレの花
高尾山にて撮影


スミレの仲間がいろいろ咲く高尾山では早春から晩春まで
タイミングをずらすように種類ごとに次々と咲き
今はマルバスミレが真っ盛り。
タカオスミレも咲きはじめていました。

    ・ ・ ・


ノウルシの花
秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)にて4月5日撮影


荒川の河川敷にある秋ヶ瀬公園ではサクラソウが盛りの時期ですが
やはり絶滅が危惧されているノウルシも大群落があり花盛り!

    ・ ・ ・

ウォーキングでよく尋ねるこのアオイスミレの咲く場所では
株はたくさんあるのにこの春は花とは出会えず
この時期になって付け根をみるとたくさんの閉鎖花がついていました。


アオイスミレの株(つけ根に閉鎖花が見える)
4月9日埼玉県新座市にて撮影


その閉鎖花のアップ写真はフィールド日記に載せました。


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ヤマコウバシの花
石神井公園(東京都練馬区)にて3月28日撮影

近場のウォーキングでも多くの花と出会えるこの時期
そろそろ咲くかなとヤマコウバシを見に行くと、
遠目では咲いたかどうかわからないほど地味な小さな花ですが
今年も枝先に咲く可愛い花と出会えました。

タイミングよく出会えると嬉しくなる花の一つです。

    ・ ・ ・


荒川彩湖公園(埼玉県さいたま市)にて3月29日撮影

ネットでは荒川彩湖公園のサクラソウの観察会は4月9日のようでしたが
今年は花が早く咲きだしているので行ってみることに。
予想通り咲いてくれていてまだ訪れる人は少なく、
静かに花と向き合えました。


湖畔のシダレヤナギ
荒川彩湖公園にて

この公園の湖畔の一角には並んで植えられたシダレヤナギがあり、
よく見かけるシダレヤナギは雄株ばかりなのに
ここでは植えるとき意図的に雌株の苗を植えたのか
雌株が多くどの木の枝先にも実がついていました。


シダレザクラの若い実

    ・ ・ ・


落葉樹林に咲くクサイチゴ
埼玉県新座市にて4月1日撮影

この林には空が開けたところが何か所かあり
時期ごとにいろいろな花が交代で咲くのですが
この日見かけたクサイチゴは見ごたえがありカメラを向けました。

今日、フィールド日記 ありません。

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ヤマブキ蕾
高尾山の中腹にて3月22日撮影

ソメイヨシノが開花したあと雨の日が続き散策を控えておりましたが
合間の貴重な晴れの日に、しばらくぶりに高尾山へ。
まだヤマブキは蕾でしたが種類によっては終わってしまい
実が育ち始めている植物や
いいタイミングで咲いている植物など多くの出会いがありました。


キバナノアマナ
高尾にて


カントウミヤマカタバミ
高尾にて


ヒナスミレ
高尾にて

    ・ ・ ・

山を降り町に下ると住宅地の石垣にヒメツルソバの花が咲いていました。


ヒメツルソバ
高尾駅近くの住宅地にて

この植物はヒマラヤあたりが原産の園芸植物で
逃げ出したものが半野生状態となり
街なかなどでも見かける身近なもので花の咲いている期間が長く、
寒くなってくる12月ごろでも花を見かけます。
その後寒さが深まると枯れ葉と実をつけた枝が垂れ下がるだけとなるのですが
春のこの時期、その下から花と葉が盛大に伸び始めるようです。

よく目にする植物でもその気で見ていかないと
こうした時期による変化を見落としてしまうなと
ちょっと反省!


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ソメイヨシノが咲きはじめて
人はようやく来た春が嬉しくて!
(明日は仲間たちとお花見の予定・・・)
近場のフィールドの散策
上を見上げると、木々は花を咲かせたり葉を芽吹かせたり、
足もとを見ると花たちに次々と出会ったり・・・
デスクワークが残っているのに毎日フィールド散策です。


サンシュユはすでに満開
3月16日に東京都小平市にて撮影


雑木林の小道ではカタクリと遭遇
3月19日に埼玉県新座市にて撮影


水辺の小道ではコクサギの雄株には雄花が
新座市にて


コクサギ雄花のアップ


コクサギの雌株もあり雌花と去年の実が
新座市にて


雌花のアップ


畑には盛大に耕して育てているようなホトケノザが
東京都練馬区にて

この時期、カメラを持ってのウォーキングは
撮りたくなる被写体ばかりでなかなか先に進めません。


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今にも咲きそうなソメイヨシノ
東京都世田谷区にて3月12日撮影

東京のソメイヨシノの開花はまだ報道されていないはずだけど
千川ぞいの並木道を歩いていると蕾がふくらんでいて
暫く行くと咲いた花が何輪もあるじゃないですか!


ソメイヨシノ開花!


咲いていたヒメリュウキンカ
砧公園にて

散策を続けていると他にも多くの花に出会いましたが
このヒメリュウキンカは帰化植物で、よく川沿いで見かける植物ですが
砧公園では林の下に咲いていました。

これからどれだけ増えてしまうのかちょっと気がかり。

    ・ ・ ・

11日には練馬区の緑地を散策
先週前に咲き始めたばかりだったヤマネコノメソウはすでに盛大に咲いており
なかには咲き終え種ができているものも!


ヤマネコノメソウの種子


ヤマネコノメソウ花
練馬区にて

こうした様子を見ているといつの間にか春が去り
夏が来て、秋が来て、次の冬が来るのかなぁ・・・
と、思ってしまいますョ。


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芽吹きはじめた冬芽たち

先週にひきつづき今週も展開しはじめた冬芽を探して
カメラを肩に、ルーペをポケットに入れて近場の散策です。


葉を広げはじめたガクアジサイ
練馬区関町にて3月4日撮影


カシワバアジサイは展開間近
関町にて


ヒュウガミズキはすでに蕾
関町にて


レンギョウの仲間の伸びだした花芽
埼玉県新座市にて3月2日撮影


コクサギ頂芽展開中
新座市にて


ミズキ頂芽展開中

静かに眠っていたような冬の草木たちは
この時期、先週にくらべて大きな変化が見られましたが
昨日通ったときは‘膨らみはじめたなぁ’と思っていた冬芽が
今日見上げると蕾となり蕊が見えていたりと
散策中、つい岡本太郎の気分で
「春は爆発だぁ」とつぶやいてしまいます。

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以前過ごしたことのある新潟県の湯沢では
今はまだ雪の多い時期なので
春の気配はなかなか感じられません。
そうしたことを思うと東京では
梅はすでに咲いていてカワヅザクラなど早咲きの桜も満開で
冬枯れの木々も冬芽が膨んできていて
パステルカラーを帯び春の気配が感じられます。

そんなか近場の毎日の散歩で
芽吹きはじめた草や木にカメラを向けてみました。


もうすぐ咲くニワトコの蕾
東京都三鷹市にて2月26日撮影


もうすぐ咲くフキノトウ
三鷹市にて


芽吹いたキツネノカミソリの葉
埼玉県新座市にて2月23日撮影

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今年は日本海側で雪が多いとの報道のなか
関東南部のこのあたりでは晴れた日が続き
乾ききっていて風が吹くと土ぼこりが舞い
蕾が膨らみ始めた木々も、土の中で芽を出しかけた春の草も

雨を心待ちにしていることでしょう。
そんななか近くに水の湧き出すところがあるので
水量は減っているかなと、様子を見に行ってきました。


遊水地近くの林の小川。
東京都東久留米市にて

こんこんと水は湧いていて小川の流れもいつも通り・・・
下流へと歩いていくと落合川に合流。
そのまま川沿いを行くと以前花を撮影したキヌヤナギがあり
冬芽が膨らんでいます。


キヌヤナギの冬木
落合川(東京都東久留米市)にて


芽鱗のとれたキヌヤナギの雄花

こうした木々の細い枝先一本一本でも
春の活動が始まっています・・・

もうすぐ、春ですね!

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淡雪を撮る
朝、外を見ると雪が舞っています。
「これは積もるかも」とカメラを抱え散歩に出ると
草地や畑はどんどん白くなっていき
いつも目にする木の枝などの変化の様子が面白く
寒いなか、時間を忘れ撮影を楽しみました。


淡雪・カツラ
東京都練馬区にて2月10日撮影


淡雪・ムラサキシキブ
東京都西東京市にて


淡雪・(たぶん)ナキリスゲ
東京都西東京市にて


淡雪・ナガネギ
東京都西東京市にて


淡雪・ダイコン
東京都西東京市にて


淡雪の翌日・一分咲きのカワヅザクラ
埼玉県新座市にて2月11日撮影

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カワヅザクラ一輪
埼玉県新座市にて1月30日撮影

冬真っ盛りではありますが
日が長くなってきていて陽光も強くなってきており
「もうすぐ春だな」と、フィールドでも春を探しての散策です。
新座市の川沿いの遊歩道では
植えられた数本のカワヅザクラの蕾は膨らんでいましたが
この一輪だけが咲いたのでカメラを向けました。

翌日、何が咲いているかなと牧野記念庭園(東京都練馬区)を訪問。
ウメなどはすでにだいぶ咲いていましたが
昨日のカワヅザクラ一輪の続きて
一輪だけ咲いているものを探してカメラを向けました。


セツブンソウ一輪
牧野記念庭園にて1月31日撮影


ユキワリイチゲ一輪
牧野記念庭園にて

    ・ ・ ・

今日は埼玉県新座市に落葉樹林を散策。
まだほとんど花は見られず冬枯れの景色。
そんななかで葉を落とした冬木のなかで
木に絡まるキヅタの緑の葉が目立ちます。


幹に絡まるキヅタ


キヅタの森のよう

落葉樹林ではなく常緑樹林でもなく
常緑蔓林とも言っても良さそうな風景です。

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散策路から望む多摩川
多摩川台公園(東京都世田谷区)にて1月26日撮影

ひときわ寒い朝でしたが、
ある画家の個展を見るため<カメラをかかえ世田谷区へ!
ついでに多摩川周辺へのウォーキングです。

多摩川台公園では台地からの多摩川の眺めを楽しみ
九品仏のある浄真寺も散策です。


咲いていた白梅
浄真寺の境内にて

浄真寺では梅一輪の風情で白梅も咲いていましたが
晴れてはいても気温は低く手水舎には薄氷。


氷に透ける落ち葉
浄真寺にて

    ・ ・ ・


樹皮が荒れているケヤキ
東京都西東京市にて1月29日撮影

雑木林のケヤキの樹皮は滑らかなものが多いのですが
写真のような表面が荒れている木もあります。
剥がれかけたその一枚を剥がして見ると
蜘蛛や昆虫の成虫やそれらの卵など
多くの種類の生き物たちが冬越ししています。


冬越し中の生き物たち

このケヤキは枯れそうではないのですが
生き物たちのためにこうしているのかなぁ?


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青空・冬の雑木林
東京都西東京市にて1月21日撮影

東京では晴れた日は雲ひとつない快晴が多く
見上げる木々の造形に目が惹かれます。
雑木林では冬枯れの枝に陽が当たり白く輝くよう・・・
冬でも葉が残ることが多いクヌギもほぼ葉を落とし
わずかに左の木に葉が残っていました。

    ・ ・ ・


青空・センダン実
東京都杉並区にて1月20日撮影

近場のウォーキングでも
まだ実が残る枝先に目がいきますが
ソシンロウバイなど咲いている花もよく目にするようになり
寒いけど、これを耐えたら春だよな!
という感じ。


青空・ソシンロウバイ花
東京都西東京市にて1月21日撮影

一年の中でも、この後楽しみが来ると思える
いい時期なのかもしれませんね。

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ユズリハの紅い柄
東京都武蔵野市にて1月11日撮影

この日は街のお店をいくつか廻っての買い物と
公園の散策を予定して朝からバスで吉祥寺へと向かい
先ずは井の頭公園へ。

平日の公園は人も少なくのんびり散歩です。


ネズミモチの実
井の頭公園にて

陽をうけたネズミモチの実がありましたが
枝もしなるほど実をびっしりつけたトウネズミモチを
そこかしこで目にしていて
ネズミモチは実がほとんどついていないものが多く
この日はネズミモチがささやかな実が陽を受けていて
カメラを向けました。

    ・ ・ ・


色も抜け風にそよぐミズキの落ち葉
井の頭公園にて

冬の公園の散策は
こうした地味な被写体に目が向きます。

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冬を彩るコブシの冬芽たち
埼玉県新座市にて1月5日撮影

午後の陽を受け光っているようなコブシの冬芽。
枝に飾りつけた電飾のよう。
雑木林の散策で目を惹かれカメラを向けました。

    ・ ・ ・


咲いていたヒメウズ
東京都練馬区にて1月6日撮影

ヒメウズはいつもの散歩コースでの撮影。
花はまだ早いだろうと思いつつ通りかかると
日当たりのよい側の株に花が咲いています。

‘ようやく本格的な冬になったな’とは思うものの
霜の降りる日は少なく池はの氷は薄く、
予報でも今週後半の気温は高めとのことで
ヒメウズばかりではく多くの植物たちも勘違いして花を咲かせそう。

この冬はこの後どうなることやら。

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陽を受け輝く霜
ウチの近くの畑にて1月1日撮影

元旦の朝、風もなく雲ひとつない快晴で、
お屠蘇もお雑煮も食べる前に先ず外へ出てみると、
初日の出が出てまもなくの近所の畑は一面の霜!
霜のオランダミミナグサに陽が当たり溶けていくので、
即カメラを持ち出し撮ることに。

で、今年最初の撮影はこの写真です。

明けまして
  おめでとうございます。


今年もよろしく!

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夕日に照らされた雑木林
西東京市にて12月25日撮影

色味の少なくなったこの時期
思いもかけず鮮やかな色に出会うことがあります。
夕方の散歩で西の空に広がる夕焼け雲に目が向きますが
逆を向いて木々を見上げると
木々が鮮やかに色づいているではないですか!


冬枯れの木々の中のイイギリの実
西東京市にて12月22日撮影

冬枯れの木々の中でも一本のイイギリが
まだ枝先に赤い実がついていて目をひきます。


咲いていた梅
12月23日石神井公園にて

梅の花にはまだ出会えないと思っていた公園の梅林では
12月だというのに寒紅梅が咲いています。
いくらなんでも狂い咲きでしょうけど
遠目でもピンク色が広がりそこは春が来たよう・・・

毎日のように報道される異常気象での自然界の変わりよう、
この梅を見ていてもそうした世界の変化を思ってしまいす。

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ヤマブキの黄葉
石神井公園(東京都練馬区)にて12月12日撮影


ムラサキシキブの実
石神井公園にて12月12日


ビナンカズラの実
東京都西東京市にて12月15日撮影



暮のなにかと忙しいこの時期、
時間をつくって散歩にでるようにしていますが
東京周辺は散策していると葉を落としていない木々があり
木に残った実の色味や造形にも目がいきます。


等々力渓谷(東京都世田谷区)
2月17日撮影


絵描きの知り合いが描いた絵を見に
世田谷区の方面に出かけた折も久々に等々力渓谷を散策。
東急電鉄の等々力駅から歩いて三分ほどの
立地の良い駅前渓谷ですが見るものが色々あり
しっかり楽しめました。

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今週はカメラを肩に初冬の雑木林や丘陵地帯を散策。
朝は霜が降りるようになってきていて冬を感じるものの
日中の気温は高くなりのんびり気分で散歩ができて
気の向くままにカメラを向けての撮影が楽しめます。


クサギの実
埼玉県入間市にて12月7日撮影


午後の陽をうける低山の森
入間市にて


カラスウリの実
埼玉県新座市にて12月11日撮影


まだ咲きつづけるヒメジョオン
東京都西東京市にて11月9日撮影


もうすぐ咲きそうなニホンズイセン
西東京市にて

しかし12月もすでに半ばとなり
人間界は年末年始の慌ただしさに包まれていて
のんびり気分の散歩を楽しめるのも今週まで。

そろそろ賀状も書かなくちゃ。


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晩秋のイチョウ
12月1日埼玉県新座市にて


カエデはまだ色鮮やか
埼玉県新座市にて

葉を落としてしまった木々も多くなり
もうすぐ色のない冬の風景となるこの時期、
昔、雪国で過ごした日々のことで
根雪に覆われる前の作業、
冬に使う燃料の荷揚げをしたり、
せっせと薪を割って積み上げたり、
スノーダンプや雪スコップに蝋を塗ったり、
雪に埋まる側の窓に板を貼ったりなどなどを思い出します。

雪のない東京の生活ではそうしたことは必要ないのに
なにか作業をやらなくちゃという気分になってしまいます。

これで本格的な冬になると
部屋に籠もってなんにもしないで過ごすってのは
けっこう好きなのですけどね。


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見上げるとイイギリの黄葉br> 11月27日東京都練馬区の石神井公園にて


見上げると紅葉
11月26日東京都練馬区東大泉にて


積もる落ち葉
11月21日東京都西東京市にて

新型コロナウイルスの感染が問題になりはじめてから
すでに数年経ったものの
このところ、日本での感染者数は増え続け
この先どうなることやらと気が重くなります。
そんな折、一週間ほど前から鼻風邪をひき
熱は出なかったものの咳がでて
人ごみのなかでマスクはしていても咳きこむと
周囲の人々の冷たい視線を浴び、いたたまれません。

そんなわけで、
今週は人の姿が見られない時間をねらって近所の雑木林を散策。
秋の日のものがなしさを味わいました。



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冬枯れを前に色彩豊かな秋を楽しむ

我が家の庭から道へと散る落ち葉を掃き集めるのは
このところ毎日の作業で、赤く色づいた柿の葉や
黄色味鮮やかなムクゲの葉などそれぞれ綺麗なのですが
早く散りつくしてくれないかと、つい願ってしまいます。
しかし近所の雑木林などを散策していると紅葉の真っ盛りで
その美しさに、なるべく長く楽しませてほしいと逆の思い。
勝手なものです。


マユミ豊作
東京都三鷹市にて11月17日撮影

マユミは冬になると葉は落ちるのですが
鮮やかな色の実はしばらく残り
雪が降ると雪景色のなかひときわ色味がひきたち、
それも、来る冬の楽しみの一つ・・・


ヤマコウバシの実と紅葉
三鷹市にて

春まで散らずに枯れ色の葉が残るヤマコウバシは
この時期の葉は赤く色づいていてきれい。
冬の雑木林のなかでは枯れ色の葉がよく目立ち
そんな様子も好きですけどね。


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晩秋のブナ林
新潟県津南町にて11月9日撮影


冬枯れのなかのカラマツの黄葉
長野県栄村にて11月9日撮影


ヤマナラシ黄葉
新潟県十日町市にて11月10日撮影


ヤマブドウ紅葉
新潟県十日町市にて

先週は晩秋の山々を訪ねたのですが、
森の木々や草たち、その地域の集落の人たちも皆、
冬の支度はほぼ終わりすでに準備万端で
これから降る雪を待つばかりという様子。

車で林道を走っていると猿の群れに遭遇。
猿たちはふかふかした毛なみで太っていてやはり準備万端。
しかし木の実などを探し探して口に運び忙しそう。
もっと太らなくちゃと栄養を蓄える最後のチャンスなのですね。
豪雪地帯の冬の猿たちの食料はこれからは乏しく
冬芽を探して食べるなど春にはやせ細ってしまうのです。

そんな様子を見ていたらやがて来る冬の寒さを想像・・・
旅行者としてはその寒さは遠慮して
こんどは雪が溶けてカタクリなどが咲く時期に来ようかな。


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菊の花の展示
11月2日新宿御苑にて撮影

菊の花の展示など秋のイベントも始まるということで
先週訪ねた新宿御苑へと再訪。
数十年前から新宿御苑の菊の展示は何度となく見ていて
もう退職されたのですが
展示菊の花を栽培されている職員の方とも面識を持ち
まだ苗のころから特別に栽培場を見学させていただいたり
技術をいろいろ伺ったのですが
今現在公務員である公園のスタッフが受けつぎ
毎年おなじクオリティーで展示を続けているということに
‘人間ってたいしたもんだな’と・・・
なぜか感慨深く・・・その連続性を思いましたョ。

    ・ ・ ・


ホトトギス咲く
新宿御苑にて


玉川上水からひかれた小川を流れる落ち葉
新宿御苑にて


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キヅタの花
10月28日新宿御苑にて撮影


オニグルミの実
新宿御苑にて

秋になり紅葉の名所では多くの人が訪れているようですが
先日訪ねた新宿御苑は思いのほか人も少なめで
静かな散策路を歩いているとキヅタの花が咲いていて
しばらくいくとオニグルミの木の下にたくさんの実が!

郊外のフィールドではクルミはリスをはじめ野生動物たちや
周辺に住む人間たちには秋のご馳走として人気の的で
足の踏み場もないほど落ちていることはなく驚きました。

    ・ ・ ・


パパイアの花 新宿御苑温室にて

温室ではパパイアの花が咲いていて
よく訪ねた沖縄では集落の周辺で見かけるこの花。
民宿では料理でよく食べたパパイアの実。
こうして花を見ていると
すぐにも沖縄に行きたい気分になってしまいます!


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木漏れ日の中のツルギキョウの花と若い実
高尾山にて10月19日撮影

もう花は終わってしまったかな、どうなっているかなと
成長を見続けているある道沿いのツルギキョウですが
すでに若い実になっていて探しても花は見つからず
諦めたころようやく見つけた花に
スポットライトのように木漏れ日があたっていて
太陽がズレないうちにと撮影開始。
シャッターを押す頃スポットは実のほうに移りはじめていました。


ノブキ花もそろそろ終わり
高尾山にて


色づきはじめた柿
東京都調布市にて10月22日撮影

    ・ ・ ・


セイバンモロコシ咲く秋の土手
黒目川(埼玉県新座市)にて10月23日撮影

しばらく以前、河川敷の草はらや土手はススキが生えていたのですが
最近、新参者のセイバンモロコシに置き換わっているようで
ススキにはなかなか出会えません。
新しく分布を広げている最中の帰化植物は
もともとの在来種を押しのける力が強いようで
いつのまにかすっかり入れ替わっているようです。
このあとススキがまたいくらかは戻ってくるのか
それともセイバンモロコシが天下をとるのか
人間たちの侵略戦争とは違いますけど今後の展開を見ていこうと思います。


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川辺の土手の銀杏
10月10日に埼玉県新座市にて撮影

水辺に生える植物が見るため長靴を履き土手の小道を歩いていくと
道は土手の右手の森の方へ向かっているので、
そのまま道のない土手を進んでいくと大きなイチョウの木が!
ふつう公園に生えるイチョウの木の下に落ちる銀杏は
通る人に拾われきれいなものですが
ここは敷き詰められたようにビッシリで先ず撮影、その後収穫。
新鮮で大粒で旨かったぁ・・・

    ・ ・ ・


ネナシカズラ
10月12日東京都東久留米市にて撮影


花アップ

この日の散策は小さな川に沿うように作られた遊歩道へ。
しばらく行くと道沿いの植え込みに絡まるネナシカズラ発見。
久々なので撮影することに。

するとすぐとなりにトンブリの花も咲いていてそれも撮影。
別名はコキアと呼ばれ今の季節赤く色づき目を引きますが
この株はまだ葉は緑で花盛りでした。


花咲くコキア


花アップ


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妙音沢特別緑地保全地区(埼玉県新座市)にて10月8日撮影

10月上旬としては80年ぶりという寒さとなり
あわてて冬物の衣類や寝具をひっぱり出したりして
最近の異常気象を思い知らされます。
翌日の気温は例年どおりとなり近場にある遊水地
妙音沢特別緑地保全地区ヘ足を向けましたが
人出もほとんどなく、静かな散策を楽しみました。

こうして遠出もせずに近場ばかりを訪ね歩き、
今日はというとやはり新座市の川沿いの農地へ。
この辺りでは落花生を抜いて畑一面に干していたりなど
秋の収穫のさかりなので農家の無人売店巡りをして
ザック一杯に野菜を詰めて帰るウォーキングとなりました。


収穫中の落花生


イシミカワの実も秋の色合い

   ・ ・ ・

話はかわりますが、よく歩く近所の雑木林でのこと。
なにか種などの面白いものはないかと
足元を見ながら歩いたところ
木の実のような黄色っぽい丸い粒が・・・
よく目にするおもちゃの鉄砲のたまBB弾です。



いくつも落ちているのでの拾ってみたところ



5mほどでこんなにたくさん拾えました。
マイクロプラスチックでの海の汚染など
膨大に出回るプラスチック製品が問題になっているなか
フィールドでこうしたプラスチックの小さな粒を
大量にばらまくこうした遊び・・・
粘土など環境に影響しない素材にがいいと思いますね。
法規制してでも!!


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羽村堰(東京都羽村市)にて10月1日撮影

昨日は天気も上々なので多摩川の中流部羽村市にある
羽村堰を起点に江戸時に築かれた玉川上水の歴史探訪と
いくつかの植物との出会いを予定にしたウォーキングに行ったのですが…
植生がだいぶ変わっていて目的の植物とは出会えず、歩数はしっかりかせぎ
終着点の川沿のビアホールで夕暮れビールを楽しみました。

    ・ ・ ・

カメラを肩にかけての今日の散歩は
いつもはあれこれ撮るために高倍率ズームも
マクロレンズも超広角も持っていきますが
今日は機材はなるべく軽くして・・・で
中望遠のマクロレンズ一本だけにしました。
すると、そのレンズで撮れる絵しか目に入らず
アップ写真ばかり撮ることになりました。
↓今日撮った写真です。


カリガネソウ
石神井公園(東京都練馬区)にて10月2日撮影


マコモの雌花
石神井公園にて


マコモ雌花アップ
石神井公園にて


チカラシバ雄花アップ 石神井公園にて


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雨のカラマツ林
長野県奈川村にて9月24日撮影


栗(シバグリ)豊作
奈川村にて


エゾリンドウ咲く
臼田宇宙空間観測所(長野県佐久市)にて9月23日撮影

久々に仲間たちと山登りをとの計画をたてたものの、
台風の影響で雨になりそう、
しかし今回を逃したら次はいつになることやらで
山麓の散策やパラボラアンテナ見学などで楽しもうと
二泊三日の飲み会を兼ねての昔の山の仲間たちとの同窓会!

コロナ禍でしばらく会えてなかった面々と
久々に顔をあわせて楽しい時間を過ごしました。
メールやパソコン画面上での会話が当たり前になった今、
顔を合わせて会話することが必要なんだなと実感!

    ・ ・ ・


散策路でひときわ目立っていたタマゴタケ
野川公園(東京都小金井市)にて9月21日撮影

東京の郊外の公園でも
か細い今年最後の蝉の鳴き声のなか
秋の気配があちらこちらに見受けられました。


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水辺にたたずむダイサギ
水元公園(東京都葛飾区)にて9月14日撮影

今週は水元公園を散策。
暑い盛りの水辺では多くの出会いがあるので行きたかったものの
今年は例年にないような猛暑で足が遠のいていましたが、
涼しくなってきたので行ってみたところ


ネコハギの花
水元公園にて


しばらくぶりに出会ったオニバスの花
水元公園にて

まだ咲いている夏の花にも出会えて
秋の花も咲き始めていていい時間が過ごせました。

    ・ ・ ・


咲いていたヤマホトトギス
高尾山(東京都八王子市)にて9月16日撮影

その2日後には、やはりしばらくぶりに高尾山を散策。
こちらは秋の花がすでにたくさん咲いていて
いろいろなキノコたちにも出会えました。


ウスタケもいい雰囲気
高尾山にて

ここ数年のコロナ禍での自主規制で
‘でかけない癖’がついちゃったような気が・・・

そろそろ動き出さなくちゃ!

22:10 2022/09/18 更新



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ようやく見つけたヒガンバナの花
巾着田(埼玉県日高市)にて9月9日撮影


ヒガンバナは蕾ばかり
巾着田にて

一面に咲くヒガンバナで有名な巾着田方面に
そろそろ咲き始める頃だなと思いながらも
ヒガンバナが見たいわけではなく他の花が見たくてでかけたことろ
咲き始めの花をほんの少しみかけましたが静かなもの。
これでヒガンバナ祭りが始まると散策路は大行列となるのですよね。

    ・ ・ ・

先週この欄で
ウチの庭にルリタテハが卵を産みに来たことを書きましたが
卵をを探してみると・・・


タイワンホトトギスの葉表に産み付けられた卵
自宅の庭にて9月5日撮影


ルリタテハの卵アップ

しばらく観察をしていると・・・


孵ったばかりのルリタテハのイモムシ9月9日撮影

    ・ ・ ・

この春には庭のサンショウにアゲハチョウも産卵に来て
それが蝶になり飛び立つまで、こちらも観察したのですが
それが産みに帰ってきてくれたかは別として
アゲハチョウもやって来ました。


庭のサンショに卵を産みに来たアゲハチョウ9月5日撮影


産みつけられた卵


アップ


孵ったばかりのアゲハチョウのイモムシ9月9日撮影

こちらもしばらく観察するつもり。

後日、報告しますね。

22:05 2022/09/11 更新



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センニンソウ咲く
井の頭公園にて9月2日撮影

秋霖というにはまだ早いかとも思いますが
このところ雨がつづき家にひきこもりがちなので
傘をさして近場への散策でもと井の頭公園へ。
先ず池を一周したもののまだ子供だと思われるカイツブリが
母親から水面で餌をもらう姿が面白くてしばらく観察
しかし花との出会いはそれほどなく
二周目は池からの斜面を登り林へと続く道へ。
そこで、このセンニンソウに出会いました。

人家周辺の道路脇、林沿いなどでよく見かける花ですが
毎年見かけるたびに
「ああこれが咲く時期になったんだ」と思わされます。

    ・ ・ ・

話はかわりますが、今日我が家の庭でコーヒーを飲んでいると
ルリタテハが飛んで来て飛び回っていて目が釘付けに!
実は庭にタイワンホトトギスが植えてあり
去年、葉の裏にルリタテハの卵をみつけ
その卵がイモムシになり蛹になり、
脱皮して蝶になって飛び去るまで観察したのです。
その蝶が帰ってきてくれて、また卵を産でくれるのかなと
その確率はわかりませんがそんな気がして
ほろっとしながら見続けてしまいました。

卵をどこに産んでくれたか葉っぱの裏を探さなくちゃ。

22:11 2022/09/04 更新



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初秋の夕暮れ
8月27日に石神井公園にて撮影

まだ午後4時半なのに夕暮れの気配。
日が短くなりましたね。
ここ数日は連日の猛暑も一段落でほっと一息。
それでも9月の残暑は例年のこと。
暑さのぶり返しは覚悟しています。


実になってきたコヤブタバコ
8月25日練馬区関町にて撮影

このコヤブタバコはよく散策する雑木林のもの
芽吹いたころから見ていますが実になってきました。
花の造形や花茎から伸びる様子、葉の形が好きで
通るたびに蚊に刺されながらも見入ってしまい
自然の作り出す美に関心させられます。


ヒメエグリバの幼虫
8月24日に東京都西東京市にて撮影

自然のなかの昆虫たちも
その造形、生態にいつも感心させられます。
このヒメエグリバの幼虫も蛹になって
枯れた葉のような成虫になるのかと思うと
なんというか、神様の存在を感じますョ。

22:04 2022/08/28 更新



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ふと見上げると撮りたくなる空
小金井公園にて8月19日撮影

この日、午前は中定期検診を受け
午後、しばらくぶりに小金井公園を散策。
郊外の広々とした公園で歩いていると雲の造形に目がとまり
先ずカメラを空に向け雲を撮ることに。
こういうときのため超広角の35ミリ換算18mmレンズをつけた
小さなカメラを持っているのですぐに撮れます。

それと高倍率のズームレンズ(35ミリ換算25〜400mm)のカメラと
35ミリ換算90mmのマクロレンズをつけたカメラの
3台をザックに入れての散策です。

最近のカメラは昔よりはコンパクトで
3台持ってもそう負担にはならず
レンズの付替えをしなくていいので
撮りたいものに出会うとそれが撮れるカメラを構えるだけでいいし
カメラ内にホコリが入ることも少ないので以前より楽に撮影が進みます。

その分、いい写真が撮れるかというと…
???ですけどね。


ヌスビトハギ咲く
8月21日に石神井公園にて撮影


ミソハギ咲く
石神井公園にて

    ・ ・ ・


コヒルガオの実と出会う
8月17日に西東京市にて撮影

道端のフェンスなどに絡まるコヒルガオはよく見ますが
花はたくさん咲くものの実とはなかなか出会えません
しかしこの日見た蔓には実が鈴なり。

人通りのある道端でしたがカメラを取り出し撮影開始。
花はもうしぼんでいる時間で
通行人は、何を撮っているのかと怪訝な顔。
いちいち言い訳も言えないわけでさっさと撮影を済ませました。

 更新



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台風翌日の空
埼玉県新座市にて8月14日撮影

「台風一過」というと「晴れ」というイメージですが
次の日も雨だったということもよくありました。
昨夜、東京を通過した台風ですが
今朝、空を見上げると厚い雲に覆われていて
予報では晴れとのことですが期待薄。
しばらくして近場の散策路をウォーキングに出ると
草むらでコオロギの鳴き声が・・・
今年初めて聞いたコオロギの声にしばし足をとめ
空を見上げると青空が広がっていて秋の気配。

週間予報ではまだまだ暑い日が続くとのことですが
季節はいつのまにか秋に突き進んでいるようで
今シーズンはコロナ禍で遠出は控えていたものの
ワクチンの4回目の接種も終えたことだし
秋の花を訪ねる旅の計画をたてているところ。
そうなると、見たい秋の花で頭の中は目白押し。

22:05 2022/08/14 更新



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涼しげに咲くキツネノカミソリ
埼玉県新座市にて8月5日撮影

「キツネノカミソリが咲いてるよ」と友人に誘われ行ってみることに。
いい雰囲気で咲いていてカメラを手に楽しい時間を過ごしました。
自宅からもそう距離がなくこのポイントは初見。

2日後の今日ウォーキングを兼ねその近くの川沿も見てみることに。


新座市の黒目川にて8月7日撮影

周辺は首都圏にもアクセスが良いいためか開発が進んでいて
住宅もたくさんあり運送会社の配送所や倉庫などが目につきますが
数十年前は森や畑が広がる田園風景だったろうと想像がつき
川に注ぐ水量が豊富な湧水にも出会い
近所のわりには‘小旅行’の気分となりました。


初見の湧水
新座市にて。

地図を丹念にチェックして
近場でもまだ見てないところを潰していくのも必要だな。

22:15 2022/08/07 更新



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暑さでうなだれて咲くヒマワリ
練馬区南大泉にて7月30日撮影

このところ連日35℃を超える猛暑、
そのうえ新型コロナ感染者の爆発的増加ということもあり
遠出を控えエアコンを効かせた室内に籠もる生活を続けていて
このページに載せる写真も撮っていなかったので
暑さのなか近所の様子はどうなっているのかと
わざわざ一番暑い時間帯を選び
カメラを持ち、買い物を兼ねてのウォーキングへ。
しかし、いつもは足を踏み入れると蚊の大群に襲われるヤブも蚊の姿はなく、
雑木林で見られる虫たちはちっとも動かず、野鳥の声も聞こえません。

そんななか、このヒマワリはあまりの暑さに首をうなだれ
見るからにこの暑さにまいってなんとか咲いているようで共感。
「暑いねぇ、お互い大変だよね・・・」と声をかけつつ撮りました。
結局この日、この写真だけしか撮りませんでした。

21:37 2022/07/31 更新



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クヌギの幹にハナムグリの仲間やカナブンたち大集合
西東京市の雑木林にて7月24日撮影


雑草が茂り通行不能の歩道
西東京市にて

近場の散策は万歩計の歩数を気にしながら
カメラを持ってのウォーキングをすることが多いのですが
最近、表は銀色で裏は黒い大きな日傘を購入。
強烈な太陽のもと、今までは日陰を選んで歩いていましたが
この傘は自分の周りだけ日陰にしてくれるので助かること!
これほど効果があるとは!
気候変動のためか、このところ猛烈な暑さが続いていますが
男も日傘はふつうに使ってもいいのでは・・・と思いますね。
    ・ ・ ・


白い斑入りの園芸種のようなツユクサ
練馬区東大泉にて7月22日撮影

そうした近所の散策で
斑の入ったツユクサを目にしました。
園芸種はこうした変異したものを選抜して
つくられるということもあるのだろうけど
薄い斑の入ったものは見かけますが
これほどはっきりとした斑入りは初見。
まるで斑入りの園芸種のようでした。


そのツユクサの花

22:22 2022/07/24 更新



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盛大に咲くヤブミョウガ
井の頭公園にて7月17日撮影

このところ日本全国で新型コロナの感染者数が急に増えているので
遠出は控えていて近場の散歩で井の頭公園へ。

連休の日曜日でもあり子供連れの家族が押し寄せていてましたが
公園のメインストリートとをちょっとうはずれると
人も少なく気持ち穏やかに散策を楽しめました。


オニユリ
井の頭公園にて


ウバユリ
井の頭公園にて

    ・ ・ ・

昨日のことですが雨の降るなか
近くのコンビニに買い物に行った折
帰りがけ白いツユクサを見かけ撮影することに。

ツユクサの花で色の薄いものは見るものの
この花はほぼ真っ白。
シロバナツユクサと言えますね。


シロバナツユクサ
練馬区南大泉にて7月16日撮影

 更新

23:16 2022/07/17

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多くの種類のある竹の仲間は
種類ごとに花の咲く周期が違い
マダケなど120年に一度咲く種類があり
最近散策していると花に出くわすことがあります。


枯れた竹林
東京都渋谷区代々木にて7月8日撮影

この竹林は去年花が咲いたのでしょうかすっかり枯れています。
ここは代々木駅から歩いて10分ほどの住宅街のお庭。
竹林に埋もれたように木造住宅があり
高齢の独身男性が住んでいるテレビでも紹介されるお宅のお庭。

個人住宅の敷地内なので外部からの干渉もうけず
この大きな竹林がすっかり枯れてしまい
人の手も入らないままどうなっていくのか?

枯れた竹林のその後の様子。
人気(ひとけ)の無い山奥で観察に通うのではなく
人の密集した渋谷区の一角でそれが見られるとしたら
近くの歯医者さんに通っていることでもあり ちょっと、楽しみ。

    ・ ・ ・


石神井公園(東京都練馬区)にて

こちらはよく散策する近くの公園で目にした蔓植物の葉っぱ。
丸くて大きな葉でちょっと見にキジョランのようだけど
わからなくて、花の咲くのを待っていた株。



それが、先日通りかかったら花が! 「なんだ、ヘクソカズラだぁ・・・」 ヘクソカズラのこんな大きな丸い葉って見たことない!

「マルバヘクソカズラ」」とでも名付けたい気分です。




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夏の花タケニグサ
東京都西東京市にて6月29日撮影


夏の木々を見上げる
武蔵関公園(東京都練馬区関町北)にて


盛大に育ちはじめたクヌギ
武蔵関公園にて


芽をだしたばかりのクヌギ


夏の花ノカンゾウ
埼玉県新座市にて7月2日撮影

2022年も半分が終わり7月となりましたが
東京では例年だと梅雨まっただなかのはずが
6月後半には晴れが続き梅雨は終わりとのこと
ここ一週間は太陽が照り気温36度以上の日が続き
フィールドに出る気になれず
エアコンをつけた部屋にこもっていましたが
6月29日と今日(7月2日)だけ
意を決してちょっとだけ散歩へ。
森のなかの遊歩道も陽の当たっているところは早足で
木々の作る日陰ばかりを選んで汗をかかないようにゆっくり。

そのためかクヌギの実生にでくわしました。
コナラの実生はよく見るのですが
クヌギはあまり見かけなかったので
こうした散策での成果かなと思ったりして・・・

22:33 2022/07/03 更新




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森に沿った小道を歩いていると
上の方からオオタカの鳴き声が・・・
何度も何度もしきりに鳴いています。
しばらく前に歩いた時に大木の梢の上にある巣を見つけたので
そこに居るかと双眼鏡で見てもそこにはおらず
近くの枝にだいぶ大きく育った子供が
親が餌を運んでくるのを待っているようでした。


親を待つオオタカの子

他にもカイツブリ、シジュウカラ、ムクドリ、ヒヨドリなどなど
だいぶ育った子に餌を運ぶ鳥たちによく出会います。
野鳥たちは子育て真っ盛りのシーズンですね。

22:19 2022/06/26 更新



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八岳の滝(長野県小海町)
4月17日撮影


盛大にカラマツの幹を覆うミヤママタタビ
長野県小海町にて4月19日撮影


盛大に咲くクリンソウ
4月19日撮影


亜高山帯の森でひっそりと咲くコミヤマカタバミ
4月19日撮影

久々に八ヶ岳方面の標高1700〜2000mの亜高山帯を散策。
太古の昔から咲き続けている多くの花たちに出会い
コロナ禍でどこにも出られず
フィールドとしても近場ばかりを見ていたので
どこを見ても新鮮で生き返ったような気分。

そんななか、
林道の道沿いに咲く見たことがないベロニカ属の花と出会い、
山道を登り始めるとやはりその花がたくさん咲いていました。
調べるとヨーロッパ原産の帰化植物コテングクワガタのようです。

今日のフィールド日記に載せましたので見てみてください。

22:45 2022/06/19 更新


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盛大に咲くサンゴジュの大木
武蔵関公園(東京都練馬区)にて6月8日撮影

関東南部あたりから沖縄などの
温かい地方の海岸近くに生える常緑高木のサンゴジュ。
東京周辺の公園や庭などに植えられていますが
気候があっているようで居心地が良さそう。
みかけるどの木も元気で盛大に育っていてそれが満開!
散歩していて、思わずカメラを向けました。

    ・ ・ ・


咲き始めたナンテン
石神井公園にて(東京都練馬区)にて6月11日撮影

ナンテンは茨城県から西の四国九州の山野に自生しますが
こちらも庭木としてよく植えられていて
石神井公園のこの木は咲き始めでしたが
ウチの庭にもあってほぼ満開状態。


今日(6月12日)我が家にて

数日前に咲きはじめた一枝を飾ってみたところ
咲いた瞬間から形や大きさの違うたくさんの花被片が
一輪咲くごとに下に落ち見ていると雪がパラパラと降っているよう。



咲いた花を見るというより散り落ちた花被片を鑑賞しています。

    ・ ・ ・


ぐんぐんと伸びているマコモ
石神井公園にて6月11日撮影

草木が盛大に育つこの時期
フィールドで同じ道を歩いていても数日後には
様子が変わるのに気づき驚かされることがあります。
特に水辺の草たちは元気!
このマコモももうすぐ花茎が伸びてくることでしょう。





このマコモの4月30日の様子

22:27 2022/06/12 更新



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ツツイトモの群生
井の頭公園(東京都武蔵野市)にて6月1日撮影

ツツイトモの花が見られるかと10日ほど前に訪ねた井の頭公園。
まだ咲いていなかったので再訪。
花は見られましたが雄花ばかりのようでした。
雌花が見られるタイミングは時間帯が決まっているのか?
それとも後日咲きだすのか?
何回か通う必要があるようで、また行かなくちゃ!


ツツイトモの花粉?


花粉を出したツツイトモの花


ツツイトモの花の一部?

    ・ ・ ・


サクラコブアブラムシの虫こぶ
埼玉県新座市にて6月3日撮影

ふと見上げた桜の木の枝先に赤みのある虫こぶが。
それも木全体にいくつもありまるで実がなっているよう。

今の時期、虫こぶをよく目にしますが
‘虫こぶ’、‘植物名’で画像検索すると
ヒットすることが多くて助かります。
これは‘サクラコブアブラムシ’のようです。


ヤマホタルブクロの花
6月3日に新座市にて撮影

雑木林を散策していて ヤマホタルブクロの小さな株があり、
花をつけていたのでカメラを向けました。

こうした花ともなかなか出会えないとは・・・
寂しさを感じながらシャッターを切りました。

22:41 2022/06/05 更新



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秋の色合いを見せる土手の一角

雑木林の木々は葉が茂り
草はらでは雑草たちは伸び盛りで風景は一面の緑色。
しばらくすると梅雨になる5月の末のこの時期は
どこを見ても生命力にあふれています。

そんななか土手の道を散歩していると
秋を想わせる枯れ草に覆われた一角が。
近づいてみると実を落として役割を終えた
カラスムギの穂たちです。


カラスムギの穂
埼玉県新座市にて5月26日撮影

麦秋とは古くに日本に渡来した小麦が
初夏に穂が実る様子を言う季語ですが
カラスムギは小麦とは属が違うのですが
改良したものはエンバクとして畑で栽培されます。

帰化植物のカラスムギのこの様子も、
‘麦秋’と言えるのでは・・・と思いますね。

5月29日 更新


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ひしめき合う白鳥たち
井の頭公園(東京都武蔵野市)にて5月22日撮影

天気もよくなってきた日曜日の午後、
カメラを肩に井の頭公園へ!
予想通り人出は多くボート池の白鳥たちも渋滞。

目的はツツイトモの様子が見るためなので人出とは関係なく
水辺にたたずみゆっくりと観察できました。


ツツイトモ
井の頭池にて

その後、玉川上水沿いを散策。
オオハンゲの花を目にしましたが
仏炎苞から伸びる糸状の付属帯は花の盛り頃は緑色なのですが
終わり頃の花のようで黄色味を帯びていました。


今日見た花・オオハンゲ
三鷹市牟礼にて

    ・ ・ ・

話はかわりますが一昨日は埼玉県入間市の丘陵を散策。
実が出来ている頃かと思い以前花を撮影したクチナシグサを訪問。
よく育った実がいくつも確認できましたが
予想外にまだ咲いていた花とも出会えました。


クチナシグサの実と花
入間市にて


花にはまだ早いかなと思っていたヒメザゼンソウの蕾や
コアジサイの白花とも出会えた楽しい散策となりました。


ほぼ白花のコアジサイ
入間市にて5月20日撮影

5月22日 更新

今日、フィールド日記ありません。


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イヌマキの若い葉
練馬区石神井台にて5月13日撮影

春から夏に向かうこの時期
伸び始めたばかりの常緑樹の若い葉の色合い、
シラカシの若い葉は赤味があり
アカガシの葉は白っぽかったりそれぞれに特徴があり面白い。
散歩していてこのイヌマキの若葉も目をひきカメラを向けた。


イチョウの若い実
練馬区関町北にて5月14日撮影

つい先日、花が咲いていたイチョウも目をやると
小さな実ができていた。


バイモ若い実
国立博物館自然教育園(東京都港区)にて5月15日撮影

バイモは花も面白いが特徴のあるこの実の造形が面白い。

カメラを肩にかけてのウォーキングでは
植物たちの造形や成長の度合いが面白く
そうした出会いを楽しみながらの散策なのでなかなか距離を稼げない。

    ・ ・ ・


今日見た花・ハマクサギ
自然教育園にて

本来関東地方にはない近畿地方以南に生える木で
自然教育園に植えられた木に花が咲いていて
昔、九州の宮崎県の海辺の林での出会いがなかしく
‘久しぶりだね’と声をかけつつ撮影。

5月15日 更新

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陽を受けるクヌギ、コナラなどの木々
西東京市の雑木林にて5月4日撮影


若いマコモたち
石神井公園の水辺(東京都練馬区)にて5月7日撮影

今の時期、ふと見上げると緑、水辺でも緑で、
< 雑木林では花の香りもしてきて、
香りのする方に目をやるとスイカズラの花が!


スイカズラの花
5月4日撮影


ミドリヨウラクの花(植栽)
5月7日撮影

足元ではその名も緑がつくミドリヨウラクの花が咲き
‘緑あふれる季節’ を実感させられます。

一年でもっともいい時期ですね。

    ・ ・ ・


竹の花
東京都東久留米市にて5月8日撮影

ところで今日見た竹の花。
すでに咲きおわったようですが
花の咲くのは120年に一回のハチクかな?
古くからある神社の裏にある森の一角をこの竹がしめていて
全部に花が咲きこの時期なのにタケノコが見当たりません。
今後この竹林は枯れてしまい種から発芽した竹が見られるか!?
散歩コースのひとつですがしばらくは積極的に通おうかな…

5月8日 更新


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ヒトツバタゴ満開
東京都薬用植物園(東京都小平市)にて5月1日撮影


ヒトツバタゴ満開
東京都薬用植物園(東京都小平市)にて5月1日撮影

5月になり桜の花はほぼ終わり
春の花のメンバーも入れ替わってきましたね。

このヒトツバタゴも晩春の花の代表メンバー
東京でも公園などに植えられた木の花と出会う機会は多いのですが
今日見た盛大に咲くこのヒトツバタゴを見て
昔、この花を見に行った長崎県対馬の
花で白く染まった山々を思い出しました。


ハクウンボクの花
東京都薬用植物園にて

薬用植物園では外にもたくさんの花が見られました。
一年でも一番過ごしやすい良い季節になりましたね。


セリバオウレンの実
東京都薬用植物園にて

    ・ ・ ・


エビネの花
井の頭公園(東京都武蔵野市)にて4月28日撮影

数日前には近くにある井の頭公園へ。
主な目的は散策路でも人があまりいない道を選んで
万歩計を携えてのウォーキングなのですが
キンランやギンラン、エビネなどとの出会いがあり
カメラを出す機会が何度もありました。

こうした花は昔の山野草ブームでの盗掘の対象で
このあたりの道ぞいでは無くなってしまったのですが
わずかに掘り残された根などから
時間をかけてようやく復活したのだろなとの思いがあり
この先、持ちされれないことを祈るような気持ちで
シャッターを切りました。

5月1日 更新


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キンランの花
東京都西東京市にて4月23日撮影

このキンランは我が家の近くの公園化された雑木林に咲いた花で
去年に引き続き立派な花が咲きました。

この雑木林は数年前に大木となったクヌギなどの多くが
カシノナガキクイムシによって枯れてしまい伐採され
林床が明るくなったことによってか
キンランやギンランの花などがたくさん見られるようになったのです。

ここにはギンランが数株、こっちはキンランが数株と
ポイントとして花の場所を覚えているのですが
今年はいくつものポイントで花どころか芽吹いてもこず
いまどきおおくの人が観察しているこの場所で
堀りとられ持ち去られてしまったとしか思えないのです。

悲しいです・・・・


キンランの隣で咲いていたアオスゲ

    ・ ・ ・

ところでこのセイヨウタンポポ。
実の時期で伸びた花の柄に小さな葉が出ていてビックリ!





初めて見ました。

4月24日 更新


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今日見た花1・マルバヤナギ雄花
東京都東久留米市の落合川にて4月17日撮影


今日見た花2・ケヤキ雄花


今日見た花3・コナラ雌花

先週はソメイヨシノは花盛りで
フィールドでは春を待ち望んでいた人たちで
どこもかしこも人がいっぱいでした。
今週は、ソメイヨシノは終わったものの
他の花がどんどん咲きだしていて
今日は川沿いの散策路を歩いたのですがなかなか先に進めず
当初予定したコースの半分ほどしか歩けませんでした。

    ・ ・ ・


4月13日に見た花・フデリンドウ
東京都三鷹市の野川公園にて撮影

植物の成長の観察などのため時々足を向ける野川公園でも
このフデリンドウをはじめ多くの花に出会えました。


イヌノフグリの実
野川公園にて

絶滅が心配されているイヌノフグリもその一つですが
花はもう終わりしっかり実ができていてちょっと安心。
しかしそのすぐ近くに終わったはずのイヌノフグリが咲いていてびっくり!
なぜ今年はこの時期になって花盛りの株がいくつもあるのか不思議。
これも見続けていかなくちゃ。


イヌノフグリの花?
野川公園にて

4月17日 更新


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春の陽光・ハナイカダの蕾
東京都調布市にて4月6日撮影


ミツガシワ咲く
神代水性植物園にて4月6日撮影


フタバアオイ蕾
調布市野草園にて4月6日撮影

この日天気が良いので深大寺周辺を散策。
小学校の門の脇には入学式の看板があります。
最近では温暖化が進み東京辺りでの入学式は
ソメイヨシノは咲き終わっていることが多かったのですが
今年は3月下旬には咲き出したものの
しばらく寒い日が続いたおかげでまだ咲いていて
桜咲くもとでの入学式となったようです。

水辺の花ではミツガシワを始めいろいろ見かけました
雑木林ではクヌギ、コナラ、イヌシデ、ハナイカダなどが咲き
林床ではカタクリは終わっていてワダソウ、ジロボウエンゴサク、
カントウタンポポなどが花盛りです。

    ・ ・ ・


アマナ咲く
西東京市の雑木林にて4月8日撮影

ところでこのアマナの花、我が家の近くにある雑木林でのもの。
周辺の雑木林ではほぼアマナの花はもう終わりなのですが
ここはいま花盛りです。

この雑木林は長いこと観察を続けているのですが
アマナの葉を見ることはあっても花は今年始めての確認。
2年ほど前に多くのクヌギの木がカシノナガキクイムシの被害で枯れて伐採され。
林床は明るくなり、去年はキンラン、ギンランなどがたくさん見られたのですが
今年はまずアマナを確認。この後何が出てくるかが楽しみ!

4月10日 更新


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クスノキの芽吹き
小石川植物園にて4月1日撮影


ハナズオウの花
小石川植物園にて4月1日撮影


カリンの花
小石川植物園にて4月1日撮影


ヤマナシの花
小石川植物園にて撮影

東京では3月下旬、気温は5月のような暖かさとなり
桜の花はソメイヨシノもオオシマザクラも満開!
春の今頃にはよくありますがその後冬のような寒さとなり
ソメイヨシノはまだ散りそうにありまん。
4月となった初日、やや寒いものの晴れたので小石川植物園を散策。
園内はすでにたくさんの春の花が咲いていました。

    ・ ・ ・

そんな花の一つ、このオオリキュウバイ(Exochorda X macrantha)。
前日、我が家の近くでみたリキュウバイは満開でしたが
オオリキュウバイの方はまだ蕾が多く花はちらほら。
印象としては花の大きさ形はオオリキュウバイがやや大きく
花弁の幅が広いように見えます。


オオリキュウバイの花
小石川植物園にて4月2日撮影



リキュウバイの花
西東京市にて3月31日撮影

他にも蕾のとき色合いと形が違うように見えます。
オオリキュウバイの蕾はやや先が尖っていて
萼もやや細長く緑色を帯びていて
リキュウバイの蕾はやや扁平で
萼の色合いはやや白味をおびています。


オオリキュウバイの蕾
小石川植物園にて4月2日撮影



リキュウバイの蕾
西東京市にて3月31日撮影

リキュウバイの木はよく見かけますが
オオリキュウバイはこの小石川植物園でしか見たことがないので
今後、葉や実の形を比較するには小石川植物園に通うことになりそう。

散歩コースがまた一つ増えちゃった。

4月4日 更新

今日、フィールド日記ありません。


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カリンの蕾
練馬区東大泉にて3月24日撮影


サンショウ芽吹く
東京都西東京市にて3月21日撮影


芽吹く寸前イヌシデの冬芽
西東京市にて

春の訪れる気配は草木の芽吹きにも
虫たちの動きにも至るところに変化が見られ
いよいよ春が来そうだとは感じますが
多くの人はソメイヨシノが咲く=春が来た!と思うのでは…

テレビのニュースで今日、東京はソメイヨシノ満開との報道。
近場の散歩てもソメイヨシノはどの木もほぼ満開1
確かに春が来ましたね。

新型コロナウィルスの感染がいまだに広がっていて影響はいつまで続くものやら…
ですが、いつまでも蟄居してはいられません。
今シーズンは自身の感染を警戒しつつ
遠出をいとわずやりたことをするつもり。

さて、まずは久々に雪が溶けたばかりの日本海側の勝手知ったるフィールドへ!

3月27日 更新

今日、フィールド日記ありません。


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牧野記念庭園の門の上に咲くオオカンザクラ
練馬区東大泉にて3月16日撮影

暖かい日が続いたと思ったら
冬に逆もどりしたかと思うような寒さになったり
気分はもう‘春’なのに戸惑わされます。

そんななか遠出を控えているので春を求めて近場を散策してみると
植物たちも、野鳥や昆虫たちも活動開始!!


シュンラン咲く
牧野記念庭園にて


白子川沿いのソメイヨシノ咲きはじめる
練馬区大泉町にて3月20日撮影


キュウリグサ咲きはじめる
練馬区関町にて3月20日撮影

今日は東京の区部での貴重なカタクリの自生地
練馬区大泉町にある清水山の森を訪問。


住宅地の中に広がる清水山の森
3月20日撮影


ようやく見つけたカタクリ一輪

丹念に散策したものの撮影したのはこの一輪と
カタクリの葉にとまるアカスジキンカメムシの幼虫ぐらい・・・


アカスジキンカメムシの終齢幼虫

しかし蕾はたくさんありもうすぐ咲きそう!
近所だし2〜3日したらまた行こうかな。

3月20日 更新


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ユキヤナギの蕾
石神井公園にて3月10日撮影

カメラを肩にウォーキングコースとしてよく行く石神井公園ですが
数日前行ったときは花とはなかなか出会えず
このユキヤナギの蕾を撮影。

それが今日はまだ3日しか経っていないのに多くの花と出会えました。


キブシの花
石神井公園にて3月13日撮影


ヒロハアマナの花


シロバナショウジョウバカマの花


セントウソウの花

ここ数日暖かく、一気に春が来たな!という感じ。

    ・ ・ ・

連日の報道でウクライナのいくつかの都市がロシアに占領され
攻撃、蹂躙され食料、燃料などの援助が遮断され
雪がちらほらと舞っているなかの市民の寒そうな映像を見ていると
あの地に一刻も早く温かな春が訪れることを祈るばかりです。

・・・平和な春が・・・

今日、フィールド日記ありません。


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たたずむ雀たち
多摩川の河川敷(東京都福生市)にて3月5日撮影

最近市街地では出会える機会が減ってしまった雀たち。
多摩川の河川敷を歩いていると
草の枯れた枝先にたくさん集まっていて
珍しい鳥ではないけれど「しばらくぶりだね」
と、声をかけつつ写真を撮りました。
人の住む街のなかが住みにくくなってきて
生活の場を変えてるのかな?とも思いました。


日向ぼっこするヒオドシチョウ
多摩川の河川敷にて

冬越ししたヒオドシチョウですが色もあせ
羽のふちもだいぶ傷んではいました。
河川敷を散策していると
ペアを組んだ蝶たちが舞う姿を何度も見かけましたが
写真は疲れたのか単独で休んでいた蝶です。


たたずむカルガモ
玉川上水(東京都小平市)にて3月5日撮影

この日は春を探して玉川上水周辺も散策。
陽の当たる側の斜面は木々も芽吹き始め
春のおとずれは秒読みの段階。
写真を撮るこちらとしてはすぐにも忙しくなりそう。

    ・ ・ ・

  
並んで咲くサンガイグサのほぼ白花
練馬区南大泉にて3月2日撮影

ウチの近くの空き地に
ピンクがかったほぼ白色のサンガイグサが
普通のサンガイグサと混じって咲いていて
ルーペで見るとけっこう愛らしくて
つい「可愛いねぇ」とつぶやきつつ
何枚も写真を撮ったなかの一枚です。

3月6日 更新


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カバーももう取れそうなキヌヤナギの冬芽
東京都東久留米市の落合川にて2月27日撮影

観察を続けているキヌヤナギ、そろそろ芽吹いたかな?
と行ってみるとほとんどまだ冬芽のままでしたが
芽吹きはじめた芽もありあとは時間の問題。


カワヤナギのそばで本を読む人
落合川にて

隣りに生えるカワヤナギの方は一足早くもうすぐ咲きそう!
近くには陽を浴びて読書する人もいてもう春の風景。


水辺のカワヤナギと春を楽しむ人たち

まだ2月で、
気分が先行していてちょっと宣言するには早いけど
‘春ですねぇ、春が来ましたョ!’

      ・ ・ ・


石垣に生えているこれは何?
東京都練馬区の石神井公園にて2月24日撮影

石垣に生えているこの小さな丸い葉がついた植物。
何なのかわからないので近くに生える植物たちを見ていくと
クモノスシダの葉の先の伸びた先に芽があるものがあり
その芽が葉についたまま岩に着生しているものがり同じ葉だったので了解。
上の写真の若い芽のそばには
クモノスシダが見当たらず分からなかったのですよね。


クモノスシダの葉と着生した若い株
石神井公園にて

この石垣一体はクモノスシダたちには居心地が良いようで
見るたびに株が増えているようです。


盛大に茂るクモノスシダたち
石神井公園にて


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道沿いのエノキ
東京都三鷹市の堀合遊歩道にて2月16日撮影

今週も遠出はせず近場を散策。
上の写真のエノキは国鉄の引き込み線を遊歩道にした堀合遊歩道脇のもの。

近くには太宰治のゆかりのスポットとして有名な跨線橋があります。
知ってはいたものの、ウチからはそう遠くはないのに
近々取り壊されるとの報道を目にして始めて散策。
まわりには高い建物も少なく近くにはまだ畑も広がっていて
東京では珍しく広々とした空が望めました。


跨線橋から見た電車庫。

      ・ ・ ・


東京都中野区の哲学堂公園にて2月20日撮影

20日は久々に哲学堂公園を散策。


梅も満開
哲学堂公園の梅園にて

ここは建物にも散策路にも哲学に由来する名、
例えば‘哲理門’‘鬼神窟’‘常識門’などなどとつけられています。


獨斷峡
哲学堂公園にて

数十年前には哲学堂の近くに住んでいてよく訪れたのですが
当時はそうした名は気にせずただ散策していたものの
今回は川沿いを歩いていて目にした‘獨斷峡’が気になります。
ここをたどると唯心庭に至るとのこと・・・
歳のせいか、同じところを歩いていても
感じること、受ける印象は違うなぁと思いましたョ。


ヤブで見かけたウグイス
哲学堂公園にて

ウグイスくん、そろそろ鳴いてくれないかなぁ・・・

更新


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淡雪残る草はら
埼玉県新座市にて2月12日撮影

前日は朝からみぞれ模様でその晩も降りつづき
予報では積雪もそこそこあるとのこと。
しかし朝、起きてみると降雪はごくわずかで
陽を受けてみるみる溶けていきます。

首都圏は降雪に弱いとは思いますが
予報は注意喚起のためかちょとオーバーな感じ。
今夜も太平洋側に低気圧が通り大雪の予報ですがまだ雨。
大雪だって言うけど、明日の朝もたいしたことないんじゃない。という感じ
ついイソップ寓話の「狼が出た」と嘘をつくこどもの話を思い出してしまいます。


冬枯れの芭蕉
新座市にて

破れた葉がぶら下がる「破れ芭蕉」。
この冬は例年よりも寒いせいか破れた葉ではなく
冬枯れの幹が突っ立っていて、新しい葉が芽吹くかな
それともほんとに枯れてしまったの?という様子。
この春、どう展開するか楽しみ!

      ・ ・ ・

昔注目していた登山家で冒険家の植村直己氏。
彼の足跡を展示している板橋区上村冒険館へ行きました。
展示物はそれぞれ興味があり時間をかけて鑑賞したのですが
気分転換に隣の「こども動物園」を散策。


ヤギと遊ぶ親子連れ
板橋こども動物園にて2月8日撮影

穏やかな冬の陽を浴び
親子連れがヤギやモルモットなどの小動物とすごす様子はいかにも平和。
こうした小さな動物園もいいものですね。

ところでこの建物の屋根、
茅葺きのようにも見えますが芝が植えられていました。


屋根に植えられた芝

夏は断熱の効果もあり緑化としても良いわけて
散水の仕組みは必要ですが良いかも!

22:29 2022/02/13 更新


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イヌノフグリの花
野川公園の自然観察園にて2月2日撮影


まだ早いかなとは思ったものの花との出会いを求めて、
イヌノフグリが咲いてると野川公園の自然観察園に。

咲いてました!嬉しいことに咲き始めのかわいい花が。

野川公園に行ったのは節分の日の前日の2月2日
まだ咲き始めでしたが陽を受けたセツブンソウの
咲き始めの花にも出会えました。


セツブンソウの花
自然観察園にて撮影

寒いけどフィールドに出ると春の気配を感じられるのは嬉しいものですが
日本は冬の真っ盛りで今年は各地で大雪が降っています。
雪の降る地域で過ごし悪戦苦闘したこともある私としては
雪と格闘している方々の春の待ち望む気持ちがよくわかります。

      ・ ・ ・

他にはと探してみても花にはなかなか出会えませんが
ソシンロウバイは何本も植えられていてよい香りを漂わせています。
しかし中国原産のこの木はこの香りで花粉を運んでもらう虫を誘っているのかな?
近くに虫は見当たらず
一輪一輪花を覗きこんでいったところ
一つの花の中に弱々しい小さな虫がいました。


ソシンロウバイにいた虫
自然観察園にて撮影

しかしこの虫、しばらく見ていてもちっとも動きません。
どうもここに居る理由はここで寒さをしのいでいただけかも。

22:03 2022/02/06 更新


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ハナミズキの枝先
西東京市東伏見にて1月25日撮影

1月下旬ともなると寒さがもっとも厳しくなりますが
気分としては‘春’が来ないかなぁと一番春が待ちどおしい時期。
フィールドを歩いていてもハナミズキの枝先の花芽を見て
まだ膨らんではいないのに蕾のように見えてしまいます。

そんな散策で蕾を探しつつ牧野記念庭園で
ナギイカダの蕾をみつけました。


ナギイカダの蕾
牧野記念庭園(東京都練馬区)にて1月19日撮影

その先の一角では5〜6人の人たちが集まっています。


セツブンソウの蕾
牧野記念庭園にて

野次馬気分でそこに近づくと管理の方がセツブンソウの蕾を指差し
皆さんに説明しているところで
皆さんは各々「見られて良かったぁ」
「来た甲斐があったぁ」などとつぶやいています。

皆さん春を求めて、
春の気配を探すため来ていて
この小さな蕾でその目的がかなったようでした。

      ・ ・ ・

話はかわりますが
このヒガンバナの葉はちょっと幅が広いかな?
と思ってそばにある札を見てみると
‘シロバナヒガンバナ’とのこと。


シロバナヒガンバナの葉
牧野記念庭園にて

ヒガンバナの葉と比べると確かに葉の幅が広くて色もやや薄め。
何度も通って花の咲いていた場所を覚えておけばいいわけですが
牧野記念庭園は丹念に札を付けてくれていて助かります。


ヒガンバナの葉
牧野記念庭園にて

21:14 2022/01/30 更新


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朝の陽にファインダーで見ているうちに溶けてしまう霜
裏高尾にて1月20日撮影


低木はアオキばかりが目立つ冬の林床
裏高尾にて


種はほとんど落としたホトトギスの実
高尾山にて


雲間から光射す空
高尾山にて

今年初めて高尾山へ!
以前花が咲いていた株は今どうなっているだろうかと
よく歩くコースを散策。
ここにあったはずだけど見当たらないもの。
あの花がこの実になったのかと思い当たるもの。
晩秋見たときのしっかりした実がしなびているものなどなど、
真冬の寂しげな山道でも目につくものが多く
あっという間に夕暮れ!たっぷり楽しみました。

コロナ禍だから遠出はあまりできないし
寒いからといってウチに籠もっていようなどと言わず
フィールドに足をむけなくちゃ!
こんどは近場の海へ(三浦半島のあの磯に)行こうかな。

22:20 2022/01/23 更新


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陽のそそぐ山道
さいたま緑の森博物館(埼玉県入間市)の散策路にて1月14日撮影

1月も半ば、まさに冬のさなか。
以前は雪国で山スキーやカンジキを履き
雪面を散策することが多かったのですが
コロナ禍ももはや2年、この正月も近場の散策です。
上の写真の緑の森の博物館の散策路は一日歩いていても
すれ違う人(ハイカー)はごくわずか。
人を気にせずに自分のペースで自然観察できるのですが
我が家から歩いていけるいくつかの散策コースは
コロナ禍で以前より歩いている人が多く
何かを見ていて人が通るのがじゃまにならないかと気にしたり
すれ違う人が多くてマスクは絶対はずせないし
楽しむというより気が疲れます。

そんななか、この公園のこの場所はカワセミの撮影のため
三脚に超望遠レンズをセットして折りたたみ椅子に座ったカメラマンたちが
10人くらい並んでいる撮影ポイントを通りかかると
日曜日というのになぜかカメラマンは一人もおらず
いつもは遠慮してカメラを向けたことがありませんでしが
今日は独占できました。


撮影のためにしつらえられた枝にとまるカワセミくん
武蔵関公園(東京都練馬区)にて1月16日撮影

お店に行く混んでいたり、なぜかガラガラだったり、
人の行動は予測がつきませんね。

21:11 2022/01/16 更新


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夕暮れのカワウ
石神井公園(東京都練馬区)にて1月9日撮影

世界を覆う新型コロナウイルスの脅威は
オミクロン株が世界に広がり・・・日本にも!
そうしたわけで年が明けてから車にも乗らず
カメラを肩に近所のウォーキングです。


すでに冬芽ではなく蕾となった梅の枝
善福寺公園(東京都杉並区)にて1月4日撮影

春を感じさせる木々の枝先があり


まだ残る色づいたミツバアケビの葉
善福寺公園にて撮影

まだ秋の気配の残る枝もありますが
冬至も過ぎて日が長くなっているのだと思うと
春が待ち遠しい気分になります。


淡雪に覆われる冬の畑
東京都練馬区東大泉にて1月6日撮影

そんななか1月6日に東京に降雪あり!


竹林に舞う雪
東大泉にて


ソシンロウバイ・雪
東大泉にて


ホトケノザ・雪
東大泉にて

陽が落ちるまで降り続き一面の銀世界。
豪雪を何度も経験しているボクの感覚では‘淡雪’なのですが
テレビの報道では‘大雪’とのこと???

地域にによって、人によって受け止め方は様々なのですね。

11:49 2022/01/10 更新


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1022年1月1日の陽光ふりそそぐ散歩コースの雑木林(東京都西東京市にて撮影)

明けましておめでとうございます

丑年が去り寅年となりましたね。

後ろ姿の牛が遠ざかって行き
キャラクターのかわいい虎がニコニコしながら来る感じかな。

最近、四文字熟語と名言、ことわざなどで
ふと口をついて出てくるものがあるのですが
例えば、”犬も歩けば棒に当たる”とか
”待てば海路の日和あり”とか
”生きてるだけで丸儲け”とかですが
今年も、いろいろあるでしょうがあまり深刻に考え込まずに
”気楽になんでも楽しもう”というスタンスでやってくつもりです。

今年もヨロシク!

21:52 2022/01/02 更新


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三番瀬の海辺・12月22日撮影

予報を見ると冬としては気温が高く風も弱いとのこと
そのうえ大潮に近く干潮と満潮の差が大きいので
長靴を持って行けば遠浅の海での散策は楽しそう
というわけで翌朝ザックに長靴とカメラを入れ
電車を乗り継ぎ三番瀬海浜公園(千葉県船橋市)へ!

久々の海岸、面白かったぁ・・・


散策するわたくし


石のまわりを取り囲むマテ貝の殻


コメツキガニ・砂の団子を作る

23:03 2021/12/26 更新



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初冬の河川敷
多摩川河川敷(東京都あきる野市)にて12月15日撮影


淡い霜の朝・二色の畑
東京都練馬区南大泉にて12月15日撮影


淡い霜の朝・縞模様の林床
東京都西東京市にて12月19日撮影


この日は霜は降りず・雑木林雨上がりの朝
東京都西東京市にて12月17日撮影

初冬となり暖かい地域のはずの東京で過ごしていても
本格的な冬はこれからだけど寒いですねぇ・・・

しかしこの時期ヤツデ、ヤブツバキ、咲き出したスイセン、
そういえばウチの庭にはリュウノウギクもまだ咲いているし
けっこう花たちは頑張っています。

そういうわけで
先日訪ねた東京都薬用植物園で出会った花をアップしますね。


コダチクリスマスローズ
(Helloborus foetidus)
東京都薬用植物園にて12月15日撮影


クリスマスローズ‘ピンクフロスト’
(Helloborusu hybridus‘Pink frost’)

22:50 2021/12/19 更新


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晩秋(初冬?)の風景


夕暮れ時、テレビのアンテナにたたずむモズと三日月
12月9日埼玉県新座市にて



色づいた葉が残る雑木林
12月12日西東京市にて



色づいたアキニレの葉と実
12月11日大泉中央公園(東京都練馬区)にて



色づいたコクサギの葉とツートンカラーの冬芽
12月6日埼玉県新座市にて



ヤツデの雌花
新座市にて


たわわに実るトウネズミモチの実
12月12日東京都練馬区関町北にて

一年の季節の移ろいで
月の満ち欠け、
木々の新緑、夏緑の葉、紅葉、冬木、
草たちは芽吹いて花が咲き実がなり枯れ、
季節ごとの鳥たちとの出会い
この時期はツグミはまだかなシメは?というなかで
今週はモズとの出会いが印象に残りました。
絵になる枝にいてくれるといいのですが
写真のモズは住宅のテレビアンテナにとまってたのですが
背景の夕暮れの三日月が良くてカメラを向けました。

今年もあと三週間もないんですね
あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ
年賀状も書かなくちゃ・・・

22:52 2021/12/12 更新


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夕暮れの三宝寺池にて
石神井公園(東京都練馬区)にて11月29日撮影


ウォーキングを兼ねての近所の散策でも秋の終わりを感じます。
あっという間にもう12月、こうして一年が過ぎ去っていくのですね。


晩秋の落ち葉
武蔵関公園(東京都練馬区)にて12月1日撮影


カメラを向けてる間にもヒラヒラと散り落ちていました。

      ・ ・ ・


ナンキンハゼの紅葉と実
小石川植物園(東京都文京区)にて12月2日撮影



色づいたカイノキ
小石川植物園にて


しばらくぶりに訪ねた小石川植物園ですが
紅葉は良いのに平日だったためか人も少なく楽しく散策。

温室が建て替えられたことは知っていたのですが
この日は時間をかけてしっかり見物。

温室内ではすでに絶滅してしまった植物や
絶滅が危惧されている植物の鉢がならび
見たいと思っていた植物たちと出会うことができ
いい時間が過ごせました。


ムニンアオガンピの実
小笠原の父島列島、母島列島に分布
小笠原に行った折、時期が違い見られなかったもの。


コバノトベラの花
小笠原父島の植物。
絶滅危惧IA類


ムニンタイトゴメ
こちらも小笠原島の固有種

コロナ禍が落ち着いたら久々に小笠原諸島に行きたいなぁ・・・

22:58 2021/12/05 更新


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穏やかな色調のサクラの紅葉と後ろはケヤキの紅葉
大泉中央公園にて11月22日撮影


11月も残すところあと数日。
気温もぐっと低くなり北国では雪とのこと。
東京周辺の紅葉もそろそろ終わりで
木々の色づきも最終段階という感じ。

今週は種類によっての色合いの違いに注目して撮影してみました。


珍しく派手な色合いを見せる柿の紅葉
練馬区東大泉にて11月23日撮影

よく見かける庭木の柿は葉をほぼ落とし冬木の様子。
しかしこの柿の木はあまり見たこともないほど派手に紅葉していて
まだ葉もだいぶ残っていて、木によってけっこう個体差もあるみたい。


落ち着いた色合いのヤマコウバシの紅葉
皇居の東御苑にて11月25日撮影

冬の間ずっと枝先に枯れた茶色の葉を残しているヤマコウバシ。
紅葉のこの時期はオレンジがかった落ち着いた紅葉でなかなかいいな。


清流を流れくだる枯れ葉
千川上水(東京都武蔵野市)にて11月27日撮影

そうして散り落ちた葉っぱたち。
流れ下ってどこへ行くのかな?

更新


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色づきはじめたエノキの大木
野川公園(東京都三鷹市)にて11月16日撮影

この日のウォーキングは野川公園へ
立派な樹形の常緑樹がと近づいてみると
上の方の葉はわずかに黄色く色づいています。
そう、落葉樹のエノキの色づきはじめだったのです。


サンショウ黄葉
野川公園にて


カリガネソウの草紅葉



ヒトツバハギの実
野川公園にて


シュウカイドウの実
野川公園にて

この日は目についた紅葉や実を
撮影しながらのウォーキングのつもり。
撮るものが多くて歩数計の数字は目標には届きませんでした。

      ・ ・ ・


色づいたアメリカスズカケノキ
日比谷公園(東京都千代田区)にて11月18日撮影


アメリカスズカケノキの実


アメリカスズカケノキの幹

この日は絵の展覧会を見に銀座へ、
そこで早めに家を出てウォーキングは日比谷公園で!

この公園にはスズカケノキの仲間の3種が何ヶ所も植えられています。
三種はそれぞれ葉の形が違い集合果(ぶらさがる丸い実)の数も違い
幹の表面の様子も違うので見比べるのには都合が良いので
樹木に興味のある方はここでの散歩は図鑑を持ってがお勧めです。

      ・ ・ ・


自宅の前から見た西の空は夕焼け
11月18日東京都練馬区にて

この日は月食なので雲は出てほしくないと思っていましたが
夕暮れ時、西の空を見るときれいな夕焼け。
夕焼け空にはそこそこ雲がなければね。

そして東の空を見ると!


東の空は出たばかりの月

上弦のような月が! そう、今回東京から見える月食は
東の空に出たばかりで欠けているとのこと。
その後、見続けてはいましたが雲にほぼ隠れようやく様子が見えるだけ。
結局この上弦の月のような月食の始まりが印象にのこりました。

更新


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以前住んでいた代々木のかかりつけの歯医者ですが
定期検診をコロナ禍で受けておらず久々に受けることに。
予約は夕方なのでしばらくぶりに明治神宮を散策。
風もなく穏やかな午後、良い時間が過ごせました。


ヘクソカズラの若い実
明治神宮にて11月11日撮影


秋の陽をうけるケヤキ
11月11日撮影

しばらくぶりの検診でちょっと不安でしたが
やはり問題を指摘され年内いっぱい通うことなりそう。
住んでいたころよく散策していた代々木公園、明治神宮、
新宿御苑などもいいタイミングだからまた歩いてみよう!

      ・ ・ ・

↓今日歩いた近場の散策で撮った写真です。


午後の陽をうけ目を惹かれてカメラを向けた草紅葉
西東京市東伏見にて撮影

空き地に生えたエノコログサ。
散歩中、ふと見るといい雰囲気。
こういう時に秋を実感。


日曜日の公園、秋の日の午後

時間がゆったりと過ぎていく晴れた日の休日の公園。
こういう時って穏やかな気分になりますね。

22:54 2021/11/14 更新


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秋山郷の紅葉
長野県栄村にて11月5日撮影

コロナ禍で遠出を控えていましたが
このところ報道では全国的に感染者数が減ったとのこと。
ワクチンも2回打ちでかけた先でもそう警戒されないはず。
で、フィールドとしてよく訪ねていた新潟県長野県方面へ!


色づくアカイタヤ
新潟県十日町にて11月4日撮影

東京でも木々は色づいていて
山の紅葉は遅めかなと心配でしたが
やや遅めだったものの楽しむことができました。


着物の柄を思わせるオオヒゲナガカリヤスモドキの草紅葉
新潟県十日町にて11月4日撮影


アズキナシの実
新潟県湯沢町にて11月4日撮影
【11月7日の更新時、ウラジロノキとしてしまいましたがアズキナシです。
ウラジロノキはその名の通り葉裏と花序に白い綿毛が密生するのですよね。
頭ではわかっているのになぜか書き間違えてしまったようです。(11月9日)】

      ・ ・ ・


東京でもすでに色づいていたムクノキ
東京都練馬区の武蔵関公園にて11月1日撮影

22:13 2021/11/07 更新


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キササゲか?
牧野記念庭園(東京都練馬区)にて10月28日撮影

時々散策する牧野記念庭園でのこと
見上げた木の枝先を見て
‘キササゲかな?こんなところにあったかな???

よく見てみると桜の木の枝にひっかかった松の葉、
それはふつうの松よりずっと長いダイオウショウの落ち葉
それがキササゲの実のように見えたのです。


見上げたダイオウショウの大木


装飾花はまだ赤みのあるベニガクアジサイ
牧野記念庭園庭園にて

      ・ ・ ・


ハゼランの花
自宅の二階に置いたプランターのものを10月28日に撮影

我が家の2階でデスクワークをしているのですが
この日の午後、3時のお茶の時間となり
コーヒーを飲みながらふと窓の外のプランターを見ると
目を休めるためにそれまで何度か見ていたのですが
一輪も咲いていなかったのにハゼランが満開!

このハゼランは南米原産の帰化植物で別名サンジバナ
その名に納得!

このハゼラン、プランターに大事に植えたものではなく
知らないうちに生えてきてしまい抜かずに様子を見ているところ。
ほかにもコニシキソウやコミカンソウなどの雑草が生えてますが
育つのを見ているとけっこう面白いものですョ。


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蟻が来ていたハヤトウリの雌花
10月18日に埼玉県新座市にて撮影


コウヤボウキが花盛り!
10月20日に埼玉県入間市の雑木林にて撮影


ヒガンバナの若い葉
10月20日入間市にて撮影

山裾の神社の裏山の斜面なのですが
9月上旬訪ねたときは一面にヒガンバナの花が咲いました。
今は花が終わりそのヒガンバナは倒れ
すでに葉が伸びだしていました。

こうしたヒガンバナの咲いたところを観察していると
倒れた花柄の先は子房が膨らんで実になるはずなのですが
ほとんど種子ができていないような貧弱な‘しいな’なのです。
しかしここの倒れた花柄の先は熟しそうな若い実ができていて
割ってみると白くて若い種子ができていて・・・


ヒガンバナの若い実

ひょっとすると実が熟して種ができて発芽するかも!!!

来年の春、訪ねるのが楽しみです。

      ・ ・ ・

7月11日撮影↓↓↓↓↓↓↓↓↓


ほぼ終わってしまったヒメザセンソウ
入間市にて

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

このヒメザゼンソウの花が咲いていたところに
そろそろ実が見られるかな行ってみたのですが・・・


10月20日埼玉県入間市にて撮影

運よくちょうど割れたばかりの実がありました。
ヒメザゼンソウは二年かけて実が熟すので
これは7月に咲いていた花の実ではなく
その前年2019年に咲いた花の実なのですがね。

22:10 2021/10/24 更新


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ミカエリソウ

ミカエリソウ花のアップ
調布市野草園にて10月14日撮影

テンニンソウの赤い花なのかな?と近づいてみると
植物名の札がありミカエリソウとのこと。
そういえば関東周辺では見られないけど
西の方に分布する植物なんだなと思い出しました。
テンニンソウは多年草ですがミカエリソウは低木で
茎や葉裏に星状毛があるようです。


キバナノツキヌキホトトギス
調布野草園にて

このキバナノツキヌキホトトギスも珍しい植物で
ネットでは園芸店の商品として鉢物として売られていますが
自生地は宮崎県尾鈴山のみの貴重な植物。
調布野草園で見かけました。

この調布市野草園は調布市の市営で
植物に詳しい職員の方とボランティアの方々が
多くの植物を大事に育てて守っている施設。(入場無料)
時々訪ねて散策を楽しんでいます。

    ・ ・ ・


エゴマの花
埼玉県新座市にて10月11日撮影

シソに似たこのエゴマ。
最近健康食としてのエゴマ油が有名。
何年か前から主に野菜の花をテーマに連載を続けている月刊誌で
来年の10月号に使いたくて探していた花。
何年もやっているのでもうネタがつきかけていたので
新座市を散歩中とある家庭菜園で見つけることができたので一安心。

      ・ ・ ・


富有柿断面
10月11日撮影

我が家の庭の富有柿ですが今年はたくさん実りました。
それで、収穫して食べようとナイフを入れた一個目の柿です。
切った柿は種も真っ二つに切れていて
子葉もはっきり形が見えるています。

以前、絵本に使いたくてこうした写真を撮ろうと
いくつの柿を切ったことか・・・
今年はそんな予定もないのに食べようと思って切った一個目がこれ。

早速カメラを出してきてこの写真を撮りましたョ。
更新


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秋の夕暮れの空
裏高尾にて10月8日撮影


10月8日に出会った花シロヨメナ
高尾山にて撮影

↓↓↓↓↓↓↓9月29日のフィールド日記に掲載したフォト↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

探して探してようやく見つけた・オオバウマノスズクサの若い実
高尾山にて9月19日撮影
山道でのこと、付近には蔓はたくさん見られるのに
探してもなかなか実には出会えずようやく見つけたこの実。
熟した頃に行くのが楽しみ!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

で、熟しただろうと9日後の10月8日に行ってみると・・・



残念ながら開ききっていてわずかに残った種子が見えるだけ。
タイミングよく出会うっていうのは難しいですね。

で、今回の散策で出会い次が期待できるものは


センブリの蕾


キジョランの実

次に行った時はセンブリの花と
風にのって飛ぶキジョランの実と出会えたら!

      ・ ・ ・


10月7日に見た花アレチウリ
黒目川河川敷(東京都清瀬市)にて


クサネムの弾けた実
黒目川河川敷にて

23:02 2021/10/10 更新


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先週出会った花1・レモンエゴマ
9月30日に野川公園(東京都三鷹市)にて撮影

植物に出会うと
またそこに行ってその後どうなったか見たくなるもの
なるべく次は出会いたくないもの
どうでもよくて興味がわかないものがあります。


出会った花2・シモバシラ
野川公園にて

このシモバシラですがその名からもわかるように
冬になると枯れた茎から出る水分が美しく凍る様子は有名。
ここには氷点下になるような冬の朝再度訪ねてみたくなります。


出会った花3・オオオナモミ
野川公園にて

このオオオナモミは広範囲に盛大に茂っていたのですが
間違って冬そこに足を踏み入れたら
スボンの裾や靴下に盛大に実がついてしまうのは確実。
冬にはなるべく近づきたくないものです。


出会った実・ガガイモ
11月2日東京都東久留米市にて撮影

この若いガガイモの実はというと
種ができるころになれば
実が弾けて毛のついた種が風に乗り舞い出すわけで
そうしたチャンスにめぐりあいたいもの。

そんなわけでいつも訪ねるフィールドでも
時期ごとにいろんなテーマがあってけっこう忙しいです。

22:32 2021/10/03 更新


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秋なのに南国のよう・バショウの葉
埼玉県新座市にて9月25日撮影

バナナによく似た雰囲気のバショウ。
原産は中国の温かいところのようですが
古くから庭園などに植えられ日本の風景にも馴染んでいます。
バショウ林のようなところにに紛れ込んでしまい
亜熱帯の森をさまよう気分になりました。


よく目立つオオモクゲンジの実
新座市にて

遠目に花かなと近づくとそれはオオモクゲンジ。
この時期、紅葉もまだ早く花にもなかなか出会えず
鮮やかな色合につい引き寄せられてしまいます。


花も実も同時に撮れた・シカクマメ

道端の家庭菜園に植えられているシカクマメ
前に通りかかった時には花は咲いていたのに実が見られず
なんの花だっけと考えさせられたのですが
今回、実もできていてシカクマメと判明。
気がかりがひとつ解決!


探して探してようやく見つけた・オオバウマノスズクサの若い実
高尾山にて9月19日撮影

山道でのこと、付近には蔓はたくさん見られるのに
探してもなかなか実には出会えずようやく見つけたこの実。
熟した頃に行くのが楽しみ!


今日見た花・フヨウ
葉には毛虫(フタトガリコヤガの幼虫)が!

花にカメラを向けると葉には大きな毛虫が!
名前がわからないのでネットを調べるとフタトガリコヤガとのこと。
ムクゲ、フヨウ、ワタ、オクラなどアオイ科の植物が食草で
農家では嫌われる害虫のようです。

22:59 2021/09/26 更新


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9月16日に見た花・ツルマメ
金山緑地公園(東京都清瀬市)にて撮影

ツルマメはダイズ属の一年草で花もダイズによく似ていて
見るからにダイズの原種という感じ。
似た感じのヤブマメとともに普通に見かけるつる草ですが
近くを散歩していてもヤブマメよりは目にすることが少なく

なぜかと思っていましたが
ここ金山緑地公園の湿地周辺ではツルマメばかり。
湿地の植物ではないはずですがどちらかというと湿ったところが好きみたい。


ダイズの花によく似たツルマメの花

      ・ ・ ・


ツルヨシの花穂
金山緑地公園にて

川沿いや湿地を散策していてよく目にするヨシの仲間、ヨシ、ツルヨシ、セイタカヨシ。

穂の感じも草姿も違うのですが迷わされるものも多くよく悩まされます。
上の写真でわかるようにツルヨシの花穂はまばらであっさりした感じ


ツルヨシの稈

水中を横に伸びる蔓状の稈があるのはツルヨシですが
その稈は赤みを帯びていて
地上に伸びる稈もツルヨシは赤みがあります。
(長く伸びた稈には赤みがないのがあり悩まされます。)

水辺の散歩は、こうしたことをああだこうだと考えながらで
なかなか先には進めません。

22:32 2021/09/19 更新


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揺らぐ水面
石神井公園三宝寺池にて9月10日撮影

秋の気配のなか石神井公園散歩。
木々を写して揺らぐ水面に目がいきました。
見ているとそのゆったりした動きが面白くしばし観察。
この写真はムンクの叫びの顔がいくつもあるように見えません?

      ・ ・ ・

今週はしばら訪ねてなかったに高尾山へ!


9月8日に見た花・ヒガンバナ
高尾山の山道にて撮影

もうヒガンバナが咲く季節なのですね。

高尾山はコースのどの辺に何の花があるということは
だいぶ知っているつもりなのですが
次に行った時それがもう見当たらないことがよくあります。
絶滅が心配されていて、なかなか出会えない花ヤマホオズキもその一つ。
以前咲いていたところではもう見当たらず諦めかけていたのですが
今回別のコースを歩いていて‘見つけました!’それも数株。


ヤマホオズキの花と若い実
高尾山にて


ヤマホオズキ花アップ

花はなんとか咲き残っていて実はまだ早め。
熟した頃にまたそのコースで出会ったらアップしますね。


ヤマホトトギスの花も盛り
高尾山にて

21:51 2021/09/12 更新


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小雨の中・チカラシバ
石神井公園にて8月4日撮影

秋の長雨、夏が来る前の長雨‘梅雨’に対して
‘秋霖’という言葉を思いうかべます。
まさに秋霖ですね。
全国の予報を見ると西の地方は晴れていて気温も高いようですが
関東地方では連日の雨、
雨量は多くはないけどコロナ禍での気分と重なり
外に出る気分にはなれません。

そんななか、今週のこのページも小雨のなか
近所にある石神井公園の散策中に撮った写真です。
この日は気温も低めでしたがいつのまにかに秋になりましたね。


今年も見たマコモの花


ハイマツのように池面を這うように伸びるクロマツの枝
石神井公園にて

22:26 2021/09/05 更新


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メタセコイア・夏の午後
石神井公園にて8月29日撮影


今日見た花1・ゴキヅル
石神井公園にて


ゴキヅルの花アップ


今日見た花2・ヤブマオ


ヤブマオの花アップ

日が短くなったのに太陽が照りつける暑い日が続き
なかなかフィールドに足を向ける気にならず
部屋にこもっていたのですが
今日は久々の曇り日で気温もやや低く近くの公園を散策。

出会った花をアップしますね。
フィールド日記も更新しました。

23:01 2021/08/29 更新


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ミニチュアのマクワウリのような若いカラスウリの実
西東京市の雑木林にて8月20日撮影


8月21日に見た花1・ガガイモ
東京都三鷹市の野川公園にて撮影


8月21日に見た花2・フジカンゾウ
野川公園にて


8月21日に見た花3・チゴザサ
三鷹市大沢にて

我が家から自転車でも気楽に行ける三鷹市の野川公園。
その公園の真ん中を流れる野川は武蔵野台地を侵食することによってできた
武蔵野崖線の崖は川に沿って30Kmに渡り続いていてその一角にあります。
公園を流れる川を下流に向かって歩いていくと大沢地区があり
そこは湧水が豊富で昔ワサビ栽培の農家があり湿生花園も・・・
他にも水力を使い水車で製粉していた農家があったり
また発掘された古墳や大昔の横穴式墓群などなどがあり
その一帯を三鷹市は「三鷹まるごと博物館」として紹介していて
ウォーキングを兼ねてそれぞれの展示物を鑑賞できるコースを作っているのです。

野川公園は以前から時期ごとに訪ねている自然観察園がありますが
これからはこの博物館の展示を一箇所づつでも回って見るつもりです。

コロナ禍のさなか、近所に散策できるところが増えて
昨日はなんだか得した気分になりました。

22:41 2021/08/22 更新


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植物写真家・鈴木庸夫 自然を楽しむ     2021年8月22日


蝉の大合唱・ミンミンゼミ鳴く
東京都西東京市の雑木林にて8月12日撮影

コロナ禍のさなかで前日の8月11日までは摂氏35度を超える猛暑。
外出は控えエアコンの効いた部屋に籠もりきりでしたが、
この日は曇り気味でやや涼しかったので
たまには散歩と近くの雑木林に行ってみると蝉たちの大合唱!

その鳴き声に耳を傾けていると夏のさなかだというのに
なぜか去る夏を惜しんでいるかのようでせつなさを感じます。
今になってそれも納得。
翌日からの雨続きで連日の豪雨。
九州から本州にかけてぼうぼうの川が氾濫していて
各地で水害が起きているとのこと。
予報ではその雨はまだまだ続きそう・・・
今年夏はこれで終わってしまうのかな。

蝉たちはそれを感じてか、精一杯鳴いていたような気がしますョ。
8月15日・記

22:09 2021/08/15 更新

追伸
更新できてなかったようで
19:41 2021/08/16に更新しなおしました。


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イワタバコの花
国道の落石防止のネットに守られて満開
山梨県上野原市棡原にて8月3日撮影


タマガワホトトギスの花
都民の森(東京都檜原村)にて8月3日撮影


クモキリソウの花
都民の森にて撮影


夏の御岳山・綾広の滝付近にて
8月4日撮影


レンゲショウマの花
御嶽神社付近にて


ミヤマタニワタシの花
御岳山のロックガーデン付近にて

コロナ禍緊急事態の只中のこの夏
近場のフィールドにはでかけたいわけで
ヒトとの接触を避け車を使っての移動で山へ!
今週は東京都の西端にある都民の森の山道と
御岳山付近の山道を散策。
いくつかの夏の花と出会えました。

北海道まで30度を超えるような
日本中が猛暑の真っ只中ですが
都民の森も御岳山も標高1000メートル前後あり
快適な散策ができました。

23:18 2021/08/08 更新

今日、フィールド日記ありません。


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緊急事態宣言の出されているなか行けるところは
車で行って人けの小ない山道を歩ける
高尾山のメインコースを外したコースが気楽なので
7月25日は今週も高尾山へ!


高尾山で出会った花・キジョラン


キジョランの花アップ


出会った花2・ジャノヒゲ


ジャノヒゲの花アップ


高尾山で出会った実1・ウメガサソウ


出会った実2・サワルリソウ

下界よりそこそこ涼しく
花との出会いも実との出会いもあり
楽しいウォーキングができました。

22:12 2021/08/01 更新


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例年通りに美しい高尾山の森
7月20日高尾山にて撮影

今週も散歩気分で高尾山へ!
先週は長雨が続いたあとようやくの晴れ。
梅雨が終わり夏到来でだれもがかけたくなるような日で
平日とは言えケーブルカーも山道も
なかなかソーシャルディスタンスはとれないような大混雑。

その後、緊急事態宣言は再度発令され、
今週はケーブルカーも山道も人はまばら、
こちらとしては気兼ねなく山を散策しましたが
夏休みとなり客をあてにしていたお土産屋や
お酒も提供できないお茶屋さんなどは暇そうでなんか気の毒。

しかし高尾の森は人間界のそんな騒動とは関係なく例年通りの美しさで
気分を入れ替えシャッターを切りましたョ


シワチャヤマイグチかな
7月20日高尾山にて撮影

更新


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ヤマユリの咲く時期になりました
7月16日に高尾山にて撮影


イワタバコも咲く時期
高尾山にて


オオカモメヅルは花も咲きもう実も
高尾山にて


6月6日に花を撮影したムヨウランの実
高尾山にて

6月以来のしばらくぶりの高尾山。
すっかり花は入れ替わっていて
その時見た花たちは実になっていて季節の移り変わりを実感。
一年ってどんどん過ぎていってしまうのですねぇ。

      ・ ・ ・

話は変わりますがしばらく昔の山野草ブーム真っ盛りのころ
高尾山の登山道で珍しい花たちに出会うと
撮影を済ませたあと花がなるべく目立たないよう
目につかないようう周りを枯れ葉隠したりした覚えがあります。
ひとに見つけられると堀取られ持ち去られることがよくあったのですよね。

それが、最近マナーがだいぶ良くなり持ち去られることが少なくなり
偶然通りかかった他の登山者が植物愛好家だとわかると
「どこそこの看板の脇には今あの花が咲いていますよ」とか
見ず知らずの人同士が情報交換しているのですよね。

昔より植物がだいぶ少なくなってしまったけど
ある意味、いい時代になってきたなと思う今日このごろです。
(高尾山では・・・)

21:46 2021/07/18 更新


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雨上がりの森にて
7月5日埼玉県入間市宮寺にて撮影

連日雨が続きお日様はしばらくごぶさた
それでもフィールドにでかけたくて
雨具に身をかため小雨降るなか家をでました。
埼玉県入間市の雑木林に到着すると運良く雨がやみ木漏れ日が!


花盛りのチダケサシ
入間市にて

チダケサシも満開でした。


ほぼ終わってしまったヒメザセンソウ
入間市にて

目的のヒメザセンソウはというと
残念・・・もう終わってました・・・

      ・ ・ ・


植栽のフシグロセンノウ
7月9日東京都練馬区の石神井公園にて撮影

その翌々日。雨のあいまの曇り空。
近所の石神井公園へ!
都市部では見かけませんが山でよく出会うフシグロセンノウが。
こうした野草と出会うとなんとなく嬉しいものです。


オオアカバナかな?
石神井公園にて

この日の目的は先週見かけたオオアカバナ?を確かめに行ったのですが
池の真ん中の小島に咲いていてどうしても近づけません。
上の写真は望遠で撮ったもののトリミングしたもの。
他にないかと探したものの咲いているのはココだけ。

植物との出会いは嬉しいものですが
手元で見れない確かめられないは・・・悲しいものです。

22:59 2021/07/11 更新


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イシミカワ・気持ち良さそうに伸びる
東京都西東京市にて7月4日撮影


アカメガシワ・のびのび咲く
東京都練馬区の石神井にて6月30日撮影


頼らないと成長できないゴキヅル
石神井公園にて6月30日撮影


果物のように見える大豊作のエゴノキのネコノアシフシ
牧野記念庭園(東京都練馬区)にて7月3日撮影


休憩中のカイツブリの子どもたち
石神井公園にて6月30日撮影

カメラを肩に毎日のウォーキングでカメラを向けた被写体です。

カイツブリの子どもたちのそばに咲いている花。
手元では見れなかったんだけどオオアカバナかな????
再度訪問してよく調べないと。

近所の散歩でもいろいろ調べることが出てきますョ。

↓このトウモロコシの雄花もそう。


実がポツポツなっているトウモロコシの雄花
練馬区の東大泉にて7月3日撮影


実がしっかり出来ている雄花



22:41 2021/07/04 更新

今日、フィールド日記ありません。


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タケニグサの花
東京都西東京市にて6月26日撮影

どこにでも生えているこのタケニグサですが
この時期、大きな葉を広げ丈は2メートルにもなりよく目立ちます。

過去にこの花を見たときのことを思い出すと
江戸川の河川敷にたくさん生えていて風で葉がみんな裏返っていたなとか
炎天下、高尾山をの上りで林道を大汗で歩いていた時に見たなとか
子供の頃、茎を折って遊んだなとかを思い出します。

それで、この日も散歩していて
「タケニグサが咲く時期になったな・・・」と
花の前に立つと昔のことをいろいろと思い出してしまうのでした。

      ・ ・ ・


咲きだしたヒメガマ
石神井公園(東京都練馬区)にて6月25日撮影

このヒメガマ、2つの串に刺した細いソーセージのような花で
上のが雄花穂、下のが雌花穂ですが
その途中に柄が見えていてそれがヒメガマで
ガマもコガマも雄花穂と雌花穂はつながっていて柄が見えませんよね。

夏の盛りにはヒメガマもガマも両方とも咲き終わり実になりかけで
間の柄が見えるかどうかで種類を判断するわけですが
今はガマは咲き終わっていてヒメガマは咲き始めなので
遠目で見ただけでもどちらなのかすぐわかるのですよね。


もう咲き終わったガマの穂先
背景にはヒメガマの明るい花穂が見える
石神井公園にて

22:05 2021/06/27 更新


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銀色の葉裏を見せるキヌヤナギの枝先
落合川(東京都東久留米市)にて6月18日撮影撮影


川で魚とりをする子どもたちと母親

この春NHKの「さわやか自然百景」という番組で
「東京 武蔵野台地の湧水」として紹介されていたこの落合川
郊外の住宅地の中を流れるこの川は豊富な湧水が水源の清流で
この時期、子どもたちが魚とりや水浴びをたのしんでいて
今の日本ではなかなか見られない子どもたちが水遊びができる貴重な小川。
ここはウチから自転車で行ける散歩コースの一ですが
フィールドとして自然の豊かさや規模は小さいものの
ヒトが、特に子どもたちが楽しんでいる様子をみると
ついこちらも微笑んでしまう楽しい散歩道です。

上の写真のキヌヤナギは去年の春、
この木の 芽吹いた葉の展開 をフィールド日記に載せましたが
この散歩コースではチェックする植物の一つです。

22:27 2021/06/20 更新


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以前住んでいた代々木に行きつけの床屋があり
髪が伸びてきたので意を決してマスクをつけて代々木方面へ。
天気もいいので久々に明治神宮を散策。
以前観察ポイントをいくつも作っていた宝物殿周辺の林縁などへ足を向けると
コロナ禍の対策で道にロープがはられて広範囲に立入禁止で何も見られず、



では花菖蒲はいまが盛りとばかり明治神宮御苑へと向かうと
やはりコロナ対策で閉鎖中。



木々の隙間からなんとか咲いている花菖蒲が見れました。

      ・ ・ ・


エゴノキ満開
近所の雑木林にて5月1日撮影

ひと月ほど前の満開だった同じ木の花ですが
今はというと


エゴノキの若い実
東京都西東京市にて6月9日撮影

      ・ ・ ・


ヒトツバハギの雄花
野川公園(東京都三鷹市)にて6月11日撮影


ヒトツバハギの雌花
野川公園にて撮影


ムサシアブミの若い実
野川公園にて撮影

春の花たちは実になり
夏の花はどんどん咲きだしています。

22:26 2021/06/13 更新


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セッコクの花
6月2日高尾山(東京都八王子市)にて撮影。


サワハコベの花
高尾山にて


イナモリソウの花
高尾山にて


ムヨウランの花
高尾山にて

知り合いのF田さんから
「今、高尾でサワルリソウが咲いてるよ」
とのメールをいただき久しぶりに高尾山へ。

登った道は6号路なのですが
ここには杉の大木にセッコクが着生していて
例年花の時期には楽しんでいるのですが
今年は当たり年のようで花数が多く
咲き始めでピンク色をおびていてキレイなこと!

目的のサワルリソウは花の時期がちょうどよく時間をかけて撮影。

その先の山道を歩いていくと小さなサワハコベに
木漏れ日がスポットライトのように射していて撮影開始。

その先でもイナモリソウが花盛りで腰を据え撮影。

そうこうしているうちにもう夕暮れで早く下山しなくちゃ・・・
そんなタイミングで薄暗い森でムヨウランがたくさん咲いてるのに出会い
やはりじっくり撮影・・・そんなわけで下山は日没との競争のようでした。

22:25 2021/06/06 更新

今日、フィールド日記あります。


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ミズキの花
長野県長和町長久保にて5月30日撮影


ミミガタテンナンショウの花
長和町にて撮影

撮りたいものがあり友人の別荘をめざして
食料を持参して昨夜長野県長和町へと出発。
車から一歩も降りず、深夜その別荘に到着。
今日は風もなく快晴。目的のものを撮り終えまっしぐらに帰宅。

コロナ禍で遠出を避ける、ヒトとの接触を避けるということがありますが
長野県のヒトとはかかわらず花とだけかかわってきました。
移動距離は長かったものの旅とは言えないような寂しい小旅行でした。
このコロナ禍の早い終息、祈るばかりですよ。

      ・ ・ ・


クリの雌花
東京都練馬区東大泉にて5月26日撮影

東京ではクリが先はじめました。
花のつく枝を見ていくと雄花はまだ蕾が多いものの
雌花はもう咲いているようでした。

22:37 2021/05/30 更新


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フウの若い実
練馬区の立野公園にて5月21日撮影

東京ではここのところ雨が多くまさに梅雨・・・だと思うのに
天気予報では梅雨に入ったとの発表はありません。
しかし私個人としては日本はすでに雨季という感じ。

そんななか今にも雨がふりそうな21日の午後
ザックに雨具を入れて自転車でそうそう遠くない立野公園へ。
散策していると雲の流れが早いなか一瞬青空が覗き
フウの葉はこの時を逃すまいと精一杯葉を広げていて
日光浴を楽しんでいるようでした。


ミクリの花
立野公園にて


午後3時、ヒトヨタケ科のキララタケ
立野公園にて

ヒトヨタケの仲間はその名の通り
発生したその日のうちに変色して朽ち果てててしまうグループで
このキララタケ、出始めは茶色味を帯びた卵形なのに
写真の午後3時頃には傘が開いてこんな状態
これがもうすぐボロボロに朽ち果ててしまいます。

出始めの様子も見たいのでこんどの朝の散歩はここだな。

      ・ ・ ・


多くの木が新緑なのに・アオギリはまだ
4月10日東京都西東京市にて

4月のこのころはソメイヨシノはもう葉桜。
雑木林ではどの木も芽吹く新緑の季節。
そんななか一本だけアオギリの大木はほとんど芽吹かず冬の様子。


5月19日のアオギリ

その同じ木がいまでは他の木々を圧倒するほど盛大に葉を広げ
雑木林の他の木々を圧倒、その生命力・・・驚きです。

23:00 2021/05/23 更新


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ツタ茂る
西東京市の雑木林にて5月15日撮影


イヌシデの葉
西東京市の雑木林にて


ヤマグワの若い実
西東京市の雑木林にて

コロナ禍で遠出も出来ずステイホーム。
で、することはというと机に向かって調べ物をしたり
あとは生活の細々とした雑用ぐらい。
それも二年目ともなると確実に体重は増えてきて、
対策としては歩数を気にしながらのカメラを抱えてのウォーキングです。

それでよく足を向けるのがこの小さな雑木林なのですが
春に見られら雑木林を構成する木々の花もみな終わり
キンランやギンランの花も終わり
夏の花にはまだちょっと早い端境期。
楽しみにしていたツミのつがいは巣を作らずにいなくなり・・・
そんななか、見上げると気に絡まるツタの葉が盛大で
まだ色づいていないヤマグワの実が可愛らしく、イヌシデの葉もキレイ!
撮りたいものはけっこうあるなと撮った三枚です。

「犬も歩けば棒に当たる」と言いますが
ボクとしては「散歩にでかけりゃ被写体にでくわす」ですかね。

21:54 2021/05/16 更新


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もう咲いたカキの花
5月7日西東京市の雑木林にて

新型コロナで外出を控えているこの時期
運動不足が気になり万歩計で歩数を気にしながらの散歩で
先週も紹介した近所の雑木林の花たち。
今週はというと、すでにカキの花も咲いて


色づいてきたハコネウツギの花
西東京市の雑木林にて

先週は真っ白だったハコネウツギの花は
だいぶ赤味が増してきていました。


ほぼ咲き終わったギンラン
西東京市の雑木林にて

今年は何十株も咲いたギンランの花はほぼ終わり殆ど実になっていて
ようやく見つけた向こうむきに咲く今シーズン最後の花。
その背中、なにか寂しそうに見えました。

    ・ ・ ・


アオギリの葉
小金井公園にて5月4日撮影

大きな木の茂る森の中
まだ若いアオギリの細い幹から陽光を浴びようと四方に広げる葉。
他の木々と肩を並べるまで育つのは並大抵ではないでしょうけど
「頑張れよ!」と声をかけつつシャッターを切りました。

21:36 2021/05/09 更新


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孟宗竹のタケノコは天をつくよう
練馬区東大泉にて4月30日撮影

5月となり生き物たちは一年でももっとも活動してるこの時期
近所の公園のこのタケノコはつい数日前は
ボクの背丈ほどだったのにもうこの高さ!


茶畑は新茶の季節
埼玉県の狭山丘陵にて撮影

お茶の産地狭山丘陵の茶畑では明るい色の若い葉が広がり
畑一面が明るく輝いているよう。
帰りがけ、通りかかりの製茶工場で
値段は張ったけど手積み新茶を買いました。(うまかったぁ)


クチナシグサ満開
埼玉県の狭山丘陵にて4月28日撮影



チガヤ満開
埼玉県所沢市にて5月1日撮影


    ・ ・ ・

このゴールデンウィークはコロナ禍の緊急事態宣言で遠出もできず近場を散策。
そんななかでも我が家から歩いて10分もかからず行ける雑木林へは足繁く通っています。


エゴノキ満開
近所の雑木林にて5月1日撮影


キンランとジュウニヒトエ咲く近所の雑木林
4月24日撮影

この雑木林はクヌギの大木のほとんどがカシノナガキクイムシという
幼虫が広葉樹に被害を与える虫にやられ枯れてしまい
去年の秋、やられた大木が何本も伐採され林床が整備されました。
そのせいだと思うのですが去年一株だけ見かけたキンランが
今年は何十本も咲きだしていて
去年まで見かけなかったギンランの花も咲きだしました。
昔は定期的に木を切り萌芽更新され
林床が明るく保たれキンランもギンランもたくさん咲いていたであろう雑木林。
手入れがされず林床が暗くて花を咲かせることができなかった彼女たちは
待っましたとばかにに今年一斉に花を咲かせたのだと思います。
そんな花たちを撮影していて「良かったね!」と声をかけたくなりました。


咲きだしたハコネウツギ・近所の雑木林にて
5月1日撮影

毎日のように見ていると印象では白と赤の花の交じるハコネウツギが
咲き始めたばかりは白い花ばかりで印象がちょっと変わりました。


樹上でたたずむツミ・近所の雑木林にて
4月25日撮影

今年はこの雑木林にツミのつがいが来ていて巣を作りはじめました。
幼鳥が生まれることでしょう。
これからは雑木林に行く時、双眼鏡を忘れないようにしなくちゃ。

22:09 2021/05/02 更新


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富士山を望む尾根道で出会った桜
西丹沢の犬越路付近にて4月20日撮影


先週はコロナ禍での運動不足を実感しているなか
尾根上に咲くコイワザクラを求めて
久々に標高千メートルを超える山へ行ってきました。
その日東京、横浜は夏日で27度になるだろとの予報でしたが
尾根を歩いていても風が冷たく感じるほどで
木々はまだ芽吹いておらずマメザクラが見頃。
そんななか暫く行くとコイワザクラは満開。


尾根道の岩場に咲くコイワザクラ
西丹沢の犬越路付近にて

ヤマウツボやヒトツバテンナンショウなど
ほかの花たちとの出会いもあり楽しい山歩きでした。


ニホンミツバチ鉄筋コンクリートの住まい
西丹沢の中川川にて4月19日撮影

山の春は花ばかりではなく野鳥や昆虫などもよく出会います。
このニホンミツバチも付近をたくさん飛んでいるので
巣はどこかと見回したところ見つけたものです。
人間の作ったものでも使えるとなるとしっかり利用しますね。


咲きはじめたエゴノキ
西東京市にて4月25日撮影

21:50 2021/04/25 更新


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雑木林は新緑
4月12日に埼玉県入間市にて撮影

雑木林は葉がどんどんと茂りだし葉のボリュームはもう夏。
しかし林の中を散策していると林床はまだ明るく
見上げる木々の葉は新緑の色合い。


盛大に咲くウワミズザクラ
4月12日入間市にて

しばらく歩いていくとウワミズザクラが咲いていて
その豪勢さ、ボリュームに圧倒されます。


盛大に実る梅の実
4月15日東京都練馬区南大泉にて

数日後ですがいつもの散歩コースで
春先に咲いていた梅に実がなっていて
その実の数、ボリュームに圧倒されます。


盛大に咲く(でも花は目立たず)マルバヤナギ(アカメヤナギ)大木
4月17日野川公園(東京都三鷹市)にて

マルバヤナギ、 多くが早春に咲くヤナギの中では花が遅くこの時期花盛りなのですが
この大木の枝先それぞれに膨大な花が咲いていてます。


そのマルバヤナギの花(雄花)

その芽吹いた葉や花の量を思うと
その生命力に圧倒されます。

春盛りのこの季節、なんというか・・・‘爆発’だぁ!

21:30 2021/04/18 更新


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はちきれんばかり・シュロの蕾
4月10日西東京市にて撮影


盛大に咲くヤマシャクヤク
4月9日に石神井公園(東京都練馬区)にて撮影

ソメイヨシノはもう葉桜ですがサトザクラは盛大に咲いています。
この時期、ちょっと歩いただけでいろいろな花に出会えます。


ちょっと変わったヤマグワの花
4月7日に埼玉県新座市にて撮影

新座ではヤマグワがちょうど花盛りで何本も見かけ
これは雌花が咲いているから雌の木だ
隣の木は雄の木だなと何本も見ていてふと見かけたこの木。
枝先に雄花、幹に近い方に雌花がついているのです。



枝先に雄花その下は雌花

雌雄異株だと思っていましたが、
雌雄同株もあるようでボクは初めて見ましたョ。

    ・ ・ ・


多くの木が新緑なのに・アオギリはまだ
4月10日東京都西東京市にて

芽吹きは種類によってそれぞれ時期が違いますが
アオギリはまだ冬木のよう。


多くの木が新緑なのに・クサギは芽吹いたばかり
西東京市にて

これは散歩コースで見ているクサギですが
ようやく芽吹き始めました。


ムクゲの芽吹きも遅め
西東京市にて


芽吹いたばかりのアカメガシワ
西東京市にて

このアカメガシワもまだ芽吹いたばかりですが
隣のアカメガシワはもう新緑。


隣りのアカメガシワ
西東京市にて

この時期、芽吹きを見ていると個性が見えてきて面白い!

更新


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コロナ禍で行動範囲はごく近場にしていると
先週このページで書きましたが
花の盛りの時期になり電車で小一時間程度までぐらいに広げることにして
高尾山のあの花、飯能の山あいのあの花、などなどを思い出し
先週はそうしたフィールドに足を伸ばしました。

しかし出会えるはずのアズマイチゲはもう咲き終わり、
コクサギはすでに花盛りなどなどすいぶん季節が進んでいて
この調子だと晩春に咲く花、梅雨頃に咲く花、
その後咲く夏の花、秋の花はどうなることやら。
その上コロナ禍の影響で行動がいつまで制約をうけるのか、
などと今シーズンは予想も予測もたてにくくて
どうするかは、いきあたりばったりに決定!


高尾山で咲きはじめたタカオカエデ(イロハモミジ)
4月1日高尾山(東京都八王子市)にて撮影


登山道側に向いて咲いてくれたミミガタテンナンショウ
高尾山にて


今年も出会えたねエイザンスミレ
高尾山にて


前日の雨のしずくを残す朝、コクサギの雄花
3月29日埼玉県飯能市にて撮影


まだ咲いているかなと思っていたアズマイチゲはすでに小さな実に
飯能市にて撮影


まだ蕾クサノオウ
飯能市にて撮影


晴れて花が開きだしたアマナ
飯能市にて撮影


カタクリの花はもう終わりぎみ
入間市にて


花というかすでに実かなカンアオイ
入間市にて

21:58 2021/04/04 更新


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枝先に可愛く咲くエノキの花
東京都西東京市にて3月23日撮影


清楚という印象・コブシの花
東京都練馬区にて3月22日撮影


太平洋側の淡い色合いのカタクリの花
埼玉県新座市にて3月26日撮影


雑木林に咲くクサボケの花
東京都東久留米市にて3月26日撮影

今年は花が早くソメイヨシノはすでに満開。
木々は芽吹き多くの花が咲きだしています。
例年だとこの時期は見たい花をリストアップして
タイミングに合わせ数百キロの遠方でも車を走らせ
標高のあるところへは登山装備で出かけていたのですが
今年はそれを控え歩いてもしくは自転車で行ける範囲限定。
そんな近場でも咲きだしてはいても明日がちょうど良さそうだとか
まだ早くて咲くのは三日後ぐらいかなとか
種類によってタイミングを合わせるために
それぞれ今日は新座市のあの林、
明日は練馬区のあそこへ、明後日あのあたりだなとか
けっこうせわしなく過ごしています。

そうこうしているうちに今年はもう四分の一が終わるわけで
いつのまにか梅雨になり、秋が来て、冬になってしまうのかな。

まぁ、限られた行動範囲で楽しくやっていこう!

22:40 2021/03/28 更新


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ミツマタ満開
西丹沢(神奈川県山北町)にて3月17日撮影


ミスミソウ満開
西丹沢にて


もうすぐ咲くシロモジ
むさしの自然館撮影にて3月16日撮影


コスミレ満開
野川公園(東京都三鷹市)にて3月16日撮影


シダレヤナギ満開
黒目川(東京都東久留米市)にて3月15日撮影

まだ3月の半ばだというのに
春の花がどんどん咲きだしていてタイヘン!
時間をみつけてはほうぼう散策しています。

そんななか水辺のシダレヤナギも花の季節。
シダレヤナギは中国原産で日本ではよく水辺に植えられていますが
なぜかほとんどが雄株で雌株はごくわずか。
そういうわけで花の時期にシダレヤナギにでくわすと
雌花が見たくていつも雌雄を確かめるのが癖になっていますが
いつも出会うのは雄花ばかり。
しかしこの日、黒目川で見かけたシダレヤナギ。
どうせ雄花だろうけどと近づいてみるとなんと雌花!


シダレヤナギの雌花

うれしくて、その日は一日幸せな気分で過ごせました。

更新


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展開直前・オオバベニガシワの頂芽
東京都練馬区の牧野記念庭園にて3月11日撮影


展開直前・オオバベニガシワの側芽の花芽
牧野記念庭園にて


展開直前・ハナガガシの頂芽
東京都武蔵野市のむさしの自然観察園にて3月9日撮影


展開直前・シロモジの花芽と葉芽
むさしの自然観察園にて

昨日(3月10日)は朝から雨・それも午後からは大雨でしたが
雨の雑木林はどんな様子かと長靴を履き雨具に身をかため散策へ。
林の中を歩いていると雨がますます強くなり雷が鳴り出し稲光が!
想定外の恐怖を味わい観察どころではありませんでした。

そして今日は晴れ、それも快晴。
先程のニュースでは東京で桜の開花宣言とのこと。
開花は年々早まっているのですが記録更新のようです。

春は各地に咲く見たい花がたくさんあるのですが
コロナ禍の最中、今年はそう動くこともできず
上の写真を撮影した我が家からも近いむさしの自然観察園などは
あまり見る機会のな西の地方の珍しい樹木が植えられてるので
こうした近場の観察ポイントをいくつも決めて通うのがいいかも。

次はシロモジが咲く頃に行こうかな・・・


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この春初見・イヌシデの花
西東京市にて3月6日撮影


この春初見・ハコネウツギの芽吹き
西東京市にて3月5日撮影


カリンの蕾
練馬区の東大泉にて3月7日撮影


この春初見・カラスムギの花
東大泉にて3月7日撮影

この季節になるとちょっと散歩に出ただけで
今年初めて目にする花や蕾、梢の先の緑など
変化の少ない真冬の散策とは違い
どんどん面白いものが目に入ってきます。

ところで、ウグイスは冬、藪の中で
「ジ、ジ、ジ・・・」という地鳴が聞こえ、
声のあたりを探すと姿を見かけることがあるのですが
昨日、今年初めて春を告げるような鳴き声
「ホーホケキョ・・・」を聞きましたよ。
どこで鳴いているのかとずいぶん探しましたが
常緑樹の枝の奥の方からで姿は見られず
でも、ムービで声だけでもとっておこうと
梅の花の方にレンズを向け音をとりました。
聞いてみてください。


この春初めて聞いた鶯のホーホケキョ
3月6日西東京市にて

撮影中、ちらっと梅に目白が来たのが見えたのでカメラがふらつきました。
ご容赦。

春が来ましたねぇ・・・

21:25 2021/03/07 更新


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シュンランの蕾
野川公園(東京都三鷹市)にて2月23日撮影

「芸術は爆発だ!」と、かの岡本太郎が残した名言がありますが
地中から出てきたばかりのこのシュンランの蕾や
木々の冬芽がそれぞれ今にも弾けそうな様子を見ていると
「春は爆発だ!」・・・で
早春のこの時期は「爆発寸前だ!」なんじゃないかと思いますョ。

そんななか今日散策していると
地味めの花ですがもういくつも咲いていました。


カワヤナギの雌花
落合川(東京都東久留米市)の水辺にて2月28日撮影


フラサバソウの花
東京都東久留米市にて28日撮影

そうそうこのフラサバソウ、
以前はほとんど見かけることがなかった帰化植物なのですが
最近、よく目にするようになってきました。
日本全体ではどうだかわかりませんがだいぶ広がってきてるのでは・・・
困ったものです。
その逆に、このフラサバソウと同じ仲間の在来種イヌノフグリは
数を減らしていて絶滅危惧種なのですが
先週偶然花を見かけその時は一輪だけしか見られなかったので
再度見に行ったところ2輪咲いてくれていて
じっくり見てきました。
(今日付けのフィールド日記↓に載せました)

22:25 2021/02/28 更新



ニワトコの蕾
野川公園(東京都三鷹市)にて2月18日撮影


ウグイスカグラの花
野川公園にて


セツブンソウの花
野川公園にて


ヒメウズの花
野川公園にて


イヌノフグリの花
野川公園にて

去年1月の終わるころ横浜港に入港したダイヤモンド・プリンセス号で
新型コロナの患者が見つかり乗っていた人たちが下船できずにいて
連日報道されていたのは一年前のちょど今頃。
新型コロナ騒動の真っ只中で過ごしてまる一年たち
人間界は騒然とし続けていますが
それと関係なく自然界はいつもどおりに春が来たので
なにか咲いていないかと久しぶりに野川公園へ電動自転車で行ったところ、
いろいろな花と出会いましたが
なんと、何十年ぶりにイヌノフグリの花と遭遇!

「帰化植物に押しやられ最近あの花もこの花も見られないなぁ」
とこぼしてばかりいましたが
遠出をせずとも
足もとを見つめなおし探し直すことの必要性を実感しましたョ。
(そのイヌノフグリですが一株しか見つけられなかったし
まだ咲き始めで一輪しか咲いていなかったし
また行ってみよう!)

22:03 2021/02/21 更新


三寒四温という言葉通り
このところ寒い日もあるものの
温かい日は2月の半ばとは思えないような陽気。


シダレヤナギの枝も春の色合い
石神井公園(東京都練馬区)にて2月10日撮影

近所を散歩していると
シダレヤナギも芽吹いてはいないものの冬芽も膨らみ
遠目にも柔らかなパステルカラー調の優しい色調。


ハンノキの花
2月10日石神井公園にて撮影

地味な花で散歩する人たちは目を向けませんが
ハンノキはすでに花盛り。


井戸端会議中のスズメたち
2月10日石神井公園にて撮影

スズメたちは日向ぼっこしながら
にぎやかに雑談しています。

まだ寒い日も必ず来るわけで気はぬけないはずだけど
私といたしましてはすでに気分は春・・・です。

さて、この春は、このコロナ禍の春を、どう過ごすかなぁ・・・

22:31 2021/02/14 更新



アオキの実
2月6日高尾山(東京都八王子市)にて撮影

このコロナ禍のなかずーとどこにも出かけていなかったものの
昨日は天気もよく意を決して久々に高尾山へ!

冬の高尾山、冬枯れの落葉樹は彩りもなく寒々とした風景。
そんななか陽光を受けたアオキの赤い鮮やかで実が目をひき
ザックからカメラを引っ張り出し撮影開始。
腰をすえ構図をああだこうだと検討して
思う存分シャッターを押しました。

アオキの他になにか残っている実はないかと歩いていると
光を受けて赤く輝くコウヤボウキの果穂がいい風情。

本来白いイメージですが赤く色づく理由はよくわかりません。
その後登りながらみかけたコウヤボウキですが
この果穂は赤だ、これは白だなと
見ていくと赤く色づいた果穂もけっこうあったものの
白よりだいぶ少なめでした。(時期の問題かなぁ?)


赤く色づいたコウヤボウキの果穂


コウヤボウキの果穂

      ・ ・ ・


今日見た野鳥・たたずむダイサギ
武蔵関公園(東京都練馬区関町)にて2月7日撮影

22:50 2021/02/07 更新


1月26日は朝から冷たい雨。
暖房の効いた部屋でデスクワークです。
午後、机から目をあげてふと外をると大粒のぼたん雪が降っていて
見ているうちに木々の枝先や屋根に積もり始めました。
で、そこそこの雪を期待したのですがすぐに小降りとなりがっかり。

翌朝にはほとんど雪は消えていましたが
そんななか散歩で見かけたわずかに残った雪にカメラを向けました。


27日の朝、練馬区東大泉にて撮影

足もとの小さな雪を撮り、ふと見上げると梅一輪。


梅一輪

近くのカリンの枝先は・・・


芽吹き始めたカリンの新芽

まだ寒いけど、やがて来るだろう春を実感。

暦を見ればやがて春が来ることはわかるので
寒くてもひたすら待てばいいわけですが
今年は「ようやく春が来から出かけよう!」とは
コロナ禍の最中でどうなることやら
このコロナ禍はいつ終息することやら・・・

冬ごもりが終わってもいつ出かけられるのか
今年は計画をどう立てたものやらわかりませんョ。

      ・ ・ ・


1月31日に練馬区関町南にて撮影

冬の寒さに赤くならずに枯れたオキナワスズメウリ、
スイカの飾り物のよう。

1/31 23:02 更新



アカメガシワ冬の梢
東京都練馬区南大泉にて1月19日に撮影

関東平野では去年の暮れからちっとも雨が振らず
このところ連日雲ひとつない快晴の日が続き
川の水量も減り彼方に見える富士山にもほとんど雪が見られません。

そんななかようやく23日待望の雨が・・・
うれしくて長靴を履きかっぱを着て近所を散策。

冬のさなか眠っているような雑木林の木々もなんとなく嬉しそう。


雨の日のコゴメウツギ冬の枝先
東京都西東京市にて1月23日撮影

梢の先を見上げるといつもはうるさく鳴くムクドリたちも
枝にとまり静かに過ごしています。


雨の中コブシの枝で静かに過ごすムクドリたち
西東京市にて


枯れたマルバフジバカマ雨の日
西東京市にて

      ・ ・ ・

話はかわりますがこうしていつも散策している近所の雑木林ですが
クヌギやコナラの大木が盛大に伐採されていました


伐採された雑木林の大木
西東京市にて

こうして切られた木は‘カシノナガキクイムシ’にやられたものでそれはみな大木。
昔、雑木林はある程度成長すると伐採して利用し
次の世代が育ち入れ替わっていたわけですが
今、木々は利用されずみな大木となり
若い木にはつかないカシノナガキクイムシがそうした大木を攻撃
それでここの大木はこれ以上ほかの木への被害を食い止めるため伐採されたのだと思います。

人間が昔どおりのやり方で
雑木林の世代交代をすすめていかないとこの林もそのうちになくなってしまうかも。

1/24 22:00 更新

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コブシの冬芽(花芽)
1月13日に善福寺公園(東京都杉並区)にて撮影


今にも咲きそうなトサミズキの花芽
善福寺公園にて


イチョウの短枝の先端につく冬芽たち
善福寺公園にて

冬のさなか雑木林の散策では植物たちも昆虫たちもみな休眠状態で
毎日の散歩で何を撮ろうかと被写体を探しまわってもそう変化は見られません。

そんななか膨らんできたトサミズキの花芽などを目にすると嬉しいものです。
梅の花もチラホラと目につき、それも枝先に一輪っきり咲くのを見て
俳句をひねろうかと思いつつ頭に浮かぶのは
かの有名な「一輪ほどの暖かさ」のフレーズしか思い浮かばず
ではトサミズキの膨らんできた冬芽で一句!と方向性を変更。

「トサミズキ・・・トサミズキ・・・トサミズキ・・・」とつぶやきながら歩いているうちに
その日の散歩は終わってしまいました。

1/17 17:40 更新

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冬の落葉樹林
小金井公園(東京都小金井市)にて1月7日撮影


オオブタクサの枯れた穂先
埼玉県新座市にて1月9日撮影

東京で暮らしてはいても雪国で過ごしたこともあり
数日前からの天気予報で主に日本海側沿が大雪になるとの警告、
何人もの友人がそうした地域に住んでいることもあり
気にしてはいるのですがやはり予報通りの豪雪!

昔、そんななかで苦労したことを思い出し
雪と格闘している方々のご苦労に思いがいきます。

山奥で一人で暮らしている歳がいった知りあいの方など、
スコップを担いで応援に行きたいとも思いますがそうもいかず心配。

ほかにもそうしたお年寄りの方々が大勢いらっしゃると思いますが
このコロナ禍で除雪のボランティアの方々も
行くことを控えざるをえないとの報道などを聞くと
お年寄りの方々が無事にこの豪雪を乗り切ってくれることを祈るばかりですョ。

1/10 22:10 更新

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元旦の空と彼方に見える富士山(送電線の鉄塔の左下)
1月1日に伏見公園(東京都西東京市)にて撮影

              
              その富士山拡大


ハクモクレンの冬木、枝先の花芽
1月3日練馬区にて撮影


2021年初めて撮った花ソシンロウバイ
1月3日撮影

明けまして
おめでとうございます。

2020年の人間界は新型コロナウィルスによって
世界中の人々が右往左往させられましたが
自然界はコロナ騒動とは関係なく着々と季節が進んでいます。

で、人間界では2021年もコロナの影響で
移動の制限も人との接触も続きそうだし年間計画をどうたてるか、
元旦からこの3日間、悩みに悩んで考えに考えてその結論ですが・・・

足元を見つめなおして、
楽しみながら、遊びごころをもって近場で過ごそう!

ということになりました。

今年もヨロシク!

1/3 22:07 更新

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今シーズン最後の紅葉フォト
石神井公園(東京都練馬区)にて12月25日撮影

去年の秋は強い台風がいくつも来て
けっこう海から離れた林でも塩害で木々の葉は痛み
どこの紅葉もあまり良くなかったわけですが
今年の紅葉は場所にもよりますがまずまず。

12月下旬ともなると東京でも木々はほとんど葉を落とし
最後まで葉を残しているメンバーは写真のイロハモミジ、
それとシダレヤナギもまだたくさん葉が残っています。
あとはイヌビワの黄葉かな。

下の写真の梢の先にわずかに葉を残しているのはコナラです。


夕暮れの雑木林
練馬区東大泉の雑木林にて26日撮影

今年もあと残すところあと四日。
このページの更新もこれが今年最後です。

来年もよろしくお願いいたします。

      ・ ・ ・


落ち葉の間から葉を見せるセントウソウ
西東京市の雑木林にて27日撮影

年があけたらすぐにも花芽が伸びて花を咲かせてくれることでしょう。

12/27 16:53 更新

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降り出したとおもったら豪雪!!
新潟県湯沢町にて12月15日撮影

コロナ禍のなか撮影したいものがあり
雪の予報はあったものの降りはじめの雪景色も撮れるかもと
極力ひととの接触を避けて車で湯沢町へ!

以前湯沢ですごしたこともあり雪に対する覚悟はあるものの
今回はいままで体験もしたことがないような降りかたで
撮影はとりやめてすぐ群馬県側へ戻ることに!

みなかみ町あたりではまだそうとうな雪の量でしたが
車では湯沢から一時間ほど走っただけなのに
どんどん雪はなくなり青空と降り注ぐ陽光!


陽を受けるセンダンの実
利根川河川敷にて(群馬県吉岡町にて15日撮影

      ・ ・ ・

翌日、湯沢周辺はどうなったかと気にして報道を見ていると
高速道路上で車が動けなくなっているとのこと。

そんなことを考えながら近所の雑木林の散策では
雪のないこと、陽光が降り注いでいることが
なんとなく不思議な気がします。

日本は狭いけど変化に富んでいるよなぁ・・・


まだ紅葉残る雑木林
東京都西東京市にて16日撮影


雪のない林床
16日撮影


雪のない畑のロゼットのような青首大根の葉
16日撮影

12/20 17:50 更新

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練馬区東大泉にて12月9日撮影

今年、冬至は12月21日。
この夕焼けの撮影は冬至より二週間近く早い12月9日午後4時9分、
日が落ちたらすぐに暗くなり
今日も一日が終わったなぁという気分にさせられます。

そういえば、広く空が見られるココは
我が家からもっとも近くでかろうじて富士山が見られる場所。


望遠で撮影した夕日と富士山

江戸の風景を描いた浮世絵には富士山がよく登場しますが
多くの建物の建つ現代の東京では富士山を望める場所はほとんどありません。
そういうわけでココは貴重な観察ポイントの一つです。

      ・ ・ ・


ロウバイの紅葉と花芽
練馬区東大泉にて12月11日撮影

ロウバイの色づいた葉はもうすぐ散り
冬芽の花芽は年が開ける頃には咲くわけで
すでに大きくふくらんでいて蕾のよう。


ヤマコウバシの紅葉と実
石神井公園にて12月8日撮影

こちらヤマコウバシの葉は紅葉というより枯れたよう。
今は他の木々が紅葉していてこの地味な葉に人は目をくれませんが
この葉は冬の間散らず冬の雑木林では主役級の存在となります。

      ・ ・ ・


ナガネギの芽整列
練馬区東大泉にて12月13日撮影

新潟の豪雪地帯ではそろそろ雪に覆われるこの時期、
田畑は春の雪解けまで休眠状態ですが
太平洋側の温暖な地域の畑では冬の陽光をうけ野菜がぐんぐん育つわけで
農家には農閑期という概念はないかも。

12/13 17:20 更新

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ほぼ葉を落としたユリノキの並木
皇居のお堀端にて12月3日撮影

新型コロナ騒動のためなるべく外出を控えているのですが
先日、用あってひさびさに都心部へ出向きついでに皇居周辺を散策、
初冬のこの時期、都心ではまだ晩秋の気配でした。


リキュウバイの実
千代田区隼町にて12月3日撮影

中国原産の花木リキュウバイは庭園などで時たま見かけますが
並べて植えられた木にみなたくさん実がなっていて
花の時期の壮観さが思われます。
春、まだ新型コロナ騒動が収まってなくても見に行こう!

      ・ ・ ・


スイセンの蕾
西東京市にて12月1日撮影

近所の散歩コースでは
晩秋の気配のなか、もうスイセンの蕾が膨らんでいて
暮れのうちに咲いてしまいそう。


キンラン
西東京市にて12月1日撮影

このキンランは4月に花を撮影したあと通るたびに見ているのですが、


キンランの花
4月17日撮影


先日まで緑の葉を元気に広げていたものの
いよいよ地上部は枯れる気配。
来春、また花を咲かせてくれることでしょう。


小松菜畑
西東京市にて12月1日撮影

散歩コースの畑ではこの小松菜をはじめ
長ネギ、カリフラワー、ほうれん草などがたくましく育っています。

新型コロナ騒動で気が落ち込んでいる中
こういう様子を見るとなんか元気づけられますョ。

12/6 16:40 更新

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雪の白馬岳
長野県白馬村にて11月25日撮影

新型コロナ騒動のなか外出を控えてはいますが
車を使ってフィールドに出掛け
出先では人との接触を極力控えての山野の散策ならいいだろうと
奥多摩などへは何度かでかけましたが
昔から馴染みのある北アルプスの山々が無性に見たくなり
先週は長野県の大町市→白馬村→戸隠村方面を巡ってきました。

後立山連峰は冠雪していて今年は例年通りの雪は降りそう。
森の木々はすっかり葉を落とし、やがて降る雪を待つばかり。
そんななか、オオバボダイジュの枝先には実が残っていて
かえって寂しさを感じさせます。


オオバボダイジュの実

空の青さは鮮やかなものの
冬枯れの木々たちの色味が少ない中
枝につくヤドリギの常緑の葉とオレンジ色の実が目をひきます。


実のつくヤドリギ

      ・ ・ ・

森を歩いていても足元は落ち葉ばかり
そんななかオオウバユリの茎が倒れ
散り落ちた種子がキレイ!


オオウバユリの種子

落ち葉ではホオノキ根本に積もるように落ちた
葉裏の白さをみせるホオノキの落ち葉が圧巻。
雪の積もる直前に見せる個性的な林床の様子を楽しみました。


ホオノキの落ち葉

この時期は山全体が雪が降るのをひたすら待っているようです。

11/29 17:15 更新

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水面に敷き詰められた落ち葉
白子川(東京都練馬区)にて11月17日撮影

東京ではこのところ異様に暖かい日が続いていて
やはりこれも異常気象かなと思わせられます。
それでも木々の葉はどんどん色づき
風が吹くと舞い落ち、
散歩で見かけた川の水面ではそれが模様のよう。
温かいけど秋も終わりかなと思わせられます。

      ・ ・ ・


ヒトツバタゴの実、今年は豊作
伏見公園(東京都西東京市)にて11月18日撮影


東京でも時々見かける植栽のヒトツバタゴ。
花の時期に場所を確認していた木に実がなっているかと
毎年秋、木々を見て回るのですが
この夏の猛暑が幸いしたのか今年は大豊作!

      ・ ・ ・


ジュウガツザクラの花
練馬区貫井にて11月17日撮影

我が家のベランダの鉢で実生で育てているツメレンゲが今花盛り。
見ているとアブをはじめ虫たちがひっきりなしに来ています。

ひだまりに咲くアカカタバミの小さな花には
シジミチョウたちが集まっていたり
花の少なくなったこの時期に咲く花は虫たちにとって貴重。

写真のジュウガツザクラも撮影しながら見ていると 虫たちがたくさんやってきています。
最近、公園などでジュウガツザクラやフユザクラがよく植えられていますが
秋に咲く桜は人ばかりではなく虫たちも嬉しいんじゃないかな。

更新

今日、フィールド日記ありません。

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晩秋の山、秋深まる里


ススキ
高尾山にて(標高550mほど)11月9日撮影


コアジサイ
三頭山中腹(標高1000mほど)にて11月10日撮影


夕暮れの雑木林
西東京市(標高60mほど)にて11月13日撮影

ゴートゥー・トラベルを使ってどこかへ行こうかと考えてみたものの
この新型コロナのことを考えるとなるべく遠出を避けて・・・と思い
ふだんは日帰りで出かける方面に宿泊で!ということに。

それで、あきる野市の五日市駅付近の旅館に泊まったのですが
このあたりは十代の頃からよく山へ登る起点として訪ねた町。
しかし、考えて見ると駅前でバスに乗って登山口には行くものの
町の散策は今回が初めて。
町はずれの路地裏を歩き、町を流れる川沿いを散策してみると
なぜいままでこうした楽しみ方をしなかったのかと悔やまれました。

新型コロナ騒動が収まるまでとは言わず
今まで気づかなかった見近なものに
もっと目を向けても楽しいんじゃないかと思わせられた小さな旅でした。

2020/11/15 22:50 更新

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マルバノキの花
東京都西東京市にて11月3日撮影

近所の住宅街を散策中、
あるお宅の庭に植えられていたマルバノキですが
道路に突き出た枝に咲いていたので撮影。
秋、葉が色づいた頃咲くこの花は好きな花の一つです。
この木は山の谷あいとか岩場などに自生する木ですが
庭木として植えられることがあり山で出会うより
こうした散歩中に出会うことの方が多いです。
自生する多くの県では絶滅危惧種に指定されています。


クコの花
西東京市にて11月3日撮影

同じ日、散歩中クコの花も見かけました。
クコ自体はよく見かけますが花はまばらに咲いていることが多く
近よって三輪咲いていたのでカメラを向けました。

      ・ ・ ・


ゴキヅルの実と花
石神井公園ボート池にて11月4日撮影

先週、石神井公園で見かけこのページでも紹介したゴキヅル。
今回はその池を周遊してみたところ別のところにも生えていました。
こちらの方が個体数が多く元気に茂っています。
この種子は鳥が運ぶわけではなく風にのって飛ぶわけではなく
そのまま下の水辺に落ちて水の流れに身をまかせて
別の水際に流れ着き、そこで芽生えるわけだけど
そうしてみると、もっともっと増えてくれるかも。


ホトトギスの花
石神井公園にて11月4日撮影

植栽のホトトギスですが
自然な風情て咲いてくれていました。

この、新型コロナの騒動で遠出を避けて
近所を散策しているわけですが
それなりに、小さな楽しみがあります。

17:49 2020/11/08 更新

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トウガラシの花
埼玉県所沢市本郷にて10月28日撮影。


東京では朝晩は暖房がほしくなってきたこの時期、
近場を散策していても花との出会いはめっきり少なくなりました。

月刊雑誌で月々の野菜の花をテーマに連載しているので
これから冬にかけての野菜の花との出会いはボクにとっては重要。

そんな理由からウォーキングを兼ねて10月28日に所沢市の本郷周辺の農地を散策。
丹念に見ていくと今花の盛りのものや
夏がメインながらまだ咲き残っている花との出会いがあり
けっこう収穫がありました。

そういうわけで今日のフィールド日記には
ハヤトウリの花とバターナッツ_カボチャの花を載せました。
覗いて見てください。

17:48 2020/11/01 更新

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水辺に咲く花・シロネ
東京都練馬区の石神井公園三宝寺池にて10月24日撮影

水辺で水面を背景に咲くシロネに
絵心を誘われシャッターを押しました。

      ・ ・ ・


水辺に咲く花・ゴキヅル
石神井公園にて撮影


ゴキヅルの実

石神井公園はボクの散歩コースの一つなのです。
散歩しはじめてから何十年にもなりますが
単にボクが見つけられなかったからかもしれませんが
ここの池でゴキヅルを始めて見ました。

公害が問題だった時代の水辺の植物は水質の悪化や
コンクリートで覆う護岸工事などの影響で
どんどん見られなくなったのですが
最近は下水道が完備して川の水質が良くなったり
自然環境を配慮した護岸工事がされるようになったりで
帰化植物ばかりが増えたところもありますが
多くの植物たちが見られるようになってきました。

そんななか、報道では八王子の長池では池の水を抜いて水を入れ替え
外来種駆除をしたところ土中の種子が発芽したと見られ
絶滅と思われていたジュンサイやミズユキノシタが復活したとのことでした。
東京都指定:絶滅危惧II類のゴキヅルですが
そういえば去年‘かいぼり’ではないけど水ぎわで工事していたことを思い出し
このゴキヅル、そんな理由で今年は咲いたのかも・・・と思うと
なんだか嬉しくなってしまいました。

22:37 2020/10/25 更新

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色づいたヒトツバカエデ
10月13日三頭山への登山道にて撮影(東京都檜原村)



ヤマトリカブト咲く
三頭山にて



マムシグサの仲間の色づいた実
三頭山にて


上のヒトツバカエデを撮影したカメラは
パナソニックのルミックスFZ1000M2のズームレンズの望遠側での撮影ですが
下の2枚はルミックスのマイクロフォーサーズのカメラGF5に
オリンパスのフィッシュアイレンズ9mmf9という
レンズキャップみたいに小さなレンズの最短撮影距離20センチで
被写体にくっつくように近づいての撮影なのです。

園芸植物と違いて生えたいところに生えるというか
そこでしか生きられない植物たちの居場所が映り込むので
最近、面白がってシャッターを押し続けているのです。

植物もそうですが人間を含め生き物みんな、
居るべきところ、居たいところでのびのび生きてるっていいですね。

 更新

今日、フィールド日記ありません。

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セイバンモロコシ秋の空
10月5日に埼玉県新座市の黒目川沿いにて撮影


数日前の中秋の名月(10月2日)に
お団子を用意して我が家のベランダでお月見をしたのですが
東京ではススキは空き地や原っぱでちょっと抜いてきて・・・
などとはできないどころか空き地にもススキは見当たりません。

ススキを収穫に行ったわけではないのですが 満月の数日後訪ねた埼玉県の黒目川沿いでは
以前よく目についたススキが全く見当たらず
帰化植物のセイバンモロコシだらけ!
1943年に千葉県で初めて確認されたこの植物。
今では東北以南の各地に広がっていて
道端、堤防、果樹園などに広く発生しているようです。

      ・ ・ ・


セイタカアワダチソウ秋の雨
10月9日に東京都西東京市の石神井川沿いにて撮影


北アメリカ原産のこのセイタカアワダチソウは
晩秋まで花があるため一時養蜂業者が全国に広めたことがあるようで
戦後温暖地を中心に大群落を作り問題になりました。
しかし最近その勢いが弱まり
一面に黄色い花が咲くような大群落もあまり見られず
やや小さめの株たちが遠慮がちに咲いているのをよく目にします。

雨の日に出会ったこの花を撮りながら
昔はにくにくしく思っていたのですが
親しみをもってシャッタを押している自分に気づきました。

16:42 2020/10/10 更新

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深い森で獲物を待つ蜘蛛
9月28日高尾山にて撮影



ツルリンドウの花
高尾山にて


10月に入ると、ふと見上げるキンモクセイは満開。
季節の移ろいを突きつけられるようで
もうすぐ冬になっちゃうのかなぁという気分。

以前、雪国で過ごした頃を思い出すと
この時期は雪かきのスコップにろうを塗ったり
薪や灯油など冬の燃料の手配をしたりなど
冬に備えての仕事モードでせっせと作業をしましたが
雪のほとんど降らない東京にいてもそんな気分になってしまいます。
そういうわけで暖房器具の点検とか
冬の衣類への入れ替えとか、ついこないだまで猛暑が続いていたのに
冬がすぐにでも来るような気分。

この春ウイルス騒動が始まり、
あれよあれよという間にこんな季節になり
歳のせいか一年って早いよなぁ・・・

15:13 2020/10/04 更新

今日、フィールド日記あります。

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ススキに似た穂をたなびかせるオオヒゲナガカリヤスモドキ
9月22日に新潟県南魚沼市にて撮影


盛大に咲くシラネセンキュウ
9月22日に新潟県津南町にて撮影



枝先に花のようにつくドロノキの実
9月23日に長野県栄村にて撮影



雪のように地表を覆うドロノキの実
栄村にて撮影



ミヤマイラクサの雌花
栄村にて撮影



木漏れ日に咲くダイモンジソウ
栄村にて撮影


今年に入って初めて新潟県、長野県に足を踏み入れました。
東京を出たのは数ヶ月ぶりですよ。

山はもうすっかり秋。
なんか、浦島太郎の心境・・・

しかし、
フィールドはいいなぁ。
初秋の写真を楽しんでください。

20:05 2020/09/27 更新

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今週出会った花。

高尾山では


ツルギキョウの花
高尾山にて9月16日撮影


ツルギキョウの花アップ

このツルギキョウという植物、
図鑑には‘山地にまれに生える’と書かれていますが
ボクもフィールドで出会うことはあまりありません。

しかしよく散策する高尾山では何株か自生している場所を知っていて
通りかかるたびに「葉が出始めたな」とか
「蕾ができてきた花はしばらく先だな」とか確認しているのですが
今回はバッチリ咲いていて(咲く頃だと思い出かけたわけだけど)写真が撮れました。
その山道でのことですが
すれ違う人に「ツルギキョウ咲いてました?」と声をかけられビックリ!
他にも女性のグループの聞こえてきた会話で「ツルギキョウ・・・」と言っていたり、
高尾山に来る人は植物好きが多いとは思っていたのですがビックリ!
この写真の株は多くの人が知っていてボクと同じように楽しみにしているわけだ!
それでも誰かに花をむしられたり実を摘まれたりということは今まで無かったわけで
最近の植物愛好家のマナーがよくなってきてるのを実感。
嬉しいことです。


キジョランの花
高尾山にて


キジョランの花アップ


ノササゲの花
高尾山にて

      ・ ・ ・

ウチの近所では


ヒヨドリジョウゴの花
西東京市東町にて9月18日撮影


ミズヒマワリの花
白子川(練馬区東大泉)にて9月19日撮影

東京でも暑さは去り、セミたちは鳴かなくなり
秋の虫たちカネタタキやコオロギなどにバトンタッチ。

こうなるとまだちょっと気が早いけど
「冬に備えて準備をしなくちゃ」なんてストーブを出してみたり・・・
今シーズンは新型コロナ騒動で振り回されたけど
それだけで今年は終ってしまいそう。

22:03 2020/09/20 更新

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タケニグサ・すでに実
9月12日に東京都西東京市にて撮影


キツネノマゴ・花盛り
9月11日に東京都渋谷区の代々木公園にて撮影

先日このページに近所の散歩コースの雑木林で
何本ものクヌギが枯れているということを書きました。

その原因はカシノナガキクイムシという虫なのですが
偶然ですが自然をテーマにしている何人かの方のブログを見ていても
カシノナガキクイムシのせいで最近枯れる木が多いと書かれていました。

ネットのニュースなどでもカシノナガキクイムシのせいで
京都の山がタイヘンだとか
群馬県みなかみ町の山林で大発生だとかよく目にします。

そういえば5年ほど前のことですが、
新潟県湯沢町で森林管理をされている方が
たくさんのミズナラがカシノナガキクイムシにやられ
枯れているという話をされていたことを思い出ました。
在来の昆虫のようですが
この虫の影響は各地で問題になり広がり続けているようです。

最近、植物も昆虫も分布域が
北の方へ広がっているのではないかとの話題を耳にしますが
海の生き物でも、北海道では今まで捕れなかったブリが大漁だとか
サンマがちっとも捕れないとかのニュースもありましたよね。

ボク自身としても、散歩で小さな変化に気づいたら
時系列で観察を続ける必要あるなと思う今日このごろです。

16:07 2020/09/13 更新

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ミンミンゼミ去りゆく夏を惜しむ
西東京市の雑木林にて

去っていく夏を惜しむように鳴く蝉たち


ウンモンスズメ
西東京市の雑木林にて

夏の間ほとんど出かけもせず籠もるようにウチで過ごしていると
近所の散歩で出くわす野鳥や昆虫などの生き物に目が向きます。
9月となり賑やかに鳴いていた蝉たちの声もなんとなく寂しそう。

上の写真はウンモンスズメという蛾でスズメガ科、
発生時期は5-8月頃ですが
9月初旬ともなると夏を惜しみ静かにたたずんでいるように見えました。

ウチで過ごしているときもポケットにルーペを入れていて
出くわす虫や蜘蛛の仲間の行動をルーペで見ていると
その動きや造形の美しさに感心させられっぱなし。
ヒトスジシマカ?のボウフラも容器に入れて飼ってみました。
水面近くにいる丸っこいのはオニボウフラと呼ばれる
成虫になる前の段階のようです。


ボウフラ泳ぐ
自宅にて8月30日撮影

15:30 2020/09/06 更新

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葉が赤茶けた大木の枝
8月24日に東京都西東京市にて撮影


葉が赤茶けた大木の枝
8月24日に東京都西東京市にて撮影

ウチの近所の散歩コースのひとつ、よく足を向ける雑木林でのこと。
木々は夏の緑に覆われているはずが
見上げるとチラホラと赤茶けた枝先が見えます。


まわりに木くずのついた穴

それはクヌギの木で幹には木くずのついた小さな穴が沢山空いています。


根もとの木くず

そして根もとには積もるように木くずが落ちていて
周辺の木々を見回すと多くの木々の根もとは木くずが落ちていて
そのほとんどがクヌギの大木です。

ネットで調べると、その犯人は‘カシノナガキクイムシ’という昆虫で
各地で大問題になっているとのこと。
雑木林ではクヌギやコナラの大木が被害に合うようで
武蔵野の雑木林は昔から萌芽更新で木々の世代交代がすすめられていましたが
最近はそうしたことも廃れ木々はみな大木の老木なので
カシノナガキクイムシにみんなやられるかも!?
個人として出来ることは・・・
今後の展開を見続けることぐらいしかできないのかな?

      ・ ・ ・


カノツメソウの花
高尾山にて8月26日撮影

高尾山散策のおり
薄暗い森の片隅で涼しげに咲くカノツメソウに出会いました。
まわりをアブがゆっくりホバリングしていて
こちらも急ぐ旅でもなし、ザックを置いて休憩をとることにしました。

15:09 2020/08/30 更新

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病葉・フサザクラ
8月21日高尾山にて撮影

二十四節気では‘立秋’も過ぎ‘処暑’とのこと
里は猛暑のこの日、高尾山の山道を歩いていてもそこかしこに秋の気配。
9月に入ってからも暑い日が続くことは長期予報でも断言していますが
山では秋の気配がそこかしこに感じられ、これから来る寒い冬を連想し
東京に住んでいるとほとんど関係ないのに
雪の備えも考えなくちゃなどと雪国で過ごした頃を思い出します。


枯れ木に咲く蜘蛛の巣
高尾山にて


ヤマホトトギス花盛り
高尾山にて

人間界のウイルス騒動とは関係なく
自然はきちっと、どんどんと進んでいきますなぁ・・・

15:43 2020/08/23 更新

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タマアジサイの花
8月11日に奥多摩山中にて撮影


ミヤマツチトリモチの花
8月11日に奥多摩山中(東京都檜原村)にて撮影

旅は訪ねた先で自然とのふれあい
人々とのふれあいが何よりの楽しみですが
今、世界中が COVID-19ウイルスの驚異にさらされている中で
人々とのふれあいはこれが収まるまで我慢なわけで
他者に影響を与えずにどう自然に触れられるか・・・

花とのふれあいを求め奥多摩へお弁当を持って早朝車で出発。
ほとんど人と出会わないような不人気登山コースを散策。
下山後、どこにもよらずお土産も買わずさっさと帰宅。
人との接点は無かったものの
多くの花たちが微笑んで迎えてくれたような気がして
久々に楽しい日帰り山行となりました。

15:31 2020/08/16 更新

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花の咲くオクラ畑
埼玉県所沢市本郷にて8月6日撮影


8月に入ると同時に梅雨が開けたとたん連日の猛暑。
日照不足で高値が続く野菜ですが
ようやくの陽光に幸せいっぱいのオクラたち。
見ているこちらまでその幸せをおすそ分けしてもらっているよう。
そんななかにも秋の気配が感じられます。


ウシタキソウの花
東京都檜原村にて8月4日撮影

奥多摩の山裾では秋はすぐそこに来ているよう。
新型コロナウイルスで早春から蟄居、待機しているうちに
秋が来て冬が訪れ今年は終わってしまうのかなぁ・・・

18:17 2020/08/09 更新

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夏の青空・サトイモ畑
東京都武蔵野市にて8月1日撮影

8月となって、ようやく梅雨が開けたぁ!

大雨の被害が熊本県をはじめ日本各地に及び、
一向に終息の気配が見えないウイルスの驚異に怯え・・・
そんななか、見上げると青空が広がり夏を実感。


センニンソウの花
東京都武蔵野市にて8月1日撮影


オオキツネノカミソリの花
東京都練馬区東大泉にて8月2日撮影(植栽)

周りに目をやると夏の花が咲き競っていて
人間の想定を超える豪雨や長雨でも
自然界はそうした状況はおりこみ済みと言うように
予定のスケジュールをこなしているようです。

ボクもあたふたしないで
今やるべきことを考えながらやってこう!
と、思う今日このごろです。

21:20 2020/08/02 更新

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クサギの花・雨の日
東京都西東京市にて7月25日撮影


ヤブマオの花・雨の日
東京都西東京市にて7月25日撮影


ニイニイゼミ鳴く・雨の日
東京都西東京市にて7月25日撮影

雨の日の散歩では目にする生き物たちが気になります
いつも見かけるメンバーが見当たらないと
どうしているのかちょっと心配。

川沿いの散歩道ではいつもよりもたくさんのカルガモ達が
のんびりと過ごしていて幸せそうですが
よく見かけるカワセミには出会えません。
大雨のため川の水は濁り水量も多くて小魚の姿はありません。
カワセミたち、水辺で待機しても小魚は見つけられないかも!?
こんな雨が一週間も続いたら飢えてしまうのではないかと
ちょっと心配。

雑木林では生まれて間もないニイニイゼミが幹を這い上がり
樹上では雨の中でも元気に鳴いています。

この梅雨、もううんざり。
早く開けくれないかなぁ、早く夏が来ないかなぁ。

17:32 2020/07/26 更新

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シオデの雄株に咲く雄花
東京都西東京市にて7月14日撮影

14日は朝から雨が降り続くような
湿度が高く蒸し暑い日なので午後ようやく雨が一段落。
こういう日は変形菌が元気だろうなと近所の雑木林へと。

なぜか林のあちこちを探したものの変形菌には出会えません。
その代わりでしょうか
シオデの雄株のつるに雄花がたくさん咲いてます。
しかし、近くの雌株ではまだ蕾ばかりで花は見られず
日を改めて行くことに。

翌日その雑木林に訪ねたところ
変形菌は一種類だけムラサキホコリの仲間の若い子実体とは出会えましたが
シオデの雌花はまだ。


東京都西東京市にて7月15日撮影

翌々日再度訪問。
ムラサキホコリの仲間は完成していて
シオデの雌花も咲いてくれてました。


東京都西東京市にて7月16日撮影


シオデの雌株に咲く雌花
東京都西東京市にて7月16日撮影

新型コロナウイルスが再攻撃をはじめたようで
計画していた取材旅行もとりやめ
地元でこういう生活を続けていますよ。

17:10 2020/07/19 更新

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ツノホコリの子実体
東京都西東京市にて7月10日撮影

いかにも梅雨という蒸し暑く
雨が降ったりやんだりの日が続きますが
こういう天候は変形菌は好きなはず
見つけられるんじゃないかと近くの雑木林を散策すると
写真のツノホコリをはじめ
ムラサキホコリやコムラサキホコリなどと出会えました。


クマタケランの花
東京都練馬区東大泉にて7月10日撮影

近所の散策では東京ではあまり見かけないクマタケランの花が
住宅の玄関わきに植えられていてちょうど花盛り。
前に出会ったのは沖縄の西表島でだったかなぁ。


ツタの花
東京都西東京市にて7月9日撮影

ツタは先週このページで花びらが落ちた写真を載せましたが
何時頃咲くのかと何度かその場所に通い
午後2時半ごろに行ったらバッチリ咲いています。
他の日に午後1時過ぎに見たときには咲いてなかったので
咲き出すのは2時過ぎかな?

夏に咲く花は種によって決まった時間に咲くものが多いですね。

      ・ ・ ・


子どもたちと遊ぶ鯉
白子川(東京都練馬区東大泉)にて7月10日撮影

水辺に降りること禁止となっている小川ですが
子どもたちが探検しています。

川沿いの歩道を歩いている大人たちは
深みなど危ないところがない川なので
ほほえみながら通り過ぎて行きます。

鯉もそうした子どもたちに付き合ってあげているようでした。

22:38 2020/07/12 更新

今日、フィールド日記あります。

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ムラサキシキブ(シソ科)蕾
東京都西東京市にて7月3日撮影



ムラサキシキブ花
7月3日撮影



タケニグサ(ケシ科)蕾
東京都西東京市にて7月3日撮影



タケニグサ朝の花
7月5日撮影



ヤブカラシ(ブドウ科)の蕾と雄しべと花弁のない花
東京都西東京市にて7月3日撮影



ヤブカラシ花
7月5日撮影



ノブドウ(ブドウ科)の蕾
東京都西東京市にて7月5日撮影



ノブドウ花
7月5日撮影



ツタ(ブドウ科)雄しべと花弁のない花と蕾


散歩道でのこと梅雨さなかのこの時期
見かけた花とその蕾を撮りすすめようと見ていくと
午後の散歩ではムラサキシキブなどの花は
花も蕾も問題なく撮影終了。
しかしタケニグサの午後の花は雄しべもうなだれ
いかにも咲き終わりの疲れた花。
朝の散歩で見かける花はしっかり咲いています。

ブドウ科の午後の花はどれも花弁も雄しべも落ちてしまっています。
同じコースを朝歩いてみるとヤブカラシは綺麗に咲いていました。
しかしノブドウの花は
ようやく昼ごろに咲きだし雄しべや花弁を見られましたが
ツタの花はいつ咲くことやら
花と出会えるまで時間を変えて訪ねてみないことには・・・
ちゃんとした花が撮れたら報告しますね。

15:04 2020/07/05 更新

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