フィールド日記
クゲヌマラン
ラン科
Cephalanthera longifolia
2018年8月4日
東京都練馬区にて更新
神奈川県の鵠沼付近で発見されたことからこの名がある。
実は花茎に沿って上向きにつく。
花はギンランに似ているが距はごく短く凸出しない。
今までクゲヌマランは素性が定まらず
図鑑によっていろいろ違う学名がついていたりしたが
Y-listによると学名はCephalanthera longifoliaとあり
これに確定したようだ。
この種はアイルランド、モロッコ、中国、ヨーロッパ、アジア、北アフリカ
に広く分布していて日本でもエゾノハクランランともよばれ
北海道にも生えているようで
一昨年、礼文島船泊村で撮影して未確定だったボクが見たこの花も
クゲヌマランだということが確かめられた。
クゲヌマラン_2016年6月11日礼文島にて撮影
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