フィールド日記
キッコウハグマ
キク科
Ainsliaea apiculata
2020年2月15日
東京都練馬区にて更新
キッコウハグマは開放花(花びらが開く普通の花)と
閉鎖花(花は咲かず自家受粉して実をつける)があることが知られているが
開放花は結実率が低くあまり実がを見たことがなかった。
写真の株は花の時期から観察を続けていたもので
付近の開放花が咲いていた数株は
実が出来ているもののみな‘しいな’だったが
この株はしっかりとした実が出来ていた。
閉鎖花から出来た実は自家受粉で親と遺伝的に同じものなので
他家受粉で出来たこの実は貴重なものだと思う。
2月14日高尾山にて撮影
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