フィールド日記

カヤラン
ラン科
Sarcochilus japonicus
2017年3月31日
東京都 渋谷区にて更新


裂開した果実




繊維状の物に絡まる種子


種子

種子は線形状紡錘形で淡褐色。
長さは0.3mmほどとごく小さい。
果実の中の淡黄色の繊維のような物に絡まっていて
風で徐々に飛散するのだろう。

2月26日に埼玉県秩父市の杉林で
落ちた枝に着生している実のついたカヤランを持ち帰り
庭木に縛り観察を続けていたのだが
裂開して種子が見られる状態になったものを撮影。

スギやカヤ、サクラ、ウメなどの樹幹や枝に着生するもので
見かけることの少ないランだが
このところなぜかよく出会う。

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